舞台「ビックリマン~ザ☆ステージ~」で天使と悪魔に変身のK(H5)、ヨンミン(元BOYFRIEND)、インジュン
舞台「ビックリマン~ザ☆ステージ~」で天使と悪魔に変身のK(H5)、ヨンミン(元BOYFRIEND)、インジュン
12月24日(火)~29日(日)品川・六行会ホールにて上演される話題の舞台「ビックリマン~ザ☆ステージ~」。本作は、子供から大人まで幅広い世代に親しまれているビックリマンの初の舞台化で、オリジナルストーリーで展開される冒険ファンタジー。子供の頃、ビックリマンに夢中になっていた父親が、自分の息子にもぜひ興味を持ってもらいたいとビックリマンミュージアムに連れて行くことがきっかけで、一家が大きな事件へと巻き込まれていく…、という物語だ。
総勢約40人(Wキャストも含め)という大所帯のキャストが歌やダンス、迫力満点のアクションなどで、ビックリマンのリアルな世界観をダイナミックに再現していく、エンターテインメント性の高い作品になると期待される。そんな豪華キャストの中から、ヨンミン(元BOYFRIEND)、インジュン、K(H5)に作品の見どころや稽古での様子、意気込みなどを聞いた。

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Q.まず、Kさんとは初めてお会いしますね。

K:ハイ、初めまして。「H5」というダンスボーカルグループで活動しているメンバー、Kです。よろしくお願いします。


Q.せっかくなので、お二人もごあいさつをお願いします。

ヨンミン:「ビックリマン~ザ☆ステージ~」で、聖フェニックス役として一生懸命練習しているヨンミンです。よろしくお願いします。
インジュン:2011年に「大国男児」というグループでデビューして、クリーミー系アイドルと呼ばれていましたが、今はソロ活動を3年間やり続けているインジュンと申します。よろしくお願い致します。


Q.では、役の紹介をしていただきたいんですが、ヨンミンさんは天聖界の聖フェニックス役。

ヨンミン:聖フェニックスはスーパーゼウスの1個下のポジションで、天使たちを導きながら、仲間を大事にするキャラクターです。それで、ちょっとカッコいい、イケメンっていう(笑)。僕が聖フェニックスを演じるには、まだちょっと足りないです。
インジュン:いや、足りなくないよ!
ヨンミン:もっとカッコよくなりたいですね。


Q.そして、インジュンさんとKさんはWキャストで、天魔界のダークマター役。

インジュン:ダークマターは悪役のトップで、どう演じるかによって、お客さんに伝わるイメージが違うと思うんですけど、とにかく僕は悪の中でトップってことを生かそうと役作りをしています。


Q.インジュンさんに悪の要素ってあるんですか?

インジュン:悪しかないです(笑)。
K:ハハハ。それは確かに。
インジュン:違います。悪っていうか、いい意味でも負けず嫌いなので。あと、完璧主義なんで、ちょっと周りの人が大変かもしれません。自分が足りないなって思ったら、シーンがかぶる人に残ってもらって、一緒に練習をしたり。悪じゃないけど、ちょっと迷惑をかけるところがあるかもしれません。
K:ハイ、迷惑です(笑)。
インジュン:ダブルキャストなのに迷惑!? 何の迷惑もかけてないわ!
K:ハハハ。冗談です。いい悪って、そういうものがあるじゃないですか。インジュンさんはそうだと思います。僕が考えているダークマターって役は、インジュンさんが言った通り、悪魔のトップなんですけど、同じ悪魔たちには優しいっていうか、あんまり冷たくない悪のトップなんですけど、天使たちにはめっちゃ冷たいダークマターを表現したいなと思っています。


Q.演じる上で心掛けていること、役作りで工夫していることなどがあれば教えてください。

インジュン:実際に存在する人物ではないじゃないですか。シールの中のキャラクターをどう表現すれば、お客さんが分かるかなって、すごい悩みました。でも、だからこそ、一番分かりやすく演じるのがいいんじゃないかなと思って。例えば、悪者だから、声を怖く出したり、大きく出したり、分かりやすく行動したり。あんまり深く考えて、自分の中の悪は何だろうってことまで考えちゃうと、お客さんが見たとき、何が表現したかったんだろうってなるかもしれないから、分かりやすく、誰が見ても、悪のトップだなってことを分かるように演じようと思っています。
K:(深く頷き)すごい、いい答えですよね。僕も同じです。見ているお客さんが、分かりやすいっていうのが一番だと思います。ダークマターってキャラクターはビックリマンの世界の中で、あんまり人気がないんですよ。
インジュン:あんまり出てないんです。
K:だから、知らない方のほうが多いと思いますけど、今回インジュンさんと僕が一生懸命頑張って、ダークマターってこういうキャラなんだっていうのを見せたいなと思います。
ヨンミン:僕は天使たちを導く役だから、聖フェニックスの責任感を見せたいなと思っています。
インジュン:うん、いい答えだね。
ヨンミン:今、稽古をしながら、いろいろ悩んでいる最中です。


Q.3人にとって、「ビックリマン」という素材はあまり馴染みがなかったと思いますが。

インジュン:そうですね。だから、自分たちも子供の頃にシールを集めたりしていたので、そういう気持ちは分かりますけど、詳しくはなかったから、アニメを見たり、周りの役者さんたち、スタッフの皆さんに聞いてみたり。そしたら、作品をやりながら分かったんですけど、聖フェニックスがシールの中で、一番人気だったんですよ。だから、ヨンミンが役とピッタリだなぁと思って。イメージとかを考えてキャスティングしたのかなと思って。なんで、俺は悪役なんだ?って思ったり(笑)。
ヨンミン:ハハハハハ。
インジュン:ダークマターって、実際人気もないらしいんですよ。アニメを見たら分かるけど、顔もないからね。武器もない、顔もない。だから、そういうキャラクターを僕たちがどう演じるのか、その世代を生きてきた人たちに、どういう物語を見せるのかってことを悩んでいるし、日々勉強にもなっている感じです。


Q.「ビックリマン」のどんな部分に魅力を感じていますか?

ヨンミン:ビックリマンを勉強するために、漫画も見たし、シールも探しました。本当にいろんなキャラがあって、それがビックリマンの魅力かなと思いました。
K:僕も出演が決まってから、いろいろ探して、アニメも見たりしたんですけど、いろんな深い意味があるし、それぞれのキャラクターも強いし、そこがすごい魅力的で、バーっと心にきたんです。最近はビックリマンチョコにすごいハマっています(笑)。めっちゃおいしいですよ!


Q.自分の役とは別に、この役いいな~と惹かれたキャラクターはありましたか?

インジュン:あります。僕、ヤマト王子をやってみたいです。
K:いいね~。
インジュン:僕の中では、ヤマト王子がこの作品の中心じゃないかなと。この作品は、人間の家族の物語でもあるんですけど、家族の物語の中で主役が一人、キャラクターの中で主役が一人いて、僕的にはヤマト王子がビックリマンキャラクターの中での主役だと思っているんで、ちょっとやってみたいなと思ったんです。でも、結局僕はダークマターですけど(笑)。
K:僕もヤマト王子です。最初は半人前みたいな、いろんなものが足りないんですけど、それがどんどん成長していくんで、すごいカッコいいです。
ヨンミン:僕はダークマターとか、スーパーデビルとか。悪を演じたことがないから。
インジュン:(ヨンミンは)ずっと前から言っているんですよ。
ヨンミン:悪の芝居もやりたいんで、気になっています。
インジュン:たしかに、ヨンミンが演じる悪役も見てみたい。
K:僕はヨンミンさんのスーパーデビルが見たい。
インジュン:ダークマターの右腕の役ね。
K:可愛い悪魔。
インジュン:僕も見てみたいかも。(ヨンミンは)まだ、日本での作品経験がそこまで多くないんだけど、その中でも、いい役、優しい役、可愛い役しかやってないから、悪役も見てみたいね。
ヨンミン:いつか、やってみたいです!


Q.劇中のおすすめシーンがあれば教えてください。

インジュン:今回、特に殺陣が多いので、やっぱりそこは見てほしいんですよ。みんなそれぞれの武器も違うし、キャラクターによって、武器の振り方も違うし。だから、殺陣のシーンに注目してほしいなって。戦いのシーンとかけっこう面白いです!


Q.さっき、インジュンさんがダークマターは武器がないと言っていましたが。

インジュン:本当はないんだけど、殺陣があるので、最初のシーンは武器を持っていなくて、次の出番のときは武器を持って出て来ます。でも、ちょうどきょう、その武器が稽古中に壊れてしまったんですよ(笑)。だから、新しい武器になると思うんだけど…。実際は武器がないキャラクターです。それを分かった上で、見ていただけたらうれしいなと。ダークマターの殺陣は、今回の舞台でしか見られないと思うので。
ヨンミン:僕は芝居も重要だし、殺陣も重要ですけど、ミュージカルみたいに歌もあるので、歌がおすすめです。本当にカッコいいです!
インジュン:曲数は多くないけど、いい曲ばかりです。
ヨンミン:僕が歌う曲もあるし、悪の曲もあるし、激しいダンスもあって本当にカッコいいです。見どころがたくさんあります。
K:僕はヤマト王子の成長していく姿がおすすめシーンです。


Q.さっきからずっと、小林正典さん演じるヤマト王子押しですね(笑)。

K:個人的に僕は直接芝居をしないときは、お客さんの気持ちで見ているんですけど、ヤマト王子の成長していく姿を見て、親になった気分になりました(笑)。


Q.インジュンさんとヨンミンさんは舞台「ルパンvs ホームズ -世紀の戦い-」に続いての共演となりますが、お互いに成長や変化などを感じた部分はありますか?

インジュン:僕は、ヨンミンの日本語力がすごい上がったのにビックリしました。セリフを覚えるのも早くなってきたし、言葉を理解できるようになってから、お芝居のスタイルも変わってきたなと思うし。自分の表現したい気持ちを日本語でちゃんと表現できているなって。だいぶ変わった、っていうか成長したんじゃないかなと思って、すごい誇らしいです。自分がやるべきことは何なのかを分かった上で、それを頑張って、成長した姿が僕にも見えているから、同じ会社の先輩として、羨ましいし、うれしいし、もっと頑張ってほしいなって。
ヨンミン:(照れくさそうに頭を下げて)ありがとうございます。インジュンさんは、ホームズとダークマターって全然違うから、どうやって変化するのかなって期待していたんですけど、やっぱり、本当にカッコいい役者だなと思って。そのキャラクターの魅力をしっかり引き出せる人だなと思いました。
インジュン:今回はやりやすいんですよ。素の自分、そのまんまでいけばいいから(笑)。


Q.今回、出演者が約40人という大所帯だそうですが、稽古場での自分の役割というと?

インジュン:とりあえず、先輩の方々もいるし、ほとんどが後輩なんですけど、毎回作品をやるたびに、僕は自分が引っ張っていくのが好きなんで、経験者として、ちょっと前に出て、引っ張っていると思っています。で、ちゃんとみんなもついて来てくれているし、質問もしてくるし。やっぱり韓国人で、あんだけの人数を引っ張るのは、先に自分の実力というか、やってきたことを見せておかないと、「あの韓国人、何?」ってなるから、それは嫌なので、まず自分が見せられることを見せて、みんなに認めてもらえた上で、引っ張っていると思っているんだけど、すごいありがたいことに、みんながついて来てくれているし、どんどん成長しているんで、その姿を見るたびにうれしいです。キャストの皆さんに、一緒に作品に出てよかったと思ってもらえるように、残りの時間、本番も成功させたいって気持ちでやっております。


Q.インジュンさんはすごい責任感、使命感ですね。

K:インジュンさんはそういうところ、ありますね。
インジュン:だって、お客さんからしたら、幕が開いた瞬間から、その役者が初めてだろうが、経験者だろうが、同じなんですよ。チケット代の分、楽しい思い出を作ってあげないと、何の意味もないので。初めての人に最初から上手くやれというのはムリかもしれないけれど、経験者が引っ張っていくことってできるじゃないですか。そうやって作り上げたものをお客さんが見て、楽しい思い出ができたとしたら、それは僕たちにとって、最高のやりがいを感じるチャンスでもあるんじゃないかなと。特に、僕は軍隊に行く前の短い時間の中、ファンの皆さんと楽しい思い出を作りたいです。


Q.ヨンミンさんとKさんは稽古場での立ち位置というと?

ヨンミン:インジュンさんが引っ張ってくれているんで、僕も一緒に引っ張っていく感じですね。
インジュン:ヨンミンは性格がだいぶ変わったと思います。本当は人を引っ張っていくぐらいの強気な性格じゃないんですよ。でも、今回は初めての人もいるし、自分と絡む人が、初心者が多いんですよ。だから、自分から「もう1回やりましょう」とか、「空き時間に合わせてみましょう」とか言っていて、そういうのも変わったところの一つで、僕と一緒に引っ張っていますね。
ヨンミン:それはインジュンさんを見て、学んだことです。
インジュン:だから、僕がいなくても、僕の役割をヨンミンにやってほしいんですよ。分かりやすく言うと、バトンタッチをしたいんです。ま、彼ならできると思います。真面目だし。応援しています。
ヨンミン:ありがとうございます。
K:僕は今回、スケジュールの関係で、あんまり稽古に参加できていないんです。だから、行ったときは一生懸命やって、ほかの出演者も僕を見て、頑張ろうと思えるように、死ぬほど頑張っています。
インジュン:(Kは)自分が参加できなかった分、ちゃんと来てやるんですよ。そういうところ、すごいなと思います。ほかの役者に迷惑をかけないようにしなきゃって意識があって。
K:2人にいつも悪いなと思っています。
ヨンミン:いやいやいや。
インジュン:大丈夫だよ。


Q.今回韓国人キャストが3人で、ここまでの話でも、お互いに信頼している感じが伝わってきますが、3人の関係性というと?

K:仕事の関係ですね(笑)。
ヨンミン:仕事が終わったら、連絡もしないです。
インジュン:終わったら、もうバイバイ。


Q.という冗談も言い合えるぐらい仲が良いと(笑)。

インジュン:僕とヨンミンは元々知り合いだったんですけど、一緒に作品とかイベントに出ることが多くなって、まるでメンバーのように愛情も深いし、プライベートでもよくご飯を食べに行ったりしています。お互い料理もしてあげたり。Kさんとも、この前舞台「僕の兄貴はテディ・ベア」で初めて共演したんですけど、僕わりと真面目な方が好きなんで、今回も一緒に出演できて、うれしいです。Kさんなら、上手くやってくれるんじゃないかなって予感がしていたんで。ちょいちょい連絡もしていて、僕が韓国に帰っているときも電話したりするし、仲いいです。この2人(ヨンミンとK)は初めてなんだけど、僕にとっては2人ともすごいいい人で、この作品で、またさらに仲良くなっています。
ヨンミン:Kさん、本当に面白いです!ただ何気なく言うことも面白いし。稽古のときも、3人でよく話をしています。
インジュン:すぐ人の悪口を言うんですよ。
ヨンミン:インジュンさんとKさん、2人で悪口を言うんで、僕が「それはちょっとダメですよ」って(笑)。
インジュン:いや、僕は言ってないから。
K:僕、悪口ってものを知らないです。
一同:(大爆笑)
インジュン:ま、韓国人だからつながっているところもあるんで、すごい頼りになるし、ストレス発散にもなるし、本当に楽しいですね。
K:僕は、「僕の兄貴はテディ・ベア」でインジュンさんの芝居を見て、お客さん目線でファンになったんですよ。すごいいい芝居をしていて。だから、インジュンさんの方が年下ですけど、芝居の先輩っていうか。インジュンさんの芝居を見て、いろんなところを勉強しています。


Q.稽古場でのエピソードなどはありますか?

ヨンミン:(思い出したように)あっ、稽古を始める前、テープを貼っていたとき!
インジュン:あ~、僕が稽古場で、実際の舞台と同じサイズに、テープを貼っていたんですよ。
ヨンミン:それで、Kさんが来たとき、あいさつができなかったんです。
インジュン:テープを貼っていたからね。そしたら、(Kが)すねたらしいんです。“すねる前に手伝ってよ!”って思いましたけど(笑)。
ヨンミン:僕、そのときのKさんの表情を見ました。
K:ヨンミンさんはすぐにあいさつに来てくれたんですけど、インジュンさんは来なかったんで、まだ来ていないのかなと思ったら、どこかで見たことのある後ろ姿で。なんでこいつ、俺にあいさつしないんだろうって(笑)。
インジュン:正直、テープ貼りは僕がやらなくていいんですよ。でも、それも全部やりたいし、先輩、後輩関係なく、みんなでやろうぜ、みたいな雰囲気なんで、稽古場でテープを貼っていたんですけど、それであいさつができなかっただけなのに、すねるっておかしくないですか?
K:ハハハ。半分冗談ですよ。インジュンさんには、すごい感謝していますから。僕は舞台出演が2回目で、今回の稽古にあんまり参加できていないんで、インジュンさんが稽古でやったダークマターのシーンを映像に撮って、送ってくれるんです。
インジュン:それは、Kさんが動画を送ったら、ちゃんと勉強して、やってくる人だっていうのが分かっているから。
K:その動画を見たとき、感動しました。なんで、こんなに優しいんだろうって。ヨンミンさんも今回初めて会うんで、インジュンさんに、ヨンミンさんのことをいろいろ聞いていたんですけど、初めて会ったとき、印象がめっちゃ良かったんです。
インジュン:礼儀正しいよね。
K:最初は年齢も知らなかったんですけど、先にあいさつをしに来てくれて、すごいいい人だなって。今1か月ぐらい経ちましたけど、もう1年以上付き合っている感じがするぐらい、仲が良くなって。可愛いですよね。
インジュン:うん、可愛い。
ヨンミン:ありがとうございます。皆さんにいつも感謝しています。


Q.作品にちなんで、子供の頃、夢中になっていたことがあれば教えてください。

インジュン:今でもめっちゃ好きだけど、野球です。5、6歳のときから好きだったんで。うちの家族、全員野球が好きなんですよ。よく球場に連れて行ってもらいました。今も大好きで、シーズン中はハイライトも見ていますね。
ヨンミン:僕はゲームボーイです。お父さんが買ってくれて、ずっと遊んでいました。本当に楽しかったです。
K:僕は江原道(カンウォンド)で生まれ育ったんですけど、江原道って海と山しかないんで、子供のときは山に行って、木に登ったり、ちょっと暑くなったら、海に行って、魚を手でとったり。自然の中で遊ぶのが大好きでした。


Q.最近、ビックリしたことはありますか?

インジュン:もうそろそろ、軍隊に行かなくちゃいけなくなったなっていうこと。最近、本当に実感します。2019年になったときは、まだ1年あるんだって思っていたけど、いつの間にかあっという間に時間が過ぎて、今年ももう、あと1か月も残ってないじゃないですか。軍隊に行く時期が来たのかなと思って、それにビックリしています。
K:僕は、ダークマター役でかつらをかぶるんですけど、かつらをかぶって鏡を見た瞬間、ちょっとビックリしました(笑)。
インジュン:ハハハ。僕もビックリした。


Q.でも、ダブルキャストだから、インジュンさんも同じですよね?

インジュン:僕の方がまだマシ。こっちは完全にビックリです。ファンの方は、Kさんが出てきた瞬間、笑うかも。おネエかと思ったもん(笑)。
K:めちゃめちゃビックリしました。
ヨンミン:僕はヤマト王子役の小林さんが本当に童顔で、それにビックリしました。


Q.童顔のことを言うなら、すぐ隣にもいるじゃないですか。

インジュン:俺も、童顔だよ!もう30だから。
ヨンミン:でも、小林さんはちょっと童顔すぎないですか?
インジュン:たしかに小林さん、童顔だよね。それで言うと、(天野真太郎役の)五十嵐(雅)さんも童顔だよ。
ヨンミン:そうそう。今回の作品、みんな童顔ですね~。


Q.では、最後に作品に臨む意気込みやファンへのメッセージをお願いします。

ヨンミン:本当に目が幸せになる舞台です。誰にでも子供のときの思い出があるんじゃないですか。それを思い出しながら、温かい心を感じてもらえたらいいなと思います。
K:12月の忙しい時期に、大事な時間を使って来てくれる皆さんの気持ちを感じながら、見に来て良かったと思ってもらえるぐらい一生懸命頑張って、皆さんと温かいクリスマスを過ごしたいと思います。
インジュン:まずビックリマンっていう誰もが知っているキャラクターを舞台化して、皆さんにお見せできることが役者としてうれしいし、クリスマスという特別な日を皆さんと一緒に過ごせるのがうれしいです。僕の場合、来年日本に来られないかもしれないんで、最後の最後まで、皆さんに会えるってことが一番うれしいです。いつも通り、全力で準備しているんですけど、今回は特に、もっと気持ちを込めて、“期待した通り、いつものインジュンだったな”って思ってもらえるように、全力でやっていきたいなと思います。よろしくお願いします!


 11月に行われた本作の制作発表会では、本作の企画プロデューサーも務める、映画コメンテーターの有村昆(スーパーゼウス役)が、ヨンミン、インジュン、Kの3人を高く評価し、「国を超えて、日本の舞台でも活躍する3人の演技をぜひ見てほしい」とエールを送っていたが、まさにヨンミンの天使、インジュンとKの悪魔がどのような活躍を繰り広げるのか、ぜひ劇場でチェックしてほしい。


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