Showcaseを開催したユナク(SUPERNOVA)プロデュースのグローバルアイドル育成プロジェクト「G-EGG」
Showcaseを開催したユナク(SUPERNOVA)プロデュースのグローバルアイドル育成プロジェクト「G-EGG」
「SUPERNOVA」リーダーのユナクとY-crewがプロデューサーとして指揮をとる、日本発!NEWプロジェクト グローバルアイドル発掘×リアル成長ストーリー「G-EGG(ジーエッグ)」がついに始動。11月23日(土)、LINE CUBE SHIBUYAにてShowcaseと会見が行われ、21人のG-EGG生がお披露目された。

ユナク(SUPERNOVA) の最新ニュースまとめ

 G-EGG生たちが、この後のShowcaseへの意気込みを語った会見が終わると、会場にはすでに推しメンを応援するプラカードを持ったファンがぎっしり。この日のShowcaseはユナクによるG-EGGの説明と、G-EGG生のソロパフォーマンスを各界のトップが審査する公開オーディションという、G-EGG幕開けの記念すべき瞬間となるため、約2000席の招待に対し、約1万件の応募があったというほど、すでに注目度はバツグンで、会場も熱気ムンムン。

 Showcaseは「すごい才能、実力がある人、そして、夢を持っている人たちの中で、レベルは違うかもしれないけれど、同じ夢を持って、皆さんの前で初めてパフォーマンスをするので、実力に差はあるかもしれないけれど、温かい目で応援してください」と親心を見せるユナクによるG-EGGの説明からスタートした。

 ユナクが3年にわたり、構想してきたという本プロジェクト。他のオーディション番組と違い、育成プロジェクトでもあり、G-EGG生が成長していく姿を楽しみにしてほしいと話すユナク。「ただ、残念なことに、21人が平等にデビューするのは難しいです。実力だけで評価するのではなく、アイドルとしていろんな人と合宿したり、生活しなきゃいけないから、性格も大事だと思っているし、ファンの皆さんへのマナーとか態度が悪かったら、僕は厳しくカットしようと思っています。だから、そこに関しては僕に“ひどいな~”って言わないでほしいです(笑)」と冗談も挟みつつ、「真面目に取り組まなかったり、すごい頑張ったけど、足りないというのは人間だから仕方がないけれど、足りないのに頑張ってもいないという人は脱落です」と脱落もあると明かした。

 また、ファンの投票や声も参考にしていきたいというユナク。「僕が見る目と皆さんが見る目線は絶対違うと思います。僕は男で、皆さんは女性なので。皆さんの意見を参考にして、育てていきたいなという気持ちがあるのでご協力お願いします」と呼び掛けた。

 この日のShowcaseでは、来場者に投票用紙が配られたが、「推しのメンバーがいるかもしれませんが、きょうだけはパフォーマンスを見て審査してほしいです。これで落ちることはないんで、厳しく評価してほしいです」と印象に残った4人の投票と、この21人だけではなく、オファーしてほしい推しがいれば、名前を記入してほしいとファンの積極的な参加を求めた。

 そして、G-EGG生の気になるデビュー時期は、来年4月か5月あたりの春を予定しているとのこと。現在、G-EGG生は21人。ユナクによって集められた16歳から30歳までの個性豊かなメンバーたちだが、ユナクは「僕が選んだ子たちの魅力は、お互い話し合ったり、教え合ったりしながら、時間が経てば経つほど、絶対いろんなシナジー効果があると思うので、そこを期待して、こういう感じで作ってみました」と自信を見せ、本気で世界を熱狂させるグローバルアイドルグループを作りたいと意気込んだ。

 この後、ユナクはShowcaseのMCを務める女優の夏菜を呼び込み、G-EGGのテーマ曲「LIFE GOES ON」のPVを初公開。「ど、ど、ど、どうでしたか?(笑)」とPVを見た感想が気になるユナクは、客席から大きな拍手が起こり、「カッコよかった~」という声が上がるとニッコリ。「僕もアーティストなので、アーティストの気持ちが一番分かっていると思います。やっぱりデビューする前も、アーティストとして迎えたいっていうか。それで、ちゃんとしたシステムでこの子たちを育てていきたいなって。この子たちに一つのプレゼントをあげたいなって気持ちでPVを作りました」とG-EGG生たちへの愛情を滲ませた。

 そして、幕が開き、G-EGG生たちが一斉に登場すると、会場からは大歓声が。G-EGG生のパク・ユンソルは「たくさんの方たちが待ってくださったので、こうしてまた舞台で、自分を見せられる機会ができて、僕も本当にうれしいです」と心境を明かし、リハーサルでのユナクに指導について、コゴンは「どうしたらカッコよく見えるのかを的確にキャッチし、アドバイスをたくさんしてくれました」とユナクに感謝した。

 さらに、アーティスト、演出家、音楽家など各ジャンルで、第一線で活躍している6人の審査員が紹介されると、ユナクは夏菜にマイクを渡し、審査員と共に、客席中央の審査員席へ移動。
いよいよ21人よるソロパフォーマンスがスタートした。パフォーマンスの順番はポジションごとにまとめられ、3人~4人が続けて披露する形式で進行。

 1部の最初のグループはダンスポジションの4人。ゴンミン、三浦史也、パク・ユンソル、武井冬威が登場し、それぞれが選曲した曲に合わせ、ダンスパフォーマンスを披露した。

 「自分で作ったパフォーマンスと振付をお見せできて、幸せです」と見事にトップバッターの大役を務めたゴンミン。審査員からは、動きにキレがあったが、曲の転換部分で、弾ける動きがあったらもっと良かったという評価。

 また、客席からの歓声が一際大きく、「皆さんの歓声でエネルギーをもらって、悔いのない舞台を見せられたと思います」と話したパク・ユンソルは、「MONSTA X」の「Shoot Out」などを選曲したが、審査員からは「典型的なアイドル顔で、キュートでまなざしがセクシーでもありますが、ハードな曲だったので、次は自分の雰囲気に合った曲でパフォーマンスをするといいのでは」とアドバイスを受けた。

 次のグループは、ラップポジションのヒド、石坂太一、西川拓毅。3人ともオリジナルラップを披露した。

 本番前、ユナクからたくさんダメ出しをされた3人だそうだが、本番ではそれを修正できたようで、ユナクもそれについては評価。また、石坂は「ギャップがヤバイ」と早くも審査員を魅了していた。

 続いて、ボーカルポジションの崎濱秀哉、ウス、コゴンが登場。それぞれ歌声をじっくり聴かせる曲を選曲したが、崎濱とウスは審査員から曲が合っていないという厳しい声も。

 「ONE OK ROCK」の「Wherever You Are」を歌ったコゴンは生まれながらのボーカリストだと認められながらも、歌い癖を指摘され、3人は審査員らがアドバイスする改善点にしっかり耳を傾け、次につなげる励みとし、ここで1部が終了した。

 2部に入ってからも、魅力的なメンバーが続々と登場。後半最初のグループはダンスポジションの3人。米丸日向、桝谷昂洸、高田晃宏といった日本人メンバーがエネルギッシュなダンスパフォーマンスで、会場の雰囲気を盛り上げた。

 審査員からも、桝谷は「動きがよく、振付もよかった」、高田は「個性的な振付があってとてもカッコよかった。観客と一体化してダイナミックに感じた」と評価も上々だった。

 次のグループは、歌とダンスの両方を準備した韓国人メンバー4人。パクハ、ウォンシク、テフン、ヨンウクと続いた。パクハは「LUCENTE」、ウォンシクとヨンウクは「Apeace」に所属し、テフンは元「CODE-V」メンバーで、4人ともステージ経験が豊富なため、客席を盛り上げながら、安定感のあるステージングを展開。
目の離せないパフォーマンスを披露しながら、各自の魅力を存分にアピールした。

 続いて、ボーカルポジションの長橋秀行と工藤翔平が登場。工藤はコゴンと同じ、「Wherever You Are」を歌い上げた。続くシヒョクは日本語と韓国語を混ぜたラップとセクシーなダンスを、最後を飾ったカン・ヒョンスは清水翔太の「君が好き」を歌った後、パワフルなダンスパフォーマンスも披露した。

 審査員からの評価で、良い部分、悪い部分を指摘された長橋と工藤に対し、「素晴らし声で、歌い出しもすごくよかった。最初の深い声、低音の辺りから空気を変えた感じがして、そこからまたさらにテンポアップして、違う声が出てきたのが面白いなと思ったので、まだまだ進化しそう」と高評価を受けたのがシヒョク。また、カン・ヒョンスも「素晴らしいね。自分の声の良さを自覚していて、それが歌声に滲み出ている感じがあったし、ダンスも素晴らしかった」と審査員から高評価ながら、「ただ、歌に関しはピッチが悪い。音程の甘さが弱点かな。だから、そこを乗り越えたら、素晴らしい逸材になると思います」と課題と期待を寄せられた。

 こうして21人のソロパフォーマンスが全て終了。全員がステージに勢揃いしたエンディングでは、改めてユナクが「これから僕たちは一緒に生活しながら、きょう悪い癖とかをちゃんと見させていただいたので、これからそれを直して、皆さんに完璧なパフォーマンスを見せることをここで約束します!これからよろしくお願いします!」と声を張り上げ、Showcaseを締めくくった。

 グローバルアイドルの卵たちは、スターへの第一歩を踏み出したばかり。今後、どのように成長を遂げていくのか、その模様は番組で要チェック!放送はMnet Japanにて2020年2月より、東海放送にて2020年春より放送開始が予定されている。



Copyrights(C)wowkorea.jp 0