チアリーダーのパク・キリャンとイタリア人タレントのアルベルトが、悪質なコメントについて本音を打ち明けた。(提供:news1)
チアリーダーのパク・キリャンとイタリア人タレントのアルベルトが、悪質なコメントについて本音を打ち明けた。(提供:news1)
チアリーダーのパク・キリャンとイタリア人タレントのアルベルトが、自分たちに向けられた悪質なコメントについて本音を打ち明けた。

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 11日に放送されたJTBCのバラエティ番組「アクプル(=悪質な書き込み)の夜」には、チアリーダーのパク・キリャンとタレントのアルベルトがゲストとして出演した。

 まずアルベルトが「努力もしないでラクに稼いでいる外国人」「キムチが好きなフリ」「通訳騒動」「イタリア人なのに顔が残念」などといった自身に対する悪質コメントを読み上げた。

 続いてパク・キリャンは「頭からっぽ。TVに出るな」「そろそろチアリーダーも潮時」「芸能人になりたくてチアリーダーになった」「骨と皮」「スポンサーなしでは生活できない人」などの書き込みを読み上げた。

 同番組に外国人として初めて出演したアルベルトは「私に対してもそうですが、他の外国人タレントに対しても悪口が多いようです」と語った。さらに、イタリアでも悪質なコメントは存在することを明かした。

 チアリーダーとして初めて出演したパク・キリャンは「私の一言が影響することもある。せっかく出演したんだし、全て打ち明けたい」と語った。

 アルベルトは「ロナウド不出場」騒動の当時、ユベントスのファンとして主催側の求めに応じ、ノーギャラでファンミーティングの司会と通訳を請け負ったと明かした。

 専門の通訳者ではなかったことで悪質な書き込みが増え始めたと説明。アルベルトは、外国人タレントに対する否定的な見方について「嫌う人の気持ちも理解する。今はまだ過渡期だと思う」と語った。

 キムチが好きなアルベルトだが、嫌いな料理があることも打ち明けた。アルベルトは「インスタントラーメンが嫌い。チャジャンラーメン(チャジャン麺風のインスタント麺)だけは好き」と語った。

 さらにアルベルトは「韓国の魚介類は絶品。でも、味付けの濃いテグチムやアグチムなどは残念。本来の味を生かしてほしい」と本音を述べた。

 アルベルトは「平昌オリンピック前、韓国内の微妙な雰囲気について、イタリアの新聞に韓国が危険だという趣旨の記事が上がった」とし、直接記者にメールを送った事実を明かした。

 アルベルトは「記事を書く前に確認してほしい、駐韓イタリア大使にインタビューしてみるといい、などと提案した」と加えた。

 アルベルトの提案によって、駐韓イタリア大使とのインタビューが実際にイタリアの新聞に掲載され、嬉しかったという。

 一方パク・キリャンは、チアリーディングの時に最も“のれる”曲として、「少女時代」の「GEE」を上げた。

 パク・キリャンはさらに、見た目に関する悪質な書き込みに対し「一生懸命やってきたと思っているのに、何故悪く言われるのか理解できない」と述べ、陰で泣いたこともあると打ち明けた。

 パク・キリャンは、チアリーダーたちの「スポンサー」「選手との私的な関係」についても釈明した。

 「タレントになりたくてチアリーダーをやっている」という指摘については、女性芸人のキム・スクが代弁した。

 キム・スクはパク・キリャンに事務所を紹介したものの、パク・キリャンはチアリーディングチームの一員としてやっていきたいとして丁重に断っていたことを明かした。

 JTBC「アクプル(=悪質な書き込み)の夜」は、芸能人の宿命ともいえる「悪質な書き込み」についてオープンに語り合う番組。

 正しいコメントマナーと文化について、今一度振り返ることを目的とした番組だ。


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