イベントでポーズを取るロケットパンチ。左から3人目が高橋朱里=7日、ソウル(聯合ニュース)
イベントでポーズを取るロケットパンチ。左から3人目が高橋朱里=7日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の6人組ガールズグループ「Rocket Punch(ロケットパンチ)」が7日、ソウル市内でファーストミニアルバムの発表イベントを開催した。イベントではAKB48を3月に辞め、同グループのメンバーとしてデビューした高橋朱里に視線が集まった。 昨年行われたAKB48の総選挙で12位に入るほど人気メンバーだった高橋朱里は、昨年、韓国の音楽専門チャンネルMnetで放送されたアイドルオーディション番組「プロデュース48」に出演。最終16位となり、韓日混成アイドルグループでのデビューを逃したものの、韓国にもファンが多い。 韓日関係が過去最悪と言われる状況の中でのデビューとなり、特に関心を集めた。 高橋朱里は韓国の芸能事務所ウルリムエンターテインメントと専属契約を結んだ経緯について、「私にとって挑戦することはとても重要なこと。新しい挑戦をしたくて韓国に来た」としながら、「ウルリムがメールで連絡をしてきて、私が韓国でデビューしたいと話した」と説明した。 また「韓国のステージに5人の(韓国人)メンバーと共に立つことができて幸せ」と話し、ロケットパンチのジュリとしての活動に期待してほしいと語った。 メンバーらは、初めは高橋朱里とコミュニケーションするのが難しかったが、互いの言語を勉強し、とても親しくなったと強調した。「プロデュース48」に共に参加したメンバーもいる。 ヨンヒは「初めはボディーランゲージで話したが、意思疎通を図るため、韓国人メンバーは日本語、ジュリさんは韓国語を勉強して、今は円滑に通じる」と話した。高橋朱里はメンバーから韓国の遊びをたくさん教えてもらったとし、「合宿生活が初めてなので緊張したが、今はグループというより家族のようだ。親しくしている」と語った。 グループ名は「単調な日常に加える新鮮な1発のパンチ」という意味が込められており、新しい音楽とステージを披露することで、日常に明るいエネルギーを贈りたいとの願いが込められた。 2005年生まれの最年少メンバーのダヒョンは「とても緊張するが、きょう、ステージに立つ前にメンバーたちがうまくできるから、心配せずに練習したとおりに楽しもうと励ましてくれた」と話した。スユンは「メンバー全員がセンターを務めることができるほど、ビジュアル、実力、魅力を持っている」と自信を見せ、「私たちが成長する姿を見守ってほしい」と語った。 初めてのアルバム「PINK PUNCH」には6曲が収録された。タイトル曲「BIM BAM BUM」はドイツ語で「カンカンカン」と鐘の鳴る音を表したもので、世の中に自分たちの曲を鳴らすという意気込みを表現した。
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