「防弾少年団」が1日午後7時30分(現地時間)、英国・ロンドンのウェンブリー・スタジアムで単独コンサート「LOVE YOURSELF:SPEAK YOURSELF」を開催した。(提供:OSEN)
「防弾少年団」が1日午後7時30分(現地時間)、英国・ロンドンのウェンブリー・スタジアムで単独コンサート「LOVE YOURSELF:SPEAK YOURSELF」を開催した。(提供:OSEN)
「防弾少年団」が韓国歌手としては初めて、ウェンブリーに足を踏み入れた。「防弾少年団」の新たな歴史が再び始まったのだ。

BTS(防弾少年団) の最新ニュースまとめ

 「防弾少年団」は1日午後7時30分(現地時間)、英国・ロンドンのウェンブリー・スタジアムでの単独コンサート「LOVE YOURSELF:SPEAK YOURSELF」を開催。

 この日は天気までも、「防弾少年団」を歓迎するように、空が晴れ渡り、早い時間からウェンブリー・スタジアム周辺は人だかりを成した。会場を埋め尽くした約6万人のファンは開始前からメンバーたちの名前を叫び、熱い声援を送った。

 ついに「防弾少年団」がホワイトの衣装に身を包み、ステージに上がって「Dionysus」を熱唱。ギリシャ・ローマ神殿を再現したセットをバックに、ステージを飾りながら、圧倒的な存在感を示した。

 特に「防弾少年団」は「Dionysus」の強烈なビートに合わせ、乱れない歌唱力を誇り、完璧なシンクロダンスを届けた。 「Not Today」ではブラックの衣装を着たダンサーたちと「防弾少年団」のホワイト衣装が対比を成し、美しい光景を演出した。

 まず、RMは「こんにちは。『BTS』です」とし、「ラブウェンブリー」と叫んだ。J-HOPEも「叫べ~。僕はあなたの“hope”、あなたは僕の“hope”」とセンスあふれる英語のあいさつをした。

 JINは「ワールドワイドなハンサムJIN」とイケメンビジュアルを誇り、ジョングク、JIMINも「ARMY(防弾少年団のファン)、イギリスで会えてうれしい」と語った。SUGAは「ついに僕たちがスタジアムツアーをすることになった。僕たちの声が聞こえますか?」と感激した。メンバー一人ひとりがあいさつをするたびに、ARMYは熱烈に反応した。

 「防弾少年団」がグローバルな人気を得た最大の理由の一つは、パフォーマンス。ステージごとに完成度の高いパフォーマンスを届けるからだ。今回のウェンブリー・コンサートも目が離せないパフォーマンスが繰り広げられた。「防弾少年団」はT字の大型ステージをあちこち練り歩き、6万人の観客と息を合わせた。

 何よりもライブの実力がすごい。「防弾少年団」は激しい振り付けをこなしながらも、音源を飲み込むような歌唱力を誇った。さらに、「DOPE」「FIRE」「Anpanman」「MIC drop」などヒット曲を網羅し、セットリストを充実させた。また、「IDOL」でエネルギーを爆発させると、「FAKE LOVE」では会場を切ない雰囲気に染め、幅の広さを再証明した。

 「防弾少年団」は、各自の能力も優れたグループだ。メンバーのソロの自作曲、ミックステープも愛されている。今回の公演でもソロステージが光を放った。

 まず、J-HOPEは「Just Dance」で会場を盛り上げた。彼ならではの明るいエネルギーは圧倒的。ジョングクは「Euphoria」を通じて、甘いボイスを誇った。特に、ジョングクはリフト装置を利用し、空中をさまよい、感動を加えた。まるで天使のような感じを漂わせた。

 JIMINは「Serendipity」で美しいダンスと声を聴かせた。 RMは「LOVE」のステージで、格別なカリスマ性を発揮した。 「Singulariy」を歌ったVはベッドを活用し、挑発的な魅力をアピール。SUGAは都市の雰囲気に飾られたセットで、「Seesaw」を熱唱し、甘いボーカルを披露した。JINは雨が降るようなスクリーンの中で、「Epiphany」を歌った。彼のピアノ演奏が曲の雰囲気を最大限生かした。

 さらに、ユニットステージも印象的だった。JIN、JIMIN、V、ジョングクは「Undelivered Truth」を歌い、幻想的なハーモニーを届けた。 RM、SUGA、J-HOPEは「Tear」で鋭いラップを披露した。

 「防弾少年団」のトークも公演を楽しくした。彼らは英国特有の発音を生かし、トークを展開し、英国の雰囲気を楽しんだ。

 何よりも「防弾少年団」はウェンブリーに足を踏み入れたことが意味深い。 RMは「僕たちがついにウェンブリーに来た」と喜びを表現。SUGAは「TVで見ていたステージだった。ロンドンはいつも僕に忘れられない思い出を残してくれる。きょう楽しかったですか?きょうを絶対に忘れないでほしい。来てくれてありがとう。アイラブユー」と話した。

 JINは「『ボヘミアン・ラプソディ』を見ながら、ウェンブリーを夢を見ていた」とフレディ・マーキュリーのマネをした。JINが「エオ!」と叫ぶと、ARMYも「エオ!」と応えた。そうしてJINは「愛しています。ARMY」と格別なファン愛を伝えた。

 JIMINは「僕は『エオ』と言わない」とし、「ARMY!」と叫んだ。これに、6万人のARMYは一斉に「ARMY!」とマネして叫んだ。Vは「きょうこの瞬間は永遠に僕の心にあるだろう」とし、「とても幸せ」と打ち明けた。

 「防弾少年団」のステージなだけに、ARMYの反応も史上最大級だった。広いウェンブリーを埋め尽くしたペンライトは1分1秒が鳥肌モノだった。特に、6万人のうち外国人の観客がほとんどだったにもかかわらず、韓国語の大合唱が続くという驚きの連続だった。

 そして、ARMYは立ち上がったまま観覧し、楽しく踊った。若い女性ファンだけでなく、老若男女さまざまなARMYは、「BTS!」と叫び、お祭りムードを完成させた。

 「防弾少年団」はウェンブリーに続き、8日フランス・パリのスタッド・ド・フランスに足を踏み入れる。1998年ワールドカップ、2003年の世界陸上選手権大会、2007年ラグビーワールドカップを行った場所で、8万人を収容する。その後、彼らは日本でワールドツアーのピリオドを打つ予定だ。

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