警察との癒着や薬物使用・流通、性的暴行など騒動の中心にあるソウル・江南のクラブBurningSunの前社内理事で歌手のV.Iの予定された25日の陸軍現役入隊は、変わりなくおこなわれると見られる。(提供:news1)
警察との癒着や薬物使用・流通、性的暴行など騒動の中心にあるソウル・江南のクラブBurningSunの前社内理事で歌手のV.Iの予定された25日の陸軍現役入隊は、変わりなくおこなわれると見られる。(提供:news1)
警察との癒着や薬物使用・流通、性的暴行など騒動の中心にあるソウル・江南(カンナム)のクラブBurningSunの前社内理事で歌手のV.I(BIGBANG/28、本名:イ・スンヒョン)の予定された25日の陸軍現役入隊は、変わりなくおこなわれると見られる。

V.I(スンリ)(元BIGBANG) の最新ニュースまとめ

 V.Iの所属事務所YGエンターテインメントは8日、公式立場で「V.Iは今月25日に陸軍現役入隊する」と発表した。

 V.Iの現役入隊予定が明らかになると、大統領府ホームページの請願掲示板に「薬物、売春斡旋、脱税の疑惑がある『BIGBANG』メンバーのV.Iの軍入隊を反対します」という請願が掲示され、8日現在で3000人以上が同意している。

 警察の関係者は「V.Iの入隊を延期する法的な根拠はない。入隊するまでに最大限確認する。入隊後もさらなる取り調べが必要ならば、軍検察と協議して取り調べる方針だ」と明らかにした。

 V.Iが入隊すれば軍人の身分になり、軍検察と軍事裁判所で捜査や裁判を受けなければならない。

 兵務庁も「入隊通知が遅れた分、拘束などの変化がなく、延期願書を出していなければ予定通りに入隊しなければならない。延期願書を出せば、兵務庁長が審査をした後、延期するかどうかを判断する」と説明した。

 兵務法施行令129条(入隊日などの延期)によると、入隊の延期は疾病、天災地変、学校入学試験の受験、そのほかのやむを得ない事情などに該当する時に可能だという。V.Iのように社会的な物議によって捜査中である場合は延期事由とならない。

 警察は、2015年にV.Iがソウル・江南の有名クラブで事業投資家に性接待を指示したという疑惑に対して、事実関係を確認するために先月26日に内偵に着手。

 騒動が大きくなると、V.Iは翌27日に自ら警察に出頭して約8時間半の取り調べを受けた。この日の調べでV.Iは、自分に浮上している疑惑の全般を否認する趣旨で陳述したと伝えられている。

 その後警察は、今月5日にV.Iの“投資家性接待疑惑”を裏付けるカカオトークの会話の一部を確保して分析していることを明らかにした。

 一方、V.Iは警察大学第19期出身のソン・ビョンホ弁護士(40)を選任し、内偵以降の取り調べに同行して対応している。

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