株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントと株式会社ソニー・ミュージックレーベルズが、株式会社JYP Entertainment (以下、JYP)と共に「Nizi Project」(読み:ニジプロジェクト)を始動。2019年5月1日(水)より大規模なグローバル・オーディションのエントリーを開始することが、2月7日(木)に実施された記者会見で明らかになった。
「2PM」や「GOT7」、「TWICE」の大ヒット実績で培ったJYPの体系的なトレーニングシステム自体を世界に輸出するという新たなビジネスモデルへのトライアル。アーティスト・プロデューサー・チェアマンと三拍子揃った “The Asiansoul” の野心は止まるところを知らない。
【パク・ジニョン氏 プロフィール】
“AMBASSADOR OF K-POP” - The New York Times
1. 株式会社JYP Entertainment 設立者
■株式会社JYP EntertainmentはK-POPを代表する企業で、KOSDAQ株式内で10億ドル以上の市場価値を保有
■2018年イギリス経済紙「フィナンシャル・タイムズ」選定、「アジア太平洋地域の急成長企業」の中で唯一韓国エンターテインメントとして177位となる
■Rain、Wonder Girlsを誕生させ、現在2PM, GOT7, DAY6, TWICE, Stray Kids等のアーティストが所属
2. No.1 作詞/作曲/プロデューサー
■作詞/作曲/プロデューシング(制作)した49曲が韓中日の主要音楽チャートの1位を獲得
■2015 Mnet Asian Music Awardsで「ベスト・プロデューサー賞」を受賞
■Will Smith, Mase等 アメリカのメジャーアーティストと作業した初の韓国ミュージシャン
3. No.1 アーティスト
■自ら作詞/作曲し、ヒットしたデビューアルバム『Don’t leave me』で1994年にデビュー
■2015 Mnet Asian Music Awardsで「男性歌手賞」を受賞
※【 “JYP 2.0” とは】
韓流ムーブメントを牽引している韓国を代表する総合エンターテインメント会社 JYPのCCO パク・ジニョン氏が描く企業ビジョンで、「COMPANY IN COMPANY」「GLOBALIZATION BY LOCALIZATION」「JYP MUSIC FACTORY」「CREATIVITY FROM HAPPINESS」という4つのテーマで構成。
その4つのテーマの一つ「GLOBALIZATION BY LOCALIZATION」は、K-POPの過去と現在、そして、「現地化(ローカリゼーション)による国際化(グローバリゼーション)」という未来像を定義。
JYPが描くK-POPのビジョンについてパク・ジニョン氏は、「第1段階は、韓国のコンテンツを海外に輸出すること。第2段階は、海外の人材を発掘し、韓国のアーティストと組み合わせることで、その初の事例がタイ出身のアメリカ人である2PMのニックンだった。これから目指す第3段階は、海外で人材を育成し、プロデュースして輩出すること」とし、「全員が日本人メンバーで構成されたガールズグループも準備中である」と語っていた。