飲酒運転で死亡事故のファン・ミン、召喚調査で容疑認める…警察側は逮捕状を申請方針

飲酒運転により2人を死亡させた韓国女優パク・ヘミ（54）の夫ファン・ミン（45）が警察の調査で容疑を認めた。

　九里（クリ）警察署は31日、30日午後7時30分ごろにファン・ミンを被疑者身分で召喚し調査したと明らかにした。

　調査を前に妻パク・ヘミは「夫はきちんと罰を受けるべきだ。朝、警察に出頭することを勧める」と明かしたが、ファン・ミンは「メディアへの露出は嫌」として夕方に出頭した。

　警察はブラックボックスに盛り込まれた映像資料を分析しており、今後、結果をもとにファン・ミンを再度呼び、補強調査をおこなう計画だ。死者が発生した事故であり、警察は事案を重大視し逮捕状も申請する方針だ。

　ファン・ミンが運転する乗用車は前日午後10時57分ごろ、京畿（キョンギ）九里市（クリシ）土坪洞（トピョンドン）南揚州（ナムヤンジュ）方面の土坪IC付近で、路肩に止まっていた25tトラック（貨物車）に衝突した。この事故で乗用車に同乗していた5人のうち、助手席と助手席の後部座席に座っていた俳優A氏（19）とB氏（31）が死亡。ファン・ミンをはじめ同乗者2人とトラックの運転手が近隣の病院に搬送された。事故当時、ファン・ミンの血中アルコール濃度は0.104%で、免許取消しに該当する水準だった。