【全文】賭博で“多額借金”シュー(S.E.S.)の告訴人側「6月から連絡取れず…返済も受けていない」
【全文】賭博で“多額借金”シュー(S.E.S.)の告訴人側「6月から連絡取れず…返済も受けていない」
韓国ガールズグループ「S.E.S.」出身のシュー(36)が巨額の賭博資金を借り、返済できていないとして告訴された中、告訴人側の弁護士がシュー側の立場は事実ではないと反論した。

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 シューは去る3日、約6億ウォン(約6000万円)にのぼる賭博資金詐欺容疑で告訴された。告訴人は2人で、1人はシューが6月初めにソウル広壮洞(クァンジャンドン)パラダイスカジノ・ウォーカーヒルで賭博資金名目でカジノ小切手3億5千万ウォン(約3500万円)を借りたまま返していないと主張し、もう1人もシューが6月初めに2億5000万ウォン(約2500万円)借りた後、返済していないと説明した。

 一方のシュー側の弁護人は7日、「シューが騒動を起こしたことを深く反省している。金額が大きく、カジノゲームが国民情緒に反することをよく知っているためだ」との立場を示し過ちは認めたものの、法的にはむしろシューが被害者だと反論した。「シューの返済能力は十分だ。突然巨額を返せと言われたら、誰も資金を早く準備できないではないか。だから時間をかけて返済すると言ったにも関わらず、急に金を返せと迫った」との状況説明だ。

 これについて現在、ソウル東部地検刑事2部が告訴状を受け取り、捜査中だ。


以下は告訴人側の立場全文。

ユ・スヨン氏(シューの本名)は6月中旬から告訴人との連絡を遮断し、現在まで連絡が取れずにいます。返済期が過ぎても、連絡できませんでした。そして、資金を貸した当時、告訴人が聞いた言葉は事実と違うことを確認しました。 ユ・スヨン氏側でも法的な手続きを進める部分を容認しました。告訴人はこれ以上の方法がないと判断し、苦心の末にユ・スヨン氏を告訴することになりました。

告訴人はメディアを通してこの事件が伝えられることを望んでいませんでした。予想できない状況でこの事件が記事化されました。告訴人はユ・ソヨン氏がメディアから謝罪する姿を見て、自身の過ちを悟ってほしいという細い希望を持ちました。

ですがユ・ソヨン氏は最近、弁護人を通して「告訴人たちにやられた」など告訴人を誹謗する内容の立場を明かしました。事実ではありません。告訴人は記事に接し、また心に傷を負いました。

パラダイスカジノは適法に運営されているカジノであり、“やられた(韓国語:作業)”と言える場所ではありません。まして、告訴人はカジノとは関係がない平凡な人間です。ユ・スヨン氏を積極的にカジノに誘引し、違法な利益を取ろうとしたものではありません。

ユ・スヨン氏の切迫さが込められた要請に告訴人はやむをえず数回にかけて資金を貸しました。適時に返すつもりだという言葉、返済能力が充分だという趣旨の話を信じて貸したのです。告訴人はユ・ソヨン氏の追加的な金銭貸与要請を受けましたが、貸しませんでした。これ以上、貸せる資金もありませんでした。返済期が過ぎても告訴人A氏が返済を受けられていない3億5000万ウォンは元金です。告訴人B氏も元金をまったく返してもらえていません。2人は資金の返済を受けていない被害者であるだけです。犯罪被害者として正当な告訴権を行使しました。

賭博資金として使われることを知りながら貸したとしても、借金をした人間が欺罔行為を通じて金を支給されたとすれば、詐欺罪の成立が可能です。大法院の判断です。そして、許可されたカジノで使われることを知って貸した資金は違法給与ではないとの判例が存在するため、民事上貸与金請求も可能な状況で、告訴人は訴訟提起を検討しています。

ユ・ソヨン氏が悔しいと思う点があるならば、メディアではなく、検察と裁判所でその悔しさを吐露するよう願います。告訴人に対する根拠のない誹謗を中断するよう願います。そして、誠実に捜査に協力して自身の過ちを悟り、それに相応する処罰を受けることを、被害者である告訴人に心から謝罪をし返していない資金を1日も早く返済するよう願います。また、告訴人に対する誹謗が続く場合、追加的な措置を取る予定です。


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