「MYNAME」コヌ
「MYNAME」コヌ
MYNAME」リーダーのコヌが、6月30日(土)東京・リッツカールトン東京 2F ザ・リッツ・カールトングランドボールルームにて、ディナーショー「GUN WOO SPECIAL SHOW 2018~Hello&Goodbye M.Love~」を開催した。

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 1月には「M.Love」と題したソロライブを行ったコヌ。ライブの集大成を「MYgirl&MYboy」たち(=「「MYNAME」のファン)と楽しい時間を過ごしたいというコヌの想いから、初の試みとして今回ディナーショーを開催。コース料理の食事やお酒を楽しみながら、トークやライブを行い、いつもとはまた違った雰囲気の中でファンと楽しい時間を過ごした。

 夜公演では、暗転した会場の中、グレーのセットアップ姿のコヌがステージに登場。イスに腰掛け、ファンを見渡しながら、Alicia keysの「If Ain‘t Got you」で伸びやかな歌声を響かせた。

 「こんばんは、『MYMAME』コヌです。元気ですか?」とあいさつすると、「みなさんごはん食べましたか?おいしいですよね。お酒も飲んでます?」とゆったりとトークが始まり、「僕は生ビール!」とコヌもドリンクを注文。「久しぶりに1人の仕事ができてうれしい」と心境を明かしたところで、生ビールが到着。一口飲むと「おいしい…」と声を漏らし、アットホームな空気が漂った。

 様々なイベントをしてきたが、ディナーショーは初めてだというコヌ。テーブル席に座り、着飾ったファンの姿を見て、「みなさん雰囲気変わった!」と声を上げ、全員の視線が集中するからプレッシャーを感じると言うも、「久しぶりに会った家族みたいに、リラックスしてゆっくり話もしていきたいと思います」とイベントに対する想いを語った。

 「みなさんのために、いろんな曲を準備しました」と次の曲へと移った。コヌの自作曲「Goodbye to you」では、柔らかな優しい歌声を届け、「MYMAME」の「オイオプソ」はアコースティックバージョンで披露した。
本来はダンス曲である「オイオプソ」だが、「アコースティックバージョンで歌いたいと思っていたんです。ソロで歌ったのは初めてなので、小さな夢が叶ってうれしいです」と笑顔を見せた。

 トークタイムでは、コヌの私生活の話題が盛りだくさん。普段は曲を聴いたり作ったり、1日12時間ほど作業しているというコヌは、ニューアルバムにも自作曲が4曲くらいあるとし、期待を膨らませた。他にはペットのワンちゃんと毎日散歩に行ったり、遊んだりしており、週に3、4回は料理をしていると明かした。最近あまり寝ていないというコヌにファンは心配そうな表情を浮かべるも、「普段12時間くらい寝るけど、最近は6時間くらい」と、普段が長いのだと分かり一安心。

 また、週末はメンバーと会って映画見たり、話しながらお酒を飲んだり、現在、兵役中のインスと連絡取ったりするとし、メンバーとの仲の良さが伺えた。親しみのあるトークで和やかな時間が流れつつも、「みんなに会っていろんな話をしたかったのに、仕事がなくて(笑)」と、もはやネタとなっているコヌの"仕事がない"発言に、会場は笑いに包まれた。

 続いては、「僕たちが出会った瞬間を思い出しながら聴いてください」と、「出会いあいして」が始まった。
「『MYMAME』の歌を1人で歌うのは好きだけど、他のメンバーの歌詞が難しい。単語がたくさんあるから」とグループの歌を1人で歌う大変さを語り、「今まではソロイベントで『MYMAME』の曲をアレンジして披露したけど、可能なら、みなさんのために公式サイトとかで公開できたらいいなと思ってます」とファンにはうれしい意気込みを聞かせた。

 「バースデーイベントでも歌った、すごく好きな曲」だという松田聖子の「SWEET MEMORIES」では、会場を甘い雰囲気で包み込み、中島美嘉の「桜色舞うころ」を韓国語でカバーした、ポジションの「haru」では、切ない歌声で観客を魅了した。「『haru』は学生の時好きだった曲で、授業が終わってからカラオケとかで歌った曲」だと、思い出を振り返った。

 コヌは赤いボトルに入った柚茶で水分を摂ると、「7月にファンミーティングやるじゃないですか。(赤いボトルは)そのグッズ。かわいいですよね?グッズ!グッズ!」とボトルを掲げ、無邪気にアピール。ストレートな宣伝方法で観客を笑わせる一幕も。

 1月のバースデーイベントを終え、韓国に戻ってから音楽作業をしていたというコヌは、「グループの曲もあるし、特別な曲もあるし、ソロ曲もあります。日本デビューして、感じたことを書いた曲もあります」と7月25日発売のニューアルバムについて紹介、今回のソロ曲は、コヌが日本で直接作詞したと語り、感心させた。またニューアルバムのジャケット写真に映る赤の線は、ファンと「MYMAME」が繋がっていることを意味すると説明。そんな状況を表すように、続いては中島みゆきの「糸」を聴かせた。

 質問コーナーではファンの近くまで行き、直接質問に答えていった。お酒については「ウィスキーが好きです」とし、気分転換にすることは「お酒飲みながら映画かな」とのこと。誕生日が近いというファンからのリクエストにはバースデーソングを贈り、何フェチかと問われると「足首」と答え、さらにどういったのが良いのか聞かれると「細いのがいいけど、太くてもいいよ」と笑わせた。

 公演も終盤となり、次が最後の曲だとし惜しむファンに「『アンコール!』とか、『イ・コヌ!』とか3回、4回、5回くらい言ったらすぐ出るから」と声をかけ、笑わせながらも期待を高めると、「花束の代わりにメロディーを」へ。歌い終わり、コヌが舞台袖へと姿を消すと、ファンたちはすかさず“イ・コヌ”コールを響かせた。

 アンコールに応え登場すると、コヌは「君のために」をさわやかに歌いあげた。「今日ディナーショー来てくれて本当にありがとうございます。初めてだったので不安だったし緊張したけど、みんながいるから、ちゃんとできたと思います。ありがとございます。スケジュールがない時も見えないところでもみんなのことを考えるし、僕たちもっとみんなに会うために頑張ってます。今回のソロ曲にも、みんなに会いたい気持ちが込められてます」とファンへ想いを伝えた。

 最後は7月発売のニューアルバム「KISEKI」から、コヌのソロ曲「君に会いたいよ」を披露。ファンへの感謝の気持ちや、コヌの優しさと力強い想いが込められた歌詞に加え、それがダイレクトに伝わる感情的な歌声に、会場には感動が広がった。感動で泣いているファンの姿も…。歌い終わるとコヌは「ありがとうございました!」と一礼し、ステージを後にした。

 イベント中には、テーブルごとの団体写真撮影や、一人ひとりへ異なるチェキの手渡しプレゼントも。
ライブ公演とは一味違った特別な思い出が作られた。



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