韓国兵務庁は8日、今年5月29日から満25歳以上の兵役義務未修者らを対象とする国外旅行許可規定を改善・施行していると明らかにした。
該当規定により、8月1日から入営日時が決定した人物は計5回に限り国外旅行の許可を受けることができる。また1回に6か月以内と、期間も制限される。
兵務庁はもともと、満25~27歳の兵役義務未修者に1回に1年以内・回数に別途制限なしで国外旅行を許可し、出国と同時に入営が自動で延期になった。だが変更された規定が適用されれば、総許可期間も既存の3年から2年に減る。入営が決定すれば、入営日基準5日前まで国外旅行が許される。
これにより、芸能人やスポーツ選手らは最大で1年分国外旅行が許可され、外国で自由に活動が可能だったが、多少の制約を受けることとなる。
兵務庁は芸能人やスポーツ選手の一部が国外活動を根拠に入営を延期する事例があり、これをより徹底して厳格に管理する次元との趣旨を説明した。関係者は「許可回数は5回だが、外国に出る回数とは違う」とし、「1回に6か月で許可を受けたら、6か月以内は自由に外国で活動することができる」と伝えた。
兵務庁は満28歳以上の兵役義務未修者については、大学院進学、兄弟の同時現役兵服務、民間資格証試験受験、地域・機関の広報大使活動などの理由による入営延期を禁ずる。これにより、28歳以上の芸能人やスポーツ選手が大学院進学などを理由に延期することが原則として遮断される。
関係者は「芸能人らが入営日時が定まっているにも関わらず、長期間の国外旅行許可を受け、入営日時指定が解かれた段階で再び国内にいる事例を防ぐためのもの」と述べた。
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