「Wanna One」メンバーが放送事故で漏らした報酬への不満の実態
「Wanna One」メンバーが放送事故で漏らした報酬への不満の実態
「僕らはなぜ、報酬をきちんと受けられないのか」、「僕らはなぜ、20%しか貰えないのか」、韓国アイドルグループ「Wanna One」メンバーが発した言葉だ。

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 スターライブ生放送の待機中だった「Wanna One」らの素の姿が赤裸々に送出され、その過程で出た問題発言の一部である。

 一日の休みもなく昼夜問わずスケジュールを続けている「Wanna One」が報酬を受けられていない状況であるならば、大問題だ。一体、どのような事態なのか。

 結論から言うと、「Wanna One」は既に3度、報酬の受領を完了している。予定された精算日に合わせ、各事務所のメールに精算書が送付され金額も処理されている。疑問点があれば、いつでもCJ E&M側に問い合わせできるが、現在まで、契約書の記載事項と違った内訳はなかったというのが所属事務所関係者たちの立場だ。

 「Wanna One」の売り上げはCJ E&Mが25%、YMCエンターテインメント(マネジメント担当会社)が25%、11人が所属する各々の事務所とメンバーが50%を分配する。その50%の売り上げから「Wanna One」メンバーと所属事務所が5:5、または7:3の比率で分けるかたちだ。個人の売り上げの場合、CJ E&MとYMCが各々25%を持ち、残り50%の金額を個人スケジュールを進行したメンバーとその事務所が持つ。その結果、3度の精算を通して、11人のメンバーのほとんどが現在まで数億ウォン(数千万円)の受領を終えていることになる。事務所のないキム・ジェファン(21)や個人CMを撮影したカン・ダニエル(21)は残り9人よりもさらに多くの報酬を受け取った。

 事務所の初期投資費用の回収により、デビュー後数年間、報酬を受け取れないアイドルグループが存在するのも確かだが、デビュー8か月目の新人「Wanna One」は同時期デビューのアイドルに比べ、当然、収入額も桁違いだ。

 そんな中、トップアイドルグループとしての話題性や波及力を勘案すると、収入はそれほど高くないという分析もある。「Wanna One」の活動に関連する会社は多く、その会社に配分される金額も少なくない分、忙しいスケジュールをこなすメンバーの立場として、精算金額が少ないと感じることもあると歌謡関係者は話す。

 だが、これはメンバーが契約書を作成する段階で既に受け入れた事項であり、この契約は年末まで有効だ。では、なぜ、カン・ダニエルとパク・ジフン(18)は「僕らはなぜ、報酬をきちんと受けられないのか」、「僕らはなぜ、20%しか貰えないのか」と叫んだのか。

 ある歌謡界関係者は19日、「CJ E&MとYMCは業界でも正確な精算をすることで定評のある会社だ。11人のメンバーが持つ金額の総額が全体の売り上げの20~25%程度であるため、こうした発言が出てきたと見られる」と明かした。

 また他の歌謡界関係者も、「契約書に記載された通り配分されるのであれば、メンバーに届く金額はトップアイドルグループと比較した際、顕著に少ないだろう。2人の発言は報酬を受け取れていないという意味ではない」との立場を示した。



Wanna One「BOOMERANG」 M/V




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