左から「超新星」ユナク、ソンジェ、島袋寛子
左から「超新星」ユナク、ソンジェ、島袋寛子
超新星ソンジェが、2ndアルバム「ユメノカイカ~夢が夢で終わらないように~」をリリースした3月7日(水)、東京・池袋サンシャインシティ噴水広場にて、発売記念イベント&囲み取材を行い、集まった約2000人の前で、新曲2曲を初披露し、ファンを魅了した。

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 まず、ステージにスペシャルMCとして、ユナクが登場すると、何も知らされていなかった会場は大歓喜。ソンジェからMCをやってほしいと頼まれ、この日のために来たというユナクに呼び込まれたソンジェは、投げキスをしながら登場!

 ファンの大歓声に包まれる中、「僕たちはダブルエースです」と2人でポーズを取り、「ダブルエースのリーダーで、イケメンを担当しています(笑)」というソンジェに、「きょうもカッコいいですね~」とユナク。2人ともリラックスした感じで、息の合ったトークを展開していく。

 「ユメノカイカ」は、ソンジェにしか表現できない楽曲で、大人の魅力を詰まった新たな試みとなる作品。コンセプト、楽曲、ミュージックビデオなど、アルバム制作に関わる全てをソンジェ本人がプロデュースし、全13曲が収録されているが、ダンスナンバーは一切なし。ボーカリストとしての力量が存分に発揮されている。

 ソンジェは「『超新星』の活動ではちょっと(バラードは)ムリじゃないですか。ラッパー3人だから(笑)。でも、ダブルエースの活動をしたとき、バラードを歌って、ユナクと一緒に歌うバラードもいいけれど、今回は僕だけの魅力をお見せしようと思いました」と自信をのぞかせた。

 そして、デュエット曲「おやすみ」で、ソンジェとコラボした島袋寛子もスペシャルゲストとして登場し、華を添えた。「今回、デュエットさせていただきました。よろしくお願いします」とあいさつする島袋に、ユナクが「僕が名古屋の大学に留学しているとき、大ファンでした。ヤバイ!ここまで来ましたよ」と興奮していると、ソンジェが「ユナク君の“ユメノカイカ”ですね」とセンスよくつっこみ、会場からは大きな拍手が起こった。

 今回、ソンジェとデュエットしたことについて、島袋が「“なんで私なんだろう?”って驚きと共に喜びもあって、声を掛けていただけてうれしかったです」と言えば、ソンジェも「僕もうれしかったし、不思議な気持ちでした」と話し、もともと「おやすみ」はソロ曲だったが、島袋とのコラボが決まり、デュエット曲になったとか。
島袋は「とてもいい曲で、この曲を歌わせてもらえるなんて、こんなうれしいことはないなと思って。大事に、大事に歌わせてもらいました」と振り返ったが、実はこの2人、スケジュールの都合で、別々にレコーディングを行ったという。

 ソンジェは「Hiroさんは声がキレイだし、プロだから、ぜんぜん大丈夫だと思いました」、島袋も「ソンジェさんの声を聴きながら、私は心地よく、寄り添うように歌いました」とお互いに信頼を寄せ、誕生した「おやすみ」をステージで初披露した。

 この曲は、どんなに大変な一日でも、恋人同士が、慰め、励まし、元気づけ合う、ステキな夜の時間を過ごす2人を描いたバラード曲。2人は甘く柔らかい雰囲気を漂わせながら、抜群の歌唱力と息ぴったりのハーモニーで、観客の耳を惹きつけた。

 そして、ここでステージをはける島袋の後ろ姿に、「ありがとうございました」としばらく頭を下げ、見送ったソンジェは、会場を見渡しながら「僕のために、こんなに来てくれてありがとうございます」とファンに感謝し、「カメラマンさんもいっぱいで」と指ハートのポーズを取るなど報道陣にもサービスショットを見せ、自分のために集まった全ての人に感謝した後、タイトル曲「きっと」を熱唱。再び甘い声を響かせ、ファンをうっとりさせた。

 「最高でした!さすがダブルエース」とソンジェに握手を求めたユナクは、「裏で聴いていたんですが、Hiroさんとのハーモニーがすごく良くて、本当にビックリしました。ボーカリストとして、自分の声を届けたいという気持ちがすごく伝わってきたし、この数か月すごく頑張っていたソンジェ君に大きな拍手をお願いします!」と称えた。

 そんなユナクに対し、今度はソンジェが「(ユナクに)“僕のアルバム発売日、イベントに来てMCをやってくれる?”ってお願いしたら、20秒ぐらい悩んで、“分かった”って。そんな感じで来てくれることになって、感動をもらいました」と明かし、ユナクにサプライズでプレゼントを準備。

 ユナクが前から欲しかったという、トイメーカーのメディコム・トイとナイキのコラボによる、クマ型ブロックタイプフィギュア「ベアブリック」が渡されると、ガッツポーズをしながら「超うれしー!本当に?」と大ハシャギのユナク。「ありがとう」とソンジェとハグをした後、「ソンジェ君のイベントのMCができてうれしいし、皆さんにも会えたし、ステキなプレゼントももらったし、ありがとう」と満足した表情を浮かべた。

 これまで、メンバーたちのソロ活動はいつも見に行ってはいたが、こうして前面に出て応援することはなかったというユナク。しかも、翌日の8日はグァンス、ジヒョクの除隊日でもあることから、メンバーみんなにOKをもらって、日本に来たそうで、「歌詞を書いたり、悩んだりしているソンジェ君の姿を近くで見てきました。すごく頑張っているから、応援しようと思って。ソンジェ君も僕のソロ活動を応援してくれたし。本当にいい曲がたくさんあるので、ぜひぜひ聴いてください」と熱い友情を示し、「もうそろそろ2人が帰ってきて、来月は1人が帰ってきて、完璧に6人がそろいますので、超新星の応援もよろしくお願いします。とりあえず、(発売記念イベントが続く)この1週間はソンジェ君にメロメロになってください」とリーダーとしてのグループ愛も見せ、イベントは終了した。

 この後、ソンジェ、ユナク、島袋の3人によるフォトセッションが行われた後、ソンジェの囲み取材が行われた。

 イベントを終えたばかりのソンジェは、「素晴らしいアーティストさんとご一緒できて、光栄に思っています。発売日当日に(島袋と)一緒に歌うことができて、心から感謝しています。ファンの皆さんにも、温かく見ていただいたので、胸がいっぱいです。上手くできたと思います」と振り返り、島袋とのデュエットステージについては「皆さん、新鮮だと感じたのではないでしょうか。これからもチャンスがあれば、またご一緒したいです」とも。

 そして、今回、アルバム制作に関わる全てをプロデュースしたソンジェ。「自分の伝えたかったことを曲に込めることができて、いろいろ勉強になったし、いい経験になったなと思っています。満足しているし、うれしいです。それから、主に夜に作業したので、夜に関する歌が多いです」とアルバムを紹介し、「全ての曲に愛着がありますが、個人的に気に入っているのは『大丈夫じゃなくても大丈夫』という曲です。皆さんの力になるような曲ではないかと感じているし、僕自信も力をもらえる曲です。聴いた方が、元気づけられるような気がします」と語った。

 さらに、ユナクからのアドバイスはあったのか、という質問には「先にソロアルバムを出しているので、いろんな意味でヒントをたくさんくれました。どうすればスムーズに進められるか、僕は歌詞を書くとき、韓国語で書いてから日本語にするので、どうすれば優しい感じになるのか、どう語順を変えていけばいいのかなど、いろいろとアドバイスをしてくれました」と答え、ここでもユナクに感謝の気持ちを伝えた。

 囲み取材中も、集まったファンから「ソンジェ!」という声が飛ぶたびに、その方向を向いて笑顔で手を振り、取材が終わると、報道陣には「きょうはこのようにたくさん来ていただきまして、ありがとうございます」と一礼するなど、最後まで物腰柔らかい振る舞いで、新曲発売イベントを締めくくったソンジェ。この後も引き続き、ニューアルバム「ユメノカイカ ~夢が夢で終わらないように~」を引っさげ、発売記念イベントでファンと触れ合う予定だ。



ソンジェ from 超新星 2ndアルバム「ユメノカイカ」発売記念イベント
ソンジェ from 超新星 2ndアルバム「ユメノカイカ」発売記念イベント




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