韓国・清州大学を卒業した新人女優ソン・ハヌル(28)が俳優チョ・ミンギ(52)のセクハラ騒動に関して「明白なセクハラ行為があった」と暴露した。(提供:OSEN)
韓国・清州大学を卒業した新人女優ソン・ハヌル(28)が俳優チョ・ミンギ(52)のセクハラ騒動に関して「明白なセクハラ行為があった」と暴露した。(提供:OSEN)
韓国・清州大学を卒業した新人女優ソン・ハヌル(28)が俳優チョ・ミンギ(52)のセクハラ騒動に関して「明白なセクハラ行為があった」と暴露した。

 ソン・ハヌルは去る20日夜、チョ・ミンギが清州大学での教授在任時代に学生たちにセクハラ行為をしていたとの波紋を受けて「激励次元だ」と反論したことに、怒りをあらわにし、SNSに長文を掲載した。

 なお、学校側は21日午前、「警察から協力要請が来た。きょうから内部調査が始まる」とし、警察の調査に積極的に応じる旨を明かした。


以下は女優ソン・ハヌルの立場文(一部抜粋)。

私は清州大学演劇学科を卒業し、大学路(テハンノ/芸術の街)にデビューした新人女優です。
忘れようと努めましたが、チョ・ミンギ教授が悔しいとする公式立場を聞いて、怒りに耐えることができませんでした。私や友人たち、そして多くの先輩・後輩がこの数年間で経験しなければならなかったことは「被害者がいない、飛び交うデマ」ではなく、「不特定勢力の陰謀で操作された出来事」でもありません。
私は激励とセクハラも区別がつかない馬鹿な人間ではありません。私たちが遭った出来事は明白なセクハラでした。

2013年、学校に入学した頃から先輩たちから「チョ・ミンギ教授に気をつけなさい」という話をされました。学科内でチョ・ミンギ教授のセクハラ行為はおおっぴらな事実だったんです。
芸術大学で俳優を夢見る学生たちにとって、チョ・ミンギ教授は絶対的権力があり、大きな壁であったため、誰も抗議したり告発したりできませんでした。芸能人であり、成功した俳優であるあの人は芸術大キャンパスの王だったからです。

チョ・ミンギ教授は芸術大学のキャンパス付近にオフィステル(オフィス+ホテル)を持っていました。一週間に数回、授業のために清州に来る夜は、オフィステルに女子学生たちを呼びました。ワークショップやオーディション、演技に関する話をしようという教授の誘いを断れなかった若い学生たちはチョ・ミンギ教授のオフィステルに行って、お酒を飲みました。「行かなければいいのに」とか「避ければいいのに」という言葉をよく聞きましたが、
行かなければ来るまで電話をしたり、先輩を通して連絡をしたり、一緒にいる友人に連絡をしてくるため、結局はその席に行くしかありませんでした。一人で行かないように、学友たちに連絡して同行したりもしました。

一度、友人と二人で呼ばれた際、「ここで寝てから行きなさい」と言われました。私と友人は帰ると言いましたが、チョ・ミンギ教授は最後まで引き止め、「洗って来なさい」と着替えを出し、歯ブラシまで新しいものを取り出しました。
友人と共に、化粧室の中でどうしていいのか分かりませんでした。もしかしたら話し声が外に聞こえてしまうと思い、水を多く出しながら。
扉の外に出ると、チョ・ミンギ教授は私たち二人を無理矢理、ベッドに横にさせ、抵抗しようとしましたが、とても力が強く横になるしかありませんでした。
そして横になる私のお腹の上に乗って「これ、高いんだ」と言って、私の顔にローションを塗りました。無力感を抱きました。力を出しても無駄だと思うと、頭の中が真っ白になって声を出すことができませんでした。そしてあの人は私と友人の間に横になりました。腕を撫でたり、寝返りを打って顔をじろじろと見つめたり、わき腹に触れたりもしました。チョ・ミンギ教授が寝るのを待って、そっとオフィステルを出ましたが、その日は眠ることもできませんでした。

ある日は当時の彼氏と一緒にチョ・ミンギ教授のオフィステルに呼ばれました。彼氏は酒に弱く、その場で先に寝てしまい、私は一人その状況に耐えなければなりませんでした。チョ・ミンギ教授は彼氏との性関係について話してきて、「○○と夜はどうするのか」、「○○と一週間に何回するのか」などの質問を冗談として投げかけてきました。とても恥ずかしかったですが、笑い飛ばすしかありませんでした。そして私をベッドの傍に呼んで、胸を触られました。その際、「思ったよりも小さい」と笑われ、不快で怒りを覚えました。

教授が弟子に加えるこの性的暴力は絶対に許せません。こういうことに遭いながら、今後もこういうことが起こることを知りながら、行動に出られずごめんなさい。二度とこうしたことは起こってほしくありません。学校は学生の純粋な情熱を汚い欲望を満たすのに利用する怪物が足も付けられない場所でなければなりません。


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