同性への性的暴行容疑で有罪判決を受けた韓国の女性映画監督イ・ヒョンジュ氏(36)が映画界を引退する立場を明かした。(提供:OSEN)
同性への性的暴行容疑で有罪判決を受けた韓国の女性映画監督イ・ヒョンジュ氏(36)が映画界を引退する立場を明かした。(提供:OSEN)
同性への性的暴行容疑で有罪判決を受けた韓国の女性映画監督イ・ヒョンジュ氏(36)が映画界を引退する立場を明かした。

 イ監督は8日、報道資料を通して「これ以上、映画の仕事はしない」と伝えた。

以下は立場全文。

私はあの出来事を記憶しています。そのため、裁判過程でそれなりの物足りなさが大きかったです。この状況が広がった後も、私は立場文を通して、あの出来事に再び理解してもらおうとしました。

しかし、私の残念な思いを解くため、そして理解してもらうためだった行動は、すでに起こった状況に対して、なんの免罪符にもなりません。多くの方がこの事で傷つき、その傷はますます大きくなっています。

申し訳ありません。

私はあの日の出来事を伝えるのに汲々としたあげく、あの日以降、被害者と被害者の恋人が感じた苦痛を見逃していました。理由に関係なく、私の行動はあまりにも大きな損傷を与えたことを認め、反省しています。そして映画「恋物語」(2016)を大切にし、愛してくださった映画人や観客、この映画に携わったすべての方々に大きなショックと傷を与えてしまい、申し訳ありません。

私にとって映画は生きるすべてでした。そして、いままでそのために生きて来ました。しかし、この事への責任をとり、これ以上、映画の仕事はしないつもりです。

たくさんご心配をおかけし、申し訳ありませんでした。


 一方、イ監督はソウル市内のモーテルで酒に酔った被害者B氏(映画監督)を強姦した容疑で、昨年9月に懲役2年・執行猶予3年・40時間の性暴力治療講義受講を命じられていた。そんな中、イ監督は今月7日、公式立場を表明し、被害者B氏との関係は双方の合意下でなされたものと主張。また、「捜査と裁判過程で、同性愛への偏見と歪曲された視線を耐えなければならなかったが、私の主張は全く受け入れられなかった」と訴えていた。

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