「B1A4」ジニョン
「B1A4」ジニョン
2016年の大ヒット韓国ドラマ「雲が描いた月明かり」で主演のパク・ボゴムのライバル役として注目された「B1A4」ジニョン。恋と友情に揺れる難しい役を熱演し、ヒロインを健気に支える切ない表情で多くの女性の心を掴んだ。1月21日(日)に「雲が描いた月明かり」with ジニョン(B1A4)ドラマファンミーティングが開催され、昼公演終了後に来日記者会見が行われた。

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 会場には抽選で選ばれた100名のファンも集まり、ジニョンの登場を今か今かと待ちわびていた。MC古家正享の呼び込みで登場したジニョン。
チェックのロングコートを羽織り、さわやかな笑顔で「みなさん、こんにちは。『B1A4』ジニョンです」とあいさつし、会見がスタート。


<B>―まずドラマ「雲が描いた月明かり」でのご自身の役どころについて教えてください。</b>
ドラマ「雲が描いた月明かり」という作品でキム・ユンソンという役を演じました。ユンソンは今まで人生でこれといった楽しみがなかったのですが、そんな男がある日男装した女性に出会って初めて人を愛するというキャラクターです。

<B>―このドラマは日本でも大人気となり、今日のファンミーティング開催にもつながりました。今回はお1人でのファンミーティングとなりましたが昼公演を終えられた感想をお願いします</b>
実際こうやって1人でファンミーティングをするのは初めてなので、少なからずプレッシャーを感じましたし、一体どうしたらいいんだろうとも思っていました。でも実際ファンの皆さんにお会いしたらたくさん応援してくれましたし、何より僕にこうやって会いに来てくれたということがとても心強かったです。ですから昼公演もとても楽しく過ごすことが出来ました。

<B>―今回ファンミーティングのなかでご自身が作られたOST「霧の道」を歌われました。「B1A4」や他のアーティストの楽曲も手掛ける音楽プロデューサーとしての一面もお持ちですが、今回のOSTのように提供した曲を自分で歌ってみていかがでしたか。</b>
「霧の道」という曲を自分が歌うとは思っていませんでした。今日歌ったのが初めてですし、1人で歌うというのも初めてなので緊張しました。ただ今日はせっかくの機会なのでユンソンの気持ちを考えながらドラマに入り込んで、“ユンソンが歌う”という気持ちで歌ったら上手く感情移入できたのかなと思います。

<B>―役作りで1番難しかったことは何ですか?</b>
ユンソンという役を演じるにあたって事前にしっかりと勉強しました。そこから自分がどう演じたらいいのかを身につけたら出来るだろうと考えました。時代劇という自分が生きたことのない時代を演じるということ、特に昔の言葉づかいや服装に不慣れな部分もあったので多少苦労もしましたが、キャラクターに入り込むという点ではその人物がどういう人物か理解して、監督や共演者と話し合いながらスムーズに出来たのではないかと思います。

<B>―撮影現場の雰囲気がとてもよかったと伺いましたが、撮影時のエピソードや裏話がありましたら教えてください。</b>
同世代の共演者が多かったので本当によく気が合って楽しく話をしたり、好きなものが似ていたりしました。撮影現場でも仲良くふざけあったりしていたのですが、あるとき待ち時間が終わっていざ撮影をするというときに皆で顔を合わせたらちょっとしたきっかけで皆が笑い転げてしまい、何度もNGを出してしまったということもありました。

<B>―これからドラマを見る人に“ここだけは見てほしい!”というシーンやご自身が好きなシーン、演じていて思い出に残っているシーンがありましたら教えてください。</b>
色んなシーンがありますが、ドラマを見てくださる方に面白い部分を紹介したいと思うので剣術のアクションシーンをぜひ見てほしいです。共演者の方との息もぴったり合いましたし、ユンソンのイ・ヨンに対する気持ちとイ・ヨンのユンソンに対する気持ちがよくわかるシーンなのでぜひ見てほしいです。

<B>―初の時代劇に挑戦ということで、1番準備に費やしたものは何でしたか。</b>
やはり昔の言葉の言い回しなのでどういう感じで話せばいいのかを勉強しました。そして自分の演じるキャラクターをよく知るべきだと思いましたので、ユンソンというキャラクターの理解に時間を費やしました。ユンソンは普段使わないような、鳥肌もののセリフを言います。それをいかに淡々と言えるかも研究しました。

<B>―自分がラオンだったらイ・ヨンとキム・ユンソンどちらを選びますか?もしユンソンを選んだ場合は“自分が演じたから”以外の理由を教えてください。</b>
ユンソンだったんじゃないかなと思います。ユンソンは自分の愛情を序盤から積極的に表現していたので、自分がラオンだったら序盤で惚れてしまっていると思います(笑)

<B>―ユンソンは恋愛と友情に揺れる役でしたが、ジニョンさんだったらどちらを選びますか?</b>
難しいですね(笑)
正直そういう経験がまだないので実際どうするかはわかりませんが、そのときの状況をしっかり見て判断、対処するんじゃないかなと思います。愛情も友情もどちらも重要なので。

<B>―OST「霧の道」は具体的にどういうことをイメージして作られましたか?例えばこの詞から考えた、このフレーズから考えたというのがあれば教えてください。</b>
まず「霧の道」という曲が出来たとき、アルバムのジャケット写真にラオンの写真が使われていたので多くの方がラオンのテーマ曲だと思われていると思いますが、実はそうではなくてドラマ全体のことを考えながら作った曲なんです。「霧の道」というタイトルですが、霧の道というのは前がかすんでよく見えませんよね。その霧のかかった道を少し否定的な要素として取り入れました。このドラマに出てくるキャラクターたちは本当に様々な苦労や痛みを抱えています。その痛みの部分を霧の道に例えました。頑張って霧の道を抜けたら、そこには春の花が咲くのではないかなという想いを込めました。なので、このドラマに出てくる全てのキャラクターに合う歌ではないかなと思います。

<B>―最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします</b>
ファンの皆さん、記者の皆さん、今日はお忙しい中お集まりいただき本当にありがとうございました。今日はこうやって1人で来ましたが、これから「B1A4」のメンバーと一緒に日本に来る機会もありますので楽しみにしていてください。ありがとうございました。


 会見中もカメラに向けて手を振ったり、指ハートを飛ばしたりとサービス精神旺盛なジニョン。きりっとクールなルックスに気品あふれる立ち振る舞いがジニョンの人気の秘訣だろう。これからもアイドルとして、音楽プロデューサーとして、そして俳優として人々を魅了し続けてくれるに違いない。



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