「EXO」
「EXO」
韓国No.1音楽サイト「Melon」が主催するミュージックアワード「Melon Music Awards」。9回目の開催となる今年は12月2日、ソウル・九老(クロ)区にある高尺(コチョク)スカイドームにて「2017Melon MUSIC AWARDS」(以下、MMA)が開催された。

EXO の最新ニュースまとめ

 例年に続き、その年のチャート実績及びリスナーによる投票の集計結果をもとにして決定された各賞がこの日発表された。
冬の寒空の中、高尺スカイドームの周辺には、開催数時間前から韓国国内外からも訪れた数多くのK-POPファンが長蛇の列を作り、開催時間が近づくにつれて好きなアーティストの応援グッツなどを手にしたファンは数を増し、更に大きな賑わいを見せていた。

 総勢20組のアーティストが賞を受けることしのMMAは「音楽、夢を起こす(Music, Awake Your Dream)」というコンセプトとユニバース(UNIVERSE)をメインテーマにし、各アーティストが持っている世界観と個性が投影されたスペシャルステージを見せ、生中継を通して世界の多くのファンを熱狂させた。

 IUはホワイトのドレスに身を包んでステ―ジに登場し、会場から大きな注目を浴びた。各音源チャートで1位を獲得した「Through the Night」で幕を開き、続いた「Dear Name」でのステージでは無名のアーティストたちも登場。

 共に熱唱し、「音楽、夢を起こす(Music, Awake Your Dream)」のコンセプトに合った感動的で印象深いパフォーマンスで深い余韻を残したIUはこの日TOP10、Song Writer賞、そして アルバム『Palette』で大賞であることしのアルバム賞を見事受賞し、3冠を獲得した。

 IUはことし歌手としてだけでなく、ソングライターとしての評価を貰ったことから「私がもらった賞の中で一番うれしいです」と喜ぶと同時に大賞受賞では「ことし一年、ファンとみなさんに良い音楽、良い舞台をお見せするために食べれず寝れずでご苦労されたアーティストのみなさんとそのスタッフのみなさんお疲れ様でした」と同僚歌手やスタッフを気遣う様子も見られ、授賞式の雰囲気を盛り上げた。

 ビルボードでの受賞や音源チャートMV再生回数など、ことし一年も多方面において大活躍し、世界からの注目を浴び続けている「防弾少年団」はこの日もその人気のほどを見せつけた。そのグローバルな活躍により、MelONでは2013年にPSYが「江南スタイル」で受賞して以来、受賞記録のなかった「グローバルアーティスト賞」を復活させ、「防弾少年団」にその栄光を与えた。

 また、SURANの楽曲を手掛けたメンバーのSUGAはホットトレンド賞を受賞。プロデューサーとしての頭角も見せた。SUGAは「メンバーなしでもらう賞は初めてでとても緊張しています」と話しながら「これからももっと良い音楽を作っていきたいです」と抱負を伝えた。

 「防弾少年団」はこの日TOP10、ホットトレンド賞、ミュージックビデオ賞、グローバルアーティスト賞に続き、大賞であることしのベストソング賞を受賞し、見事5冠を達成した。

 メンバーのRMは「『ARMY』(=「防弾少年団」のファン)!誰よりも感謝しています」とまずファンと喜びを分かちあうとJ-HOPEは一つの曲が生まれるまでの課程を伝えながら「これからも皆さんに愛情と情熱を込めて感動をお聴かせできる音楽チームになりたいです」とメッセージを伝えた。

 ジョングクも「作業部屋ができました!」と話して今後の曲作りへの抱負も語り、これからの彼らの活躍に大きな期待を持たせた。彼らはこれで昨年の今年のアルバム賞受賞に続き、2年連続の大賞受賞を果たした。

 この日のステージではブルーを基調とした背景にJIMINとJ-HOPEによるイントロパフォーマンスに続き、「DNA」、SUGA、RM、J-HOPEによる「You Never Walk Alone」、そしてベストソング賞に選ばれた「Spring Day」のステージでファンの目をくぎ付けにした。

 そしてやはり、ことし大いに活躍し、数多くのファンから愛を受け続けている「EXO」は、この日のパフォーマンスを「FOREVER」でスタート。強力なステージパフォーマンスを見せると「The Eve」、そして「Ko Ko Bop」で会場全体を一つにした。

 「EXO」はTOP10は勿論のこと、ネットユーザー人気賞、男性ダンス部門賞、Dynamic Duoとチェンによる「nosedive」でラップ/ヒップホップ部門の受賞に加え、大賞である今年のアーティスト賞を受賞し、5冠を達成した。大賞は2015年から3年連続で果たしたことになる。

 大賞を受賞し、リーダーのスホは「みなさんがいなければ僕たちは何でもありません」と話し「時間が続き10年、20年、30年になれば、僕たちがずっと一緒にいれば、それほど価値のある記録はないと思います」とファンに向けての変わらない愛情を注いだ。

 またメンバーのKAIは涙を流しながら「『EXO』が『EXO-L』(=「EXO」のファン)にとって最高の歌手ならば、『EXO』にとってはみなさんが最高のファンです。いつも愛しています!」と喜びを噛みしめていた。メンバー一人一人があいさつをし、最後まで熱気に包まれたまま2017年のMelOn MUSIC AWARDSは幕を降ろした。

 2017年も数多くの人気K-POPアーティストたちが多方面で活躍し、話題をさらった。既存のアーティストのグローバルな活躍に加え、続々と新しいアーティストたちの誕生も多かった2017年。来る2018年はどのようなアーティストたちがどういった活躍を見せるのか、ますます熱い注目が注がれることだろう。

 2017年の話題のアーティストたちが一堂に会した「KAKAO MINIと共にする2017MelOn MUSIC AWARDS」の様子は12/16(土)、「日本語字幕入り! Melon Music Awards 2017」にて放送が予定されている。授賞式前に行われたレッドカーペットの様子も字幕付きで放送!




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