「MYNAME」
「MYNAME」
日本デビュー5周年を迎えた5人組ボーイズグループ「MYNAME」。迫力あるパワフルな歌声にキレのあるダンス、そして流暢な日本語トークでファンを魅了し続けている。今年10月26日にメンバー最年長のインスの入隊を控え、5人でのライブはしばらく見納めとなる。8月25日(金)に「MYNAME LIVE 2017~さよならからはじまるSTORY~」を東京・国際フォーラム ホールAで開催した。

MYNAME の最新ニュースまとめ

 ステージ上の赤い幕が落ちるとコヌ、インス、セヨン、ジュンQ、チェジンの5人が真っ白なスーツ姿で登場し、日本デビューシングル「Message(Japanese ver.)」からライブスタート。5人の登場を待ちわびていたファンから大歓声があがった。セヨンが「みんなの声が欲しい!! 」と叫ぶと、より一層会場が沸いた。

 続けて、日本1stアルバム収録曲「PARI PARI」や今年4月にリリースした湘南乃風SHOCKEYEプロデュースの「出会いあいして」など、8曲をノンストップで歌い上げた。日本最新アルバム「MYNAME is」のリード曲「Baby Tonight」は、メンバーのセヨンが考案した足のステップを取り入れたダイナミックな振り付けが非常にかっこいい1曲で会場を熱狂させた。

 MCタイムもエンジン全開の5人は「東京!! 盛り上がってますかーー!! 」と会場をさらに煽った。「こんなに人数いるけどさ“インスマイル”やってみる?今日は俺の両親も来てるしさ。俺がどれだけ人気あるのか教えたい(笑)」と、インスは約5000人のファンと恒例のインスマイルポーズができてうれしそうな表情。「今までの『MYNAME』のコンサートでは1番広い会場ですね。今日来てくれた皆さんに感謝します」と、セヨンが会場の広さについて触れると「最初の頃のステージを思い出すと…(泣)」と、涙をぬぐうフリをするインス。すかさず「まだ早いよ!始まったばっかりだよ!」とメンバーから総ツッコミが。

 今回は、最新アルバム「MYNAME is」に収録されている各メンバーのソロ曲も披露。トップバッターは低音ボイスがクールなジュンQ。長いガウンを羽織り、マイクスタンド片手に「DUDU」を歌った。女性ダンサーと男性ダンサーのストーリー性のあるダンスにまるでミュージカルを観ているような雰囲気に。

 続いてインスの「Morning」。ステージに用意されたベッドに寝転ぶインスはなんと上半身裸。その鍛え上げられた見事な身体にファンもメロメロ。最後は、ラッパーとしてフィーチャリングしたジュンQと一緒にカメラに向かって投げKISSをし、甘い甘いひと時をファンにプレゼントした。

 さらにインスは9月6日に発売する自身初のソロミニアルバム「NAKED」のリード曲「NAKED LOVE」をファンの前で初披露。裸にジャケットというアイドルの王道スタイルでバキバキに割れた腹筋をアピールした。「9月23日にはZEPP TOKYOでソロライブをやります!そしてなんと!次の日24日にはソロファンミーティングもやることになりましたー!」と、インスからの重大発表に会場も大盛り上がり。

 その後も「ノム very マ~too very so MUCH~」や「ニガモンテ」などハードなダンスナンバーを立て続けに披露。ここまで30曲以上歌ったメンバーもさすがにお疲れと思いきや「まだ体力ある!あと20曲歌える!」と、セヨンはまだまだ元気いっぱい。「最後は一緒にジャンプして歌って踊ろう!準備はいいですか?」と、本編ラスト「WE ARE THE NIGT」をファンと一緒に全力で盛り上げた。

 アンコールではグッズTシャツに着替えたメンバーが客席後方から登場。ボールを投げたり、スマホで動画を撮影したり、思い思いの方法でファンとの交流を楽しんでいた。「SUMMER PARTY」、「We Made It」と歌い、残りあと1曲となったとこでメンバーが今日の感想を伝えた。「昨日眠れなかったんです。こんな大きな会場初めてだし緊張して。夜中1人で歩きながら考えました。コンサートが終わったらインスが入隊して寂しさもあるし、リーダーとしてうまく出来るか色々考えました。インスが帰ってくるまで4人で頑張って、ファンのことも4人が守るから。今日のライブで感じたことは、みんながいたから今日のライブが出来ました。5年間大変なこともあったけど、みんなが隣にいてくれたから僕たちもここまで来られたと思います。ありがとうございました」と、コヌはリーダーとしてメンバーとファンを守るためにどうしたらいいか考えていたことを打ち明けた。

 「インス兄さんが入隊しても『MYNAME』は終わらないから安心して。お兄さんたちがいつも助けてくれて感謝しています。5年間1度も言わなかったけど、インス兄さんありがとうございます」(ジュンQ)、「インス兄さんとは今までケンカもいっぱいしました。話さなかったときもあって、でも今思うとその時間がもったいなかったなと思います」(チェジン)と、弟たちの本当の気持ちを聞いたインスが思わず涙する場面も。

 「今日は本当にたくさん来てくれてありがとうございます。5人は絶対戻ってきます。僕らを信じてずっと一緒にいてください。あと、メンバーの両親がライブを観に来たのは初めてです。『MYNAME』がここまで活動してきた姿を見せることができたのは皆さんのおかげです。感謝しています。最後に一言、『My girl』(=「MYNAME」のファン)大好きです」と、セヨンはこれまで支えてきてくれたファンに感謝の言葉を送った。

 そして、インスが涙ながらに今の率直な想いをファンに伝えた。「今日1日思ったことはすごく幸せということと、戻ってきたときにこれぐらい『My girl』がいるか心配ということです。1か月前ぐらいは本当に悲しくて悲しくて、何考えてもどんな曲聴いててもすごく悲しかったです。でも今は2年間ちゃんと勉強して戻ってくるので、みんなも今の席を守って4人の『MYNAME』をよろしくお願いします。浮気はダメだからね(笑)」と、最後は笑ってファンを安心させた。

 アンコールラストのインスが作詞作曲した「忘れないで」では、涙が止まらず自分のパートが歌えないメンバーにファンももらい泣き。「最後は笑顔であいさつしよう!」と、5人でハグをして、手をつなぎ、深々とお辞儀をして約4時間のライブが終了。
笑顔で手を振るメンバーのTシャツの胸には“5”という数字が光り輝いていた。


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