グループ「iKON」
グループ「iKON」
「次世代モンスターグループ」としてますます勢いを加速させている「iKON」が、海外アーティストの本国デビューから、史上最速となる1年9か月での日本ドームツアー「iKON JAPAN DOME TOUR 2017」を京セラドーム大阪に続き、6月17日(土)埼玉・メットライフドームで開催。「iKONIC」(「iKON」のファン)が持つスティックライトにより、真っ赤な光の海と化した夢の舞台で、メンバー7人は広い会場を駆け巡りながらエネルギッシュに大暴れし、熱狂的に声援を送るファンと熱い一夜を過ごした。

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 公演は、巨大なLEDスクリーンにオープニング映像が映し出され、メンバーが登場すると地鳴りのような歓声が沸き起こり、「BLING BLING -KR Ver.-」で幕開け。新曲なのに、ファンの掛け声もバッチリで、会場の熱気が一気に上昇。さらに、デビュー前の人気曲「SINOSIJAK REMIX」、「JUST ANOTHER BOY」で畳み掛け、いきなり興奮のるつぼと化した。

 B.Iは「ここが噂のドームステージですか。本当に大きいですね~」と感無量の表情を浮かべ、「この噂のドームステージでぶっ飛ばすつもりなので、皆さんしっかり付いてきてください!」とリーダーらしさを見せ、ジナンは「最後まで盛り上がっていきましょう!」、ユニョンは「きょうも情熱的に楽しもうね」と呼び掛けた。ジュネとドンヒョクは「愛してるよ」と客席に指ハートを送る愛嬌を見せ、「ユニョンの分身チャヌです」と自己紹介した末っ子チャヌは「初めてのドームツアーで緊張していますが、めっちゃ準備しましたので、皆さん1秒も見逃さずに見てください!」と自信を示し、BOBBYは「元気か?きょうも暴れようか!」と客席をあおり、ドーム公演のために特別に準備したという次の曲へ。

 スクリーンに広がる星空をバックに、イスに座って「MY TYPE」をアコースティックバージョンで歌い上げる7人。スクリーンに1人ずつ顔のアップが映されていき、ジュネとB.Iはウインクをしたり、ドンヒョクは投げキスをしたり、ユニョンは指ハートをしたりと、それぞれがファンに愛情表現をし、ファンを胸キュンさせた。
そして、ジナンが「スタンド席の皆さん、僕たちがちゃんと見えますか?僕たちが行きますよ」と言うと、「#WYD」で、正面のメインステージからアリーナ席を囲むように延びる360度の花道を歩きながら、ファンと目を合わせ、「TODAY」ではエンドテージに移動し、女性ダンサーと共にパフォーマンスを披露した。

 「ドームの真ん中でエネルギーを感じてみたい」というジナンのリクエストで、スタンド席のファンがウェーブをし、それを見て「『iKONIC』、さすが!」と感動するジナン、ユニョン、ジュネ、ドンヒョク、チャヌ。ここからは5人で、ジナンがMCとなり、2組に分かれてゲーム対決することに。

 ジュネが僕のチームのメンバーは「油そば、ユニョンさん」とユニョンを選んだため、自動的にドンヒョクとチャヌの末っ子ラインがチームを組むことになり、まずはユニョンVSドンヒョクのダンスバトルから。2人はカッコいいダンスから、コミカルなダンスまで披露し、ファンを喜ばせた。

 次はジュネVSチャヌのモノマネバトル。お題は、先輩である「BIGBANG」のG-DRAGONで、自信をのぞかせたジュネは、G-DRAGONの歌っているときの表情を高いクオリティで再現。チャヌは声マネをしようとしたが、上手くできず「ゴメンなさい!」と断念したため、ジナンがアドリブで、「次はSOL先輩」とお題を追加。2人とも、SOLがコンサートで「皆さん、準備できましたか?」と言う客席への呼び掛けをマネし、会場は大爆笑。触発された(!? )ジナンが、「でもSOL先輩のモノマネは僕が一番だよ!」と負けじとSOLのモノマネを披露し、さらに会場を大きな笑いに包んだ。客席の判定により勝ったジュネとユニョン、MCジナンはセンターステージのリフトで退場。負けたドンヒョクとチャヌは花道をダッシュして、メインステージまで戻り、退場した。

 B.IとBOBBYは今回もソロステージを準備したが、それぞれ「BE I」と「HOLUP!」を新たなアレンジで披露。続く「ANTHEM」では2人で、軽快なラップとカリスマ性あふれる姿を見せた。

 さらに、いままでの公演ではなかった、ダンスパフォーマンスのコーナーも。ダンサーと共に7人が、1人ずつの見せ場を作りながら、キレキレの激しいダンスでファンの視線をくぎ付けにした。続いて、スクリーンには、メンバー1人1人とデートをする気分が味わえる映像が流れ、メンバーたちの甘い言葉やロマンチックなシーンが出てくるたびに、客席では「キャー」と黄色い悲鳴が飛び交った。

 そうして女性ファンをドキドキさせた「iKON」は、エンドステージから登場し、今度はバラードで艶のある歌声を響かせ、ファンの心をわしづかみに。「JUST GO」に続き、濃厚なサッドソング「APOLOGY」ではスクリーンにメンバーたちの姿がモノクロで映し出され、曲にぴったりなムードのある雰囲気を演出した。

 MCタイムに入り、映像の撮影エピソードを明かした「iKON」。全員の彼女役をジナンが担当したそうで、「(ジナンに)腕枕をするなんて、冗談じゃない」(BOBBY)、「どうしてジナンさんがオレの彼女なの?」(ジュネ)とジナンを相手に演じるのがつらかったと訴えるメンバーたち(笑)。その様子を面白がり、「ドンちゃんは僕のために踊ってくれましたね」と振り、「最悪!」と言い返したドンヒョクには、「ここでもう1回踊って」とムチャぶりするジナン。恥ずかしそうに踊ったドンヒョクは「ファンの皆さんが喜んでくれるなら、それで満足です」と笑顔を見せた。

 また、8月16日にミニアルバム「NEW KIDS : BEGIN」を発売することや、「iKON JAPAN DOME TOUR 2017」の追加公演が決定したことを伝え、新曲「BLING BLING」では、ユニョンが「みんな同じ動きをするために、B.Iさんにどれだけ怒られたか(笑)」と明かすと、チャヌが「本当に怖かったです。特に僕が一番怒られました」とB.Iをにらみ、苦笑いするB.I。そんな妥協しないB.Iによって、曲の完成度が上がるのが「iKON」の特徴であり、それを面白おかしく話せるメンバー間のチームワークの良さがにじみ出たひとコマだった。

 ファンへの思いを込めた「WAIT FOR ME」、切な系ソング「AIRPLANE」、デビュー前の彼らの決意を歌った「CLIMAX」を見事なボーカルワークで聴かせた後は、ジナンがプロデュース、ディレクションした「LOVE ME」のPVとメイキング映像が公開され、メンバーたちの素顔をたっぷり堪能。思わずクスッとさせるシーンの連続に、会場中がほっこり和んだ。

 ライブも終盤に入ると、さらに1曲ごとにギアが上がっていくような、すさまじい盛り上がりに。「iKON」を代表する「RHYTHM TA REMIX(Rock Ver.)」、新曲の「B-DAY -KR Ver.-」、“ゴリラダンス”がポイントの人気曲「DUMB & DUMBER」とノリノリなナンバーが続き、ノンストップで全力のパフォーマンスを繰り広げたメンバーたち。
曲が終わると、「死にそう」と座り込んだり、あおむけになったりし、「コンサートで『B-DAY』の後、『DUMB & DUMBER』は絶対ムリだよ」とジナン。「これはダイエットダンスだよ」と肩で息をするメンバーたちだったが、ファンの大歓声を浴び、充電完了!ジュネが「B-DAY」の日本語バージョンのポイントをちょっとだけ見せ、ファンの期待を膨らませた。

 また、初めてステージに立ったときからいままでの写真を公開。写真が映し出されるたびに、「ワオ~!」を連発し、ユニョンとチャヌが似ていることや、ジナンの小ささをイジる鉄板トークで、はしゃぎまくるメンバーたちは、『TEAM B』として初来日し、ぎこちない日本語であいさつをした映像を見た後、「初めまして。『TEAM B』です」と当時を再現して見せ、初心を振り返った。
そして、「いまは『iKON』です」と笑いながら、「夢見ていたドームのステージに立っているから、やりたいことをやりましょう」とドンヒョク。「水を一気に飲みたい」というBOBBYは、「ドームじゃなくてもできるよ!」とジナンのツッコミを受けながらも、「ドームでしたかったんだよ!」とペットボトルの水を一気に飲み干し、「文句あるか!」とドヤ顔(笑)。

 続いて、チャヌが「さいたま」であいうえお作文にチャレンジ。「さ、サランハヌン『iKONIC』ヨロブン(=愛する「iKONIC」の皆さん)。い、イゲパロiKONイダ(=これがまさに「iKON」だ)。た、楽しいでしょ?次のツアーも。 ま、マニマニワジュセヨ(=たくさん来てください)」と韓国語と日本語を交えた高度なテクニック(!? )を披露し、拍手を浴びる中、「いまの『iKONIC』たちは理解できたのかな?」と冷静に心配するジュネだった。

 そんなジュネは、「ドームでやるのがフレッシュな感じ」と前回のアリーナツアーで大ウケだったブルゾンちえみの「35億」をまたやりたいと志願。“ブルゾンジュネみ”となり、ユニョンとドンヒョクを従えてスイッチオン!今回も妖艶な雰囲気を漂わせてバッチリ決め、大盛り上がりとなった。

 最後にジナンが「長男だから、僕たち7人で一緒にハグしたい」と言うと、ドンヒョクが真っ先に抱きつき、両手を広げて待つジナンを羽交い絞めするかのように、7人がドームに立てた喜びを爆発させながら、ギュッとくっつき、じゃれ合う姿がほほ笑ましかった。

 ラストは、「WHAT‘S WRONG?」で弾けた魅力を発揮し、「LOVE ME」でキュートな姿を見せた「iKON」は、本編を「WELCOME BACK」で締めくくった。

 アンコールでは、「iKON」が「M.U.P」を歌いながら、お馴染みとなっているグッズを客席に投げ込むファンサービス。メンバーたちは花道を隅々まで練り歩きながら、アリーナ席はもちろん、スタンド席の後ろにも目を向け、ファンと触れ合った。

 B.Iは「ドームに立つまで、いつも見守ってくれて応援してくれた『iKONIC』 JAPAN。愛しています」と指ハートを客席に向けた後、スタッフにも感謝し、「これからも『iKON』は皆さんとゆっくり、長く一緒に歩いていきたいです!」と力強く語り、ジナンも「皆さんがいないと僕たちは歌うことができません。皆さんがいたからドームツアーもできたし、本当に感謝の気持ちを持っています。最後の日だけど、たくさん来てくれて本当にありがとうございます!」と改めてファンに感謝した。

 そして、「最後の日だから、もっと遊ぼうよ」と再び新曲「BLING BLING -KR Ver.-」と「B-DAY -KR Ver.-」を披露。ペットボトルの水を客席にまき、ドンヒョクや自分にも浴びせるBOBBYなど、メンバーたちは最後までテンションMAXで暴れまくり、完全燃焼した。

 底知れぬ魅力とパワーで、ドームでも圧巻のパフォーマンスを繰り広げた「iKON」。夏には、この日披露した新曲2曲を含むミニアルバム「NEW KIDS : BEGIN」を発売し、秋にはアリーナツアーに突入。進化を遂げながら、走り続ける彼らから今年も目が離せない。




【iKON JAPAN DOME TOUR 2017】
2017.6.17 埼玉・メットライフドーム -セットリスト-
1. BLING BLING -KR Ver.-(新曲)
2. SINOSIJAK REMIX
3. JUST ANOTHER BOY
4. MY TYPE
5. #WYD
6. TODAY
7. BE I_B.I
8. HOLUP!_BOBBY
9. ANTHEM_B.I&BOBBY
-DANCE PERFORMANCE-
-MOVIE-
10. JUST GO
11. APOLOGY
12. WAIT FOR ME
13. AIRPLANE
14. CLIMAX
-MOVIE-
15. RHYTHM TA REMIX(Rock Ver.)
16. B-DAY -KR Ver.-(新曲)
17. DUMB & DUMBER
18. WHAT‘S WRONG?
19. LOVE ME
20. WELCOME BACK
<ENCORE>
21. M.U.P
22. BLING BLING -KR Ver.-
23. B-DAY -KR Ver.-


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