キム・ヒョンジュン（リダ）、ファンに見守られながら法廷へ

韓国俳優兼歌手のキム・ヒョンジュン（30）がファンに応援されながら、元交際相手の女性Aに対する名誉毀損裁判の証人として出廷した。

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　重い足どりだったが、現場に駆けつけたファンのおかげでキム・ヒョンジュンの表情とは違い、現場には妙な空気が漂っていた。

　キム・ヒョンジュンは1日午後4時40分、ソウル東部地裁で元交際相手Aの詐欺未遂と出版物による名誉毀損容疑の裁判に現れた。キム・ヒョンジュンは検察の証人申請で法廷に立つことになった。

　キム・ヒョンジュンは非公開で行われるこの日の裁判に、黒いスーツを身にまとって無表情で登場した。

　この日裁判所にはキム・ヒョンジュンに会うためファンが駆けつけた。ファンの中には韓国国内だけでなく海外からも多数集まっていた。ファンは応援文句を書いたプラカードを手にして静かにキム・ヒョンジュンを見守った。キム・ヒョンジュンもファンをじっと見つめた後、静かに裁判所内に入っていった。

　キム・ヒョンジュンの元交際相手の女性Aは、ことし初めに検察から詐欺未遂および出版物による名誉毀損容疑で起訴された。検察はAが妊娠と暴行、流産に対する嘘の主張をした状況を理由に詐欺未遂容疑とした。またAがあるマスコミの事務室で記者にねつ造したメッセージ内容を提供したことに名誉毀損容疑を追加した。Aは起訴後、容疑を否認し続けてきた。

　Aは2014年5月にキム・ヒョンジュンに暴行されて流産したと主張し、キム・ヒョンジュンを暴行致死および傷害容疑で告訴してから取り下げていた。その後Aは1年経った2015年にキム・ヒョンジュンに16億ウォン（約1億6000万円）の損害賠償請求訴訟を起こした。キム・ヒョンジュンはAの主張は嘘だとしてAを告訴した。当時法廷は、Aがキム・ヒョンジュンに1億ウォン（約1000万円）を支払うよう命じていた。Aはこれを不服として控訴した。