悲劇的なセウォル号沈没事故を扱い、騒動となった映画「セウォル号」の制作が難航しそうだという。(提供:OSEN)
悲劇的なセウォル号沈没事故を扱い、騒動となった映画「セウォル号」の制作が難航しそうだという。(提供:OSEN)
悲劇的なセウォル号沈没事故を扱い、騒動となった映画「セウォル号」の制作が難航しそうだという。

 24日、映画「セウォル号」を後援することになっていたクラウドファンディングサイト「キダリ・ファンディング」が、映画の公演を暫定的に中断することにした。これによって映画制作に必須の資金集めが不透明になった。当初、映画「セウォル号」は、事故から4年を迎える来年4月16日に合わせて公開する予定だった。

 キダリ・ファンディング側は24日、公式ホームページに「セウォル号映画制作プロジェクトの後援を一時中止」というタイトルの文章を掲載した。本文では「『セウォル号映画制作後援プロジェクトに関して多くの後援者の方々からの話を伝えている』とし、ゴールデンゲイトピクチャーズのオ・イルグォン監督とミーティングをしたことを伝えた。

 キダリ・ファンディング側が監督側に要求した事項は次のとおり。1)制作会社の制作力量を証明できる案と、プロダクション進行の経過と今後の計画についての詳細情報、2)真相究明が終わっていない状況で、遺族や関連団体との協議がどのように進められてきたのか、また今後の作品の方向性に対する立場、3)不適切なリウォード問題をはじめシノプシス上の遺族をはじめとした多くの後援者の心を傷付ける可能性のある項目に対する制作会社側の立場とそれに対する今後の計画。

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