グループ「MYNAME」
グループ「MYNAME」
昨年リリースした日本4thアルバム「ALIVE~Always In Your Heart~」がオリコンデイリーCDアルバムランキング1位、ウィークリーチャートで2位を記録、今年もソロライブやミュージカル出演など、日本で活発な活動を展開している5人組ボーイズグループ「MYNAME」。そんな彼らが2月18日(土)、東京シーサイドフェスティバルホールにて「MYNAME 2017 LIVE TOUR ~ALIVE~」を開催した。4thアルバムの収録曲を中心に、おなじみの曲からソロ曲、ユニットナンバーなど、盛りだくさんの内容でファンを喜ばせた。

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 「K.O. Monster」で幕を開けたライブ。真っ赤なジャケットに黒のパンツで登場した5人は、ダンサーと息の合ったダンスを披露。一人ひとりが歌う度に大きな歓声を受け、一曲目から燃えるようなステージを作り上げて、会場を盛り上げた。続く「Gimme Gimme」「Sugar」ではセクシーな眼差し、ダンスでムーディーな雰囲気を演出、ファンをさらに引き寄せた。大人の男の魅力を見せたと思えば、疾走感が気持ち良い「GOLD RUSH」では、チェジンのソロパートでコヌが密着したり、メンバー同士、目を合わせてダンスに笑い合うなど和気あいあいとした空気でライブのオープニングを飾った。

 ここまで披露すると「こんにちは、『MYNAME』です!」とファンにあいさつ。この日はLINEで世界中のファンにライブが生配信されていることを告げ、セヨンは「切磋琢磨して頑張って、死ぬ一歩手前まで、全力で!」と意気込みを語った。インスが会場に向かって「準備の方は~?」と投げかけると「いい~!」とファンも大きな声で応え「Hocus Pocus」へ。セヨンを先頭にしたダンサーと絶妙な呼吸を見せたダンスで歓声を浴び、熱気をそのままに「LAST TRAIN」、「ニガモンデ」で会場が一体に。「Crazy Crazy」ではメンバーに合わせてファンも一緒に手をたたいてダンス。キュートな振りを見せるほか、後半ではメンバーが集まり仲良く腕を組むと、その姿にファンも笑顔になって一緒に体を横に揺らしていた。

 ここからは5人のステージを挟みながらソロステージの時間に。それぞれ4thアルバムのWeb盤に収録されたソロ曲、ユニット曲を披露した。トップバッターはインス。大きな拍手で迎えられたインスは「雪道」で切ない表情と会場いっぱいに響く切ない歌声で圧倒、チェジンもバラードナンバー「僕の心に」で美しい澄んだ歌声を披露した。コヌの歌う「Good Bye To You」は、歌詞に込められた思いを切実に伝えようとする姿が印象的で、ファンはその世界に酔いしれた。

 その後のトークタイムでは、メンバーそれぞれがことしの目標を語った。「もっと歌手として皆さんが共感できる曲を作って歌いたいです」(コヌ)、「毎回話しているけれど、皆さんの前で歌うことができてとてもうれしいです。歌手はもちろん、役者として、振付師としても頑張りたいし、TVでも会えるようになったらうれしいです。皆さんとの“一期一会”を大切にしたいです」(セヨン)、「2017年は忙しく仕事をして、『MYNAME』としても一人でも頑張りたいです。いろんな仕事をして、『MYgirl』(=「MYNAME」のファン)にも会いたいです」(チェジン)、「昨年はドラマとか、挑戦したことがたくさんありました。ことしは僕が作った音楽も、もっと皆さんに聴かせたいです」(ジュンQ)、「2017年の目標は皆さんにもっと愛を伝えることです。僕にとってことしは大事な年です。ソロアルバムも出したいし、ミュージカルもやりたいです」(インス)と今年の活動に意欲を見せた。

 「ノムveryマ」を歌う前にはセヨンがマイクを通さずに大きな声で「次の曲聴いて聴いて~!」と最初から会場の雰囲気をアップさせるとファンも大きな掛け声で応え、共に大盛り上がりで会場を温めた。曲の最後のステージに倒れこむ体勢から、セヨンだけが一人残った。登場したダンサーに上着を着せられると、そこからセヨンとジュンQのダンスコーナーへ。しなやかな動きはもちろん、豊かな表情演技でも魅せて歓声を浴びると、後方から同じ上着を着て登場したジュンQとユニット曲「Oh My Gosh」に突入。カリスマ性溢れるラップで観客をあおると、ペンライトは激しく縦に揺れ、その中でセヨンとジュンQは数十人のダンサーをバックに踊り、圧倒的な存在感を見せて2人の世界に引き込んだ。「WE ARE THE NIGHT」ではインスとセヨンのブレイクダンスもバッチリ決まり、メンバーも後半にいくにつれて更に明るい笑顔を見せた。

 計20曲を披露するとインスが「皆さん楽しんでる?でも、もうそろそろ最後の曲です。時間があっという間ですね」と話すとファンも「え~」と残念そうな反応。そこでインスが「皆さんがキュ~ンとする一言を言いましょう」と提案。トップバッターのコヌが「皆さん、愛してます。そして感謝しています。皆さんがいるから、僕は歌います。皆さんがいるし、僕の両親がいるから生きてます。最後は皆さんと一緒に歌いたいです。今皆さんを見ていて考えた歌があるのですが、歌ってもいいですか?」と真剣な表情で話すも、突然「会いたかった~会いたかった~」と「AKB48」の曲を歌いだし、会場は一気に爆笑に包まれた。続くジュンQも「今日来てくれてありがとうございます。皆さんがいるから、僕がいます」とコヌと同じような話を始め、最後には「I Want You~」と別の「AKB48」の曲をキュートに披露し、再びファンを笑わせた。このままこの流れが続くような空気を感じた?チェジンも「皆さんのおかげでここまで来ました」と話した後、日本の曲をアカペラで披露し会場を沸かせた。インスも「Apink」の曲を可愛く披露、最後にセヨンは「皆さんが楽しいなら、『MYNAME』は皆うれしいです。今日は感動しすぎて気持ちがいいです。最後まで応援よろしくお願いします!」と感謝の気持ちを伝え、「FIREWORK」でコンサートの幕を閉じた。

 アンコールではセヨン、ジュンQが客席に下りていくファンサービスや、タオルを一緒にまわして会場が一つになり、まだまだ熱気が冷めない様子。ここでコヌが「皆さん、ビッグニュースがあります!」とファンを期待させた。まずは4月から始まるライブツアーの決定、3月に行うイベントの告知を行った。その後「ホントのビッグニュースがあります!」と、もう一度5人が密集して戦隊ヒーローのようなポーズをとると、「4月5日、『MYNAME』の5番目のシングルをリリースすることが決まりました!」とサプライズ発表。これにはファンも大喜びで、会場はファンの大歓声で祝福ムードに包まれた。最後にもう一度ファンへの感謝の気持ちを届け「Alive or Fallen」で終了した。

 最後にセヨンが「皆さんと一緒に行きたいところがあります」と話した言葉が印象的であったように、更に高いところを見据えているメンバーの覚悟が感じられたライブであった。この日のライブ生配信は数十万人が視聴していたといい、関心の高さを見せた彼らは4月のライブハウスツアー、そして新曲発売のニュースとまさに休むことなく疾走する。今年も飛躍するであろう5人の成長が楽しみだ。



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