<Wコラム>朱子学が支配する国、あなたは本当に「韓国」を知っている?(参考画像/画像提供:news1)
<Wコラム>朱子学が支配する国、あなたは本当に「韓国」を知っている?(参考画像/画像提供:news1)
ある中国に関する勉強会で、参席者が「今の日中関係を改善するために安倍首相が南京を訪問したら効果あるのでは」と、講師に質問しました。講師は「二〇〇一年に小泉首相が中国を訪問し、日中戦争のきっかけとなった盧溝橋の記念館を訪れ、日本と中国の友好関係を築き、中国側を喜ばしましたが、その後で靖国神社を参拝したため、せっかくの友好ムードを壊し、当時の江沢民主席の面子をつぶしました(もちろん小泉首相が靖国に行かないと約束したわけではありません)」と答えました。また、このことから「南京を訪問しても中国側のその後安倍首相が靖国神社を参拝するのではとの疑念が払拭されない限り効果がないと思います」という内容の返答をしました。

 日本は、韓国にも中国にもことあるごとに謝罪しているのに、七十年たった今でも歴史問題や慰安婦問題を持ち出される、と不満げですが、果たしてそうでしょうか。

 ご存知のように、韓国では大統領でさえも退任後、汚職などの容疑で逮捕されることがあり、またその家族の不正が問題とされるなど、過去に遡って法律を適用することまでします。不正があれば大統領でも是非を正すのが、朱子学の世界です。日本のように過去のことを「水に流す」ほど寛大ではありません。

 朱子学の世界での「理」の追求は、「究極の善」とは何かを求めますので、曖昧に水に流すことができないのが中国、韓国の論理です。「究極の善」が何であるかに論説を通して命を懸ける伝統があります。刀ではなく「筆」で相手を論破する慣わしです。

 昔中国や韓国では言葉や文章で論理を戦わせ、地位や政権を取り、負けた方は島流しにされたり、悲惨な状況に置かれたりしました。さしずめ「文や言葉で人を切る」です。けれども、日本では文字通り刀で人を切ります。ですから日本語には刀に関する単語がたくさんあります。

 「裏切る」という言葉は韓国語にはなく「背信」と漢字語を使っています。ご存知のように「裏切る」とは前から正々堂々とではなく、後ろから襲いかかる卑怯な行為で「刀」が使われます。

 ほかに「切れ味」「切り取り」「真剣」など枚挙に暇がありません。ただ「真剣」という言葉は韓国では「真剣勝負」として使われてますが、日本語が韓国語になった例です。

 先にも述べましたが、「是非」という漢字も韓国と日本では使い方が違います。日本では、いろいろありますがひっくるめて「必ず」という意味で使われます。韓国では「正しい=是」か、「正しくない=非」か、を見極める意味に使います。

 「シビルル カリダ」(是々非々を極める)、「シビルル コリダ」(因縁をつける)、のような使い方をします。多分に「二分法」的な発想です。


文=権 鎔大(ゴン ヨンデ)
出典=『あなたは本当に「韓国」を知っている?』(著者/権鎔大 発行/駿河台出版社)

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