【イベントレポ】「少年24」、初来日イベントで宣言「自分の心に情熱がある限り、死ぬまで少年です！」

Mnetで放送されたサバイバルオーディション番組「少年24」から誕生した28名のボーイズグループ「少年24」。「UNIT WHITE」、「UNIT GREEN」、「UNIT YELLOW」、「UNIT SKY」の4グループで構成され、ソウル・明洞にある専用劇場BOYS24 Hallで年間を通じて定期的にライブを行うなど超大型K-POPプロジェクトとして話題となっている。今、最もアツいボーイズグループ「少年24」が、12月3日（土）に「少年24 JAPAN OFFICIAL FANCLUB EVENT ～1st H:Our Party～」を東京・恵比寿ガーデンホールで開催した。

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　今回のイベントには、「UNIT WHITE」と「UNIT YELLOW」の計14人が参加。ユニットごとの特色を生かしたステージや、14人という大人数ならではのアクロバティックなパフォーマンスで、会場に集まった500人近いファンの心を鷲掴みにした。

　オープニングは、エレクトロニックなメロディと一体感のあるダンスが魅力のナンバー「E」からスタート。ソンファン（UNIT YELLOW）は「すごく緊張しています。大勢の人が来てくださってうれしいです！」と、初めての日本公演に感無量といった様子。

　10月には日本の公式ファンクラブ“H:Our Japan”が発足。「UNIT WHITE」リーダーのドハは「とても気分がいいです。皆さんの応援のパワーをもらって一生懸命頑張る少年24になります！」と、意気込んだ。「UNIT YELLOW」リーダーのロウンは「“H:Our”は24時間という意味の“24 hour”と、私たちという意味の“our”をかけています。ファンの皆さんと一緒に時間を共有したいという想いが込められています」と、ファンクラブ名の由来を明かした。

　ジンソク（UNIT YELLOW）は「『YELLOW』のメンバーも『WHITE』のメンバーも、そして僕自身も、どんどん遠くへ広がっていくことが少年24の夢でした。その夢が叶うんだなとうれしい気持ちでいっぱいです」と、日本公演が決まった時の気持ちを振り返った。さらに「『UNIT WHITE』は良い意味でライバルです。でも正直、『少年24』にとってユニットは意味ないです。28人は家族だと思います」と、28人全員が仲間であることを強く主張した。

　「もっと知りたい！『少年24』」と題したQ＆Aコーナーでは、ファンから募った質問にメンバーがそれぞれ回答。今だから言える公演中のハプニングは？という質問に、ジンソプ（UNIT WHITE）は「以前UNIT GREENのメンバーと公演していた時、僕と仲良しのジヒョンくん（UNIT GREEN）がダンス中に笑わせてきたので、僕は歌詞を忘れてしまいました。インホお兄さんが助けてくれたんですけど、その時だけはジヒョンくんのことを憎たらしく思ってしまいました（笑）」と、ハプニングエピソードを打ち明けた。

　続いて、好きな女性のタイプは？と聞かれると、「僕だけに愛嬌をたくさん見せてくれる人（チャンミン）」、「耳の形がかわいい人（ロウン）」、「色白でつぶらな瞳の人（インホ）」と、女性に対する理想を明かした。「かわいい…。えぇっと…皆さん！大好きー！（ジェミン）」や「僕たちのことを見つめていてくれる皆さん！（ヘジュン）」など、ファンサービスもバッチリ。

　何歳までが少年だと思う？という少し難しい質問に、ジンソク（UNIT YELLOW）は「死ぬまで！自分の心に情熱があったら少年だと思います」と力説。それに対して、ヨンドゥ（UNIT WHITE）は「僕はチョコレートが好きなんですけど、最近甘いものが食べられなくなりました。だからチョコレートが食べられなくなったら少年が終わりかなと思いました。（「じゃあ今は少年じゃないの？」とメンバーから聞かれると）僕はまだチョコレートが好きですし、愛していますよ」と、ファンもびっくりの珍回答にメンバーも爆笑。

　歌のコーナーでは、「UNIT WHITE」が「BOOM」、「BOP」の2曲、「UNIT YELLOW」が「YOLO」と「CANDY SHOP」の2曲、そして日本のファンのためのサプライズとして「UNIT WHITE」の楽曲「STAR LIGHT」の日本語バージョンや桑田佳祐の「白い恋人」も披露。「日本語はまだ勉強中で難しいですが、この曲には日本語が合っていて早く覚えられました」と、今日のために準備してきたメンバーたちの想いにファンも感激していた。

　イベント終盤には、重低音の効いたビートが耳に残る「少年24」の代表曲「Rising Star」や「TIME LEAP」を14人全員でパフォーマンス。「24」では、パーカーに着替えたメンバーが、肩を組んだり、コミカルなダンスを披露するたびに会場から歓声があがった。約2時間、計10曲を歌い上げ、初来日イベントは大成功を収めた。

　「ユニットの中でもお互いに頼りあったり、力になったりしますが、他のユニットにはユニット内では話せない悩みなども相談出来ます。仕事のこと以外にも“兄”と“弟”として精神的な支えになってくれています」と話すように、メンバー同士で切磋琢磨しながら成長していく姿が少年24の最大の魅力といえるだろう。5500人を超える応募者の中から選ばれた28名のボーイズグループ少年24。韓国では初となる公演型アイドルとして、日本のみならず海外からも熱い注目が集まっている。UNITごとのカラー、そして少年24ならではのパフォーマンスをこれからどうやって魅せていくのか楽しみである。