「iKON」
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最新日本オリジナルシングル「DUMB & DUMBER」(9月28日発売)が、オリコン・ウィークリーCDシングルランキング1位、ビルボード・ジャパンHOT100で1位、ビルボード・ジャパン・トップ・シングル・セールス・チャート1位の3冠を達成した次世代モンスターグループ「iKON」。

iKON の最新ニュースまとめ

 9月10日(土)千葉・幕張メッセイベントホールからスタートした、ことし2回目となるアリーナツアー「iKON JAPAN TOUR 2016」の最終公演を10月26日(水)東京・国立代々木競技場第一体育館で開催。「iKONIC」(=「iKON」のファン)とともに、大熱狂の中、ツアーファイナルを締めくくった。

 「iKON」にとって初めてとなる代々木第一体育館の舞台は、メインステージとセンターステージから十字に伸びる花道、ステージ外周の花道が設置されるという構造で、どの角度から見ても楽しめる演出が満載だった。

 この日の夜公演は、「お久しぶり東京!」というドンヒョクの声で、赤いペンライトが一斉に揺れる中、「DUMB & DUMBER」で勢いよくスタート!一気にテンションが上がったファンも、会場が割れんばかりの大合唱で、臨場感と一体感がハンパない。間髪入れず、「SINOSIJAK REMIX」、「WHAT'S WRONG?」と続き、序盤から早くも最高潮の盛り上がりを見せた。

 「皆さん、お元気でしたか~? 『iKON JAPAN TOUR 2016』にようこそ。『iKON』のリーダー、B.Iです。半年ぶりに日本でコンサートをすることができて、本当に光栄です」とB.Iから一人ずつあいさつ。
「本当に本当に会いたかったです!僕は『iKON』の中でセクシーな声ジュネです。最後までテンション上げて行きましょう!」、「皆さん、こんばんは。『iKON』の長男ジナン、ジナン長男です。本当にめっちゃすごくとっても会いたかったよ!今からもっと盛り上げていきたいと思います。楽しんでください」、「ファンの皆さん、お久しぶりです。『iKON』のアツイ男ユニョンです!皆さんに本当に会いたくて会いたくて、うっ、胸が…ハートだ、ハート(と指ハートを見せる)。今から遊ぼうぜ!」、「皆さん、『iKON』の末っ子チャヌです。きょうDVDの撮影があります。きょうもよろしくお願いします!」、「皆さん、久しぶり~。元気してた?皆さんの甘いキャンディちゃん、ドンヒョクです。きょう近くで一人ひとり見るから待っててね」。
最後に「僕の名前は?(ファンが「BOBBY」)。ハイ、BOBBYです。みなさん準備できましたか?」とBOBBYが「セイ オーイェー!」と客席とコール&レスポンスで、さらに熱気を高めていき、「WELCOME BACK」へ。センターステージや花道にメンバーが散らばり、客席との距離がグッと近くなると、会場のあちこちから悲鳴に近い黄色い声が響き渡った。

 「今から僕たちのタイプを探しに行こうか?」と「MY TYPE」では、7人で外周を回りながら、曲を止めては1人ずつ魅力をアピール。ジナンから「可愛い『iKONIC』たちがたくさん来たじゃん。B.Iさん、きょう『iKONIC』たちはどうですか?」と聞かれ、「可愛い。赤ちゃんみたいですね(笑)」と答えたB.I。「赤ちゃんみたいな『iKONIC』のためにリーダー、何か見せてください」とリクエストされると、ピコ太郎の「PPAP」を披露。ファンも一緒に「ペンパイナッポーアッポーペン!」を大合唱し、大盛り上がりとなった。

 さらに、ファンに胸キュンしたというドンヒョンは、ジュネのボイパに合わせて、セクシー&可愛いダンスを、チャヌは可愛い愛嬌を披露。ジナンは「僕のタイプ見つけた。バービーちゃん」とBOBBYを見ると、「だから僕はB・O・B・B・Y、バビーです」と冷静に訂正。それでも、「B・O・B・B・Yじゃなくて、B・A・R・B・I・Eでしょ?バービーです。大好きで~す」と強引なジナンに観念したBOBBYは、女性のような声で「バービーで~す」と変身(笑)。ジナンが流行らせているというあいさつ「こんにチワワ~」を2人で可愛くやってみせ、ファンを楽しませた。

 上下に開く中央のディスプレイから登場したB.Iのソロ曲「BE I」に続き、BOBBYがソロ曲「HOLUP!」の日本語バージョンを披露。ラッパー2人がそれぞれカリスマ性を発揮し、観客を引き込んだ後は、「WINNER」のラッパーMINOがスペシャルゲストとして登場し、BOBBYとのユニット「MOBB」のステージへ。

 「FULL HOUSE -KR Ver.-」、「HIT ME (feat. KUSH) -KR Ver.-」で息の合ったパフォーマンスを披露した後、「WINNERのパワーラッパー、MINOです」とあいさつしたMINO。「新曲どうでしたか?」と客席に問い掛けると、「バカかお前、いいに決まってるじゃん!」とBOBBY。「おい、バカじゃないよ、ヒョン(兄貴)だ!」とカッとするMINOに、「ヒョン、僕もヒョン大好きだけど、ヒョンはバカです」と対抗し、「おいBOBBY、こら」「やるのか、お前」とヤンキー的なノリでふざけ合う2人に、会場も大爆笑。

 そして、「ヤンキーっぽい感じで何か見せて!」というBOBBYからのムチャぶりに、「ヤンキーのシェイクダンス」とダンスを披露するMINO。お返しにとばかりに、今度はBOBBYに「何か見せてよ」とボイパを始めると、BOBBYが「ヤンキーアッポーペン」ダンスを。MINOも「パイナッポーペン」ダンスを披露し、「PVを徹夜で撮り、何日も一緒に過ごした仲なんですよ」と仲の良さを見せた。

 12月28日(水)に日本デビューミニアルバム「THE MOBB」がリリースされることも発表し、「MOBBというユニットでも頑張りますので楽しみにしてください」とMINO。そのまま、ソロ曲「BODY –KR Ver.-」を披露した。

 黒を基調とした衣装で「iKON」の7人が再び登場すると、ここからは歌唱力で魅せた。ボーカルラインのカラーが際立つバラード「APOLOGY」、先輩のG-DRAGON(BIGBANG)が作詞作曲した「I MISS YOU BAD」、B.Iが日本のドラマを見て作ったという、日本エクスクルーシブ楽曲「JUST GO」、切な系ソング「AIRPLANE」と続き、メッセージ性のある歌詞がファンの心に染みわたった。

 MCに入り、ドンヒョクから「そういえば、ボビーさん」と呼ばれ、「ボビーじゃなくてバビーだよ。バカやろう!」とBOBBY。「じゃあ、バービーさん」とジナンからも名前いじりをされたBOBBYだが、メンバーたちから、ソロデビューやMOBBのアルバムリリースを祝福され、「皆さんのおかげです。ありがとう」とニッコリ。ジナン、ジュネが茶化すように「HOLUP!」を面白おかしく歌い、会場の爆笑をかっさらったが、「こんな感じの曲じゃないから、たくさん聴いてください!」とジナンがしっかり締めた。

 話題は、ジュネが散歩をしていて曲を作ったという話へ。曲名は「原宿新宿」(笑)。ジュネが「散歩、散歩、原宿新宿~」とひとしきり歌うと、「僕もジュネさんと一緒に散歩したい。一歩、二歩、散歩したい~」とかぶせるジナン。ここから2人の歌の応酬が続く。「それはダメだよ。ジナンさんは巣鴨、巣鴨で散歩してください」「僕はノッポ、ノッポだからどこでも散歩できますよ」「ノッポじゃないよ、ジナンさんはチャラい、チャラいし、ちっちゃい」とジナンの身長いじりで終了(笑)。

 「僕はちっちゃくないよ。高くもないけど、ちっちゃくもないよ!」というジナンと、メンバー1の長身ジュネの「ジナンフェ」コンビが会場を沸せた後は、「双子モンスター」ユニョン&チャヌ。チャヌが「卵じゃなくて双子、双子。ユニョンさんと僕は双子です」と歌い終えると、「双子だけど、僕のほうがちょっとカッコいい」とニヤリ。先に「僕のほうがカッコいい」と言われてしまい、悔しそうなユニョンだった(笑)。

 また、「DUMB & DUMBER」がオリコン、ビルボード・ジャパンのチャートで1位になったことに「皆さんのおかげです。日本での活動、もっと頑張ります」と感謝し、さらなる飛躍を誓ったメンバーたち。
元カレのことを忘れられない彼女が離れていく内容を綴った「JUST GO」にちなんで、彼女にフラれた男の演技をすることになり、小芝居を披露。B.Iは言い間違えたり、ジュネはジナンから「演技は絶対ダメだと思う(笑)」と言われるなど、ミスをするとダンスを踊ることで帳消しにするという流れで、ひとしきり盛り上がった。

 「#WYD」では、ジュネが「愛するあなたのもとへ、いまから会いに行きます。心の中まで 」と言い、7人が花道を歩きながら、客席のファンにバラをプレゼントするというニクい演出も。「TODAY」では、B.Iが再びピコ太郎を挟み込んで、会場を沸かせた。

 日本でのオフの日、ボーリングに行った7人の様子が映像で流れた後、のカジュルな衣装に着替えた7人が登場。モテない男たちの気持ちを歌った日本オリジナル曲「LOVE ME」を披露した後、「RHYTHM TA REMIX (Rock Ver.)」へ。待ってましたとばかりに、一段と大きな歓声が上がり、7人の華麗なフォーメーションダンス、ファンの掛け声もバッチリで、会場は異様な興奮状態に!「JUST ANOTHER BOY」では、メンバーたちの直筆メッセージ入りの金テープが噴射され、華やかなステージとなった。

 ライブも終盤に入り、「寂しいですけど、前回のコンサートより、僕たちを見せることができていると思っています」とチャヌ。ドンヒョクは「僕たちが日本に来る理由は一つだけです。『iKONIC JAPAN』に会いたいから。ただそれだけです。愛してる」とファンを感動させ、ジナンも「約束守ってくれて、会いに来てくれて、いつもそばにいてくれて、『iKONIC』がいるから毎日が幸せです」とファンに感謝の気持ちを伝えた。

 そして、B.Iからの指令で「代々木」の3文字で“あいうえお作文”をすることになり、「よろしく、よかったよ、気分がいい」と答えたジュネ。これに、「面白くない。納得できない」とダメ出ししたジナンが挑戦するも、「よかった、ヨギカジ(韓国語で「ここまで」の意味)です」とビミョーな空気に(笑)。“あいうえお作文”が一番上手いというチャヌが「東京」でリベンジすることになり、「どうでしたか皆さん、きょう僕たちのコンサート楽しんでますか?」とキレイに(!? )締めくくった。

 BOBBYが「代々木での初めてのコンサートがこんなに良い思い出になってうれしい」と、マイクなしの地声で、「きょう来てくれてありがとう~!」と叫び、会場が大きな歓声と拍手に包まれる中、「僕たちのクライマックスが永遠に続きますように」というB.Iの曲紹介で、「CLIMAX」を熱唱。そして、本編最後はセンターステージで「M.U.P」。高く上がったステージが回り、いろいろな角度からメンバーたちのパフォーマンスが楽しめ、最後まで熱狂の渦に包まれて終了した。

 アンコールでは、「SINOSIJAK REMIX」、「DUMB & DUMBER」を披露し、それぞれが花道を練り歩きながら、グッズの赤いリュックからプレゼントを取り出して投げ込んだり、BOBBYはペットボトルの水を自分の頭にぶっかけた後、客席にもまき散らすなど、ファンとの触れ合いを楽しんだ後、「皆さんがアンコールをしてくれれば、いつでも戻ってきます」という言葉を残し、「WAIT FOT ME」でラストを飾った。

 そして、盛大なアンコールを受けたメンバーたちは、約束通りステージに戻り、「RHYTHM TA REMIX (Rock Ver.)」でダブルアンコールに応じた後、センターステージで、スタッフやMINOに感謝の言葉を述べ、一人ずつ最後のあいさつ。「『iKONIC JAPAN』、本当に愛してるよ~。いつもありがとうございます。以上、B.Iでした」とあいさつを終えたメンバーから順番にメインステージへ。

 「皆さん、楽しんでくれて本当にありがとうございました。以上、ジナンでした」、「残念ですけど、しょうがないですね。きょう来てくれて本当にありがとうございます。以上、ジュネでした」、「皆さん来てくれて本当にありがとうございました。皆さんのおかげで本当に幸せでした。以上、ユニョンでした」、「きょう来てくれてありがとうございます。僕たちまた会いましょう。以上、チャヌでした」、「きっと帰ってくるから、ちょっと待っててね。以上、BOBBYでした」、「最後のコンサート来てくれて本当にありがとうございます。以上、皆さんの甘いキャンディちゃん、ドンちゃんでした。愛してる」と最後のドンヒョクがメインステージに戻ると、7人そろって「以上、僕たちは『iKON』でした。本当にありがとうございました!」と笑顔でステージを後にした。

 ジュネが「本当に日本語上手くなったでしょ?韓国でも本当に勉強しました」と言っていたが、メンバー全員が日本語でのMCにもすっかり慣れ、さらにファンの心をしっかりつかんだ「iKON」。一人一人の個性も光り、グループとしても大きく成長を遂げている彼らから、ますます目が離せない!



iKON - DUMB & DUMBER (JP Trailer)
iKON - DUMB & DUMBER (JP Trailer)




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