左からKEVIN(from U-KISS)、歌手K
左からKEVIN(from U-KISS)、歌手K
「U-KISS」から昨年のリーダー、スヒョンに続き、7月6日(水)にシングル「Make me/Out of my life feat.K」で、ソロデビューを果たしたKEVIN(ケビン(U-KISS))。

ケビン(元U-KISS) の最新ニュースまとめ

 ツイッターのフォロワーが100万人を突破し、メンバー内で「ザ・アイドル」とも呼ばれる彼の初のソロシングルは、ダンスナンバーの「Make me」とバラードのコラボ曲「Out of my life feat.K」の2曲の新曲。「Out of my life feat.K」では、本人たっての希望で、かねてからU-KISSに楽曲提供をしていた、日本で活躍中の韓国人アーティストKとのコラボレーションが実現した。

 この日、都内にて合同記者会見が開かれ、コラボアーティストのKとともに登壇したケビン。ともに真っ白な衣装で登場し、記者から大きな拍手で迎えられた2人は、「今回ケビン君からの依頼を受けまして、作曲作詞、そして歌も一緒に歌わせていただきましたアーティストのKです。よろしくお願いします」「きょうデビューしたソロアーティストとしてあいさつをします。『U-KISS』のケビンです。よろしくお願いします」と一礼した後、和やかな雰囲気の中、ソロデビューした心境や楽曲の制作秘話、意気込みなどを語った。


<B>―ケビンさん、きょうソロデビューですね。おめでとうございます。</b>
ケビン:ありがとうございます! ドキドキしています。

<B>―まずはソロデビューが決まったと聞いたときの感想から教えてください。</b>
ケビン:最初に聞いたときはビックリしました。「U-KISS」の中で初めてソロデビューをしたのがスヒョンさんで、次にソロデビューをするのはフンかなと思っていたので、僕に決まってビックリしました。でも、うれしかったです。「U-KISS」のときとは違う姿を「U-KISS」のファン「KISSme」、そしてまだ「U-KISS」を知らない人にも僕の魅力を全部見せられるのが楽しみです。

<B>―これまで「U-KISS」として活動してきましたが、小さい頃からソロアーティストへの憧れはありましたか?</b>
ケビン:中学生のとき音楽に興味を持つようになって、アメリカで暮らしていたので、クリス・ブラウンとかジャスティン・ティンバーレイクとか、そういうソロアーティストを見て、すごくカッコいいなと思ってから、ソロ歌手としての夢を持ち始めました。

<B>―ということは、いつかソロでもやってみたいなという気持ちはあったと?</b>
ケビン:少し(笑)。でも、僕は「U-KISS」で一生懸命頑張ってきて、ことしソロデビューできたのが、ちょうどいいタイミングだと思います。あまり早すぎても、僕個人の経験も足りなかっただろうし。今の僕が一番、準備ができた状態だと思うので、頑張っていきたいです。

<B>―スヒョンさんが先にソロデビューしたときは、正直羨ましいと思いましたか?</b>
ケビン:それはなかったです。スヒョンさんのほうが、年が上だから、先にソロデビューするのは当然だと思っていたので。だから、たくさん応援しました。スヒョンさんのソロ活動を見て、すごいなと思ったのは、歌は上手いし、日本語が本当にペラペラで、一人でインタビューとか番組に出ているのを見て、「わ~、プロだな」と思いました。

<B>―今回のソロで、こんな自分を見せたい、こんな曲が歌いたいという希望はありましたか?</b>
ケビン:ファンの方からは、ギャップがあると言われるので、普段の柔らかいイメージや、ステージ上でパフォーマンスをしているときのセクシーな姿とか、いろいろな姿をたくさん見せたいと思って、今回「Make me」と「Out of my life feat.K」の2曲を用意しました。

<B>―では、「Make me」のほうから伺います。ソロで歌う曲にダンスナンバーを選んだ理由は?</b>
ケビン:「U-KISS」といえばパフォーマンスがすごいグループというイメージがあると思います。だからソロでも、ダンスパフォーマンスを見せたかったんです。今回の初めてのソロのダンスは、最初はちょっと難しかったんですけど、もっとカッコよく見えるように、自分らしさを表現できるように頑張りました。

<B>―「Make me」を初めて聞いたときの印象はいかがでしたか?</b>
ケビン:規則性のあるメロディーが印象的でした。「Make me wanna go go go go go」の部分が頭の中でグルグル回って、何度も聴きたくなりました。皆さんにも、たくさん聴いてほしいです。

<B>―レコーディングはいつもと違って一人だったと思いますが、グループのときとの違いはありましたか?</b>
ケビン:ちょっと時間がかかりました。「U-KISS」の曲の場合は、自分のパートだけレコーディングをしますけど、今回のダンスナンバーは5、6時間ぐらい歌ったし、アドリブもコーラスも全部自分一人だから、全てにおいて気を遣わなきゃいけなかったので、ちょっと大変でした。

<B>―曲の歌詞にかけて、手に入れたいけど、なかなか手に入らないなと思っているものはありますか?</b>
ケビン:あ~、やっぱり時間。6月に「U-KISS」が韓国でカムバックしたので、忙しく活動をしてきましたが、それが終わってから、すぐ日本でソロデビューして、さらに「U-KISS」のツアーもスタートするし、すごく忙しい生活をしているので、もっと時間があったらいいなと思いますね。寝る時間がちょっと足りなくて大変ですけど、今はもう慣れてきました(笑)。

<B>―では、断ち切らなきゃいけないと思っているものはありますか?</b>
ケビン:寝る時間!いつもたくさん寝てしまうので…。

<B>―寝る間を惜しんでもっと仕事をすると?</b>
ケビン:ハイ、まだ若いから。寝る時間は、後でたくさんあると思うので。

<B>―Kさん、「Out of my life fea.K」について伺いたいと思います。今回、コラボの話を聞いたとき、どう思いましたか?</b>
K:もともと「U-KISS」の楽曲を一緒にやっているクリエイターのグループがあって、僕も曲を提供させていただいたのが縁だったんですけど、僕一人で書くっていうのはなかったんですが、今回ケビン君から話をいただき、素直にすごくうれしかったですね。ただ、「U-KISS」じゃなくて、ケビン君一人の表現で何ができるのかな、どこまでやれるのかなという、期待半分、心配半分でしたが、すごくドキドキ、ワクワクしたという部分ももちろんありますし、楽しみでしたね。

<B>―ケビンさんは、今回大先輩のKさんとコラボすることになりましたが。</b>
ケビン:初めて聞いたときは、信じられなかったです。「U-KISS」のメンバーも僕も、本当に昔から尊敬しているアーティストの先輩なので、コラボができて、すごくうれしかったです。ありがとうございます!

<B>―昔から曲提供はしていたけれど、会ったのは今回が初めてだそうですね。お互いに第一印象はいかがでしたか?</b>
K:かわいい(笑)。チューしたくなるぐらいかわいいっていうのが第一印象ですね。人って、見た目とのギャップがあるじゃないですか。でも、ケビン君は本当にそういうのがなくて。しゃべればしゃべるほど、天使みたいな人だなって。
ケビン:(照れて)ありがとうございます。そんなことないんですけど。
K:声もそうだし、すごく透明感があって。1回会うと、好きになりますね。

<B>―ケビンさんはいかがですか?</b>
ケビン:すごくカッコよかったです。
K:いやいやいや。
ケビン:レコーディングするとき初めて会ったんですけど、先にKさんがレコーディングスタジオにいたのであいさつをしたら、日本語がペラペラで、日本の方かと思うぐらい、日本語が上手かったです。
K:でも、それこそカメラが回っていないときは韓国語でしゃべるんですけど、レコーディングスタジオって僕ら2人以外は、みんな日本人のスタッフなんですよ。僕の現場もそうなんですけど、やっぱり日本語でコミュニケーションを取ったほうが、いちいち通訳しなくてもいいし、みんな分かるというか。そっちのほうが仕事が早いので、スタジオにいたときは2人でも日本語でしゃべっていたんですけど、何の問題もなくスムーズにいけたので、さすがだなっていう感じはありましたけどね。

<B>―今回はケビンさんのほうから、こういう曲を歌いたいとKさんにリクエストされたそうですが。</b>
K:歌詞の内容をこういうものにしてほしいとか、具体的にこういう言葉を使ってほしいとか、テーマやキーワードが僕のところにワーっときました。全く何もない状態から作るよりは、そういうキーワードとか歌いたいものをしっかり受け止めた後に作るほうが、ゴールが見えるので、やりやすかったですね。

<B>―具体的にはどういうテーマやキーワードだったんですか?</b>
ケビン:僕のおばあちゃんが亡くなって、その切ない気持ちを表現したかったんです。恋愛はまだあまり経験がないので、僕にとって一番切ない気持ちをテーマにしようと思いました。
K:お別れというものもテーマにあったんですけど、昔は人と別れたり、大事な家族が亡くなると、切ないという気持ちが大半を占めていたのが、ちょっと時間が経って、僕も3、4年前におじいちゃんが亡くなったんですけど、悲しい気持ちより、いただいたものというか、次に何かつなげていくもの、希望だったり喜びだったり、一緒に過ごせてよかったということに、亡くなって初めて気付くことが多いということが分かり、そういうものを表現できたらなって。ただ悲しいだけでなく、自分が経験することによって、変わったことだったり、得たものを表現できたらなと思いました。
ケビン:歌詞としては切ないんですけど、メロディーとかインストゥルメンタルを聴くと、希望的な明るい感じもするので、そういう切ない歌詞と希望的なメロディーを併せたら、もっと切なくなる曲ですね。

<B>―作詞、作曲ともKさんが担当されたということですが、ケビンさんの声や2人で歌うことをイメージしながら作られたんですか?</b>
K:そうですね。もちろん、ケビン君の声に合わせてどうするかというのがあったんですけど、一番やりたかったものは、「U-KISS」のケビン君じゃなくて、「U-KISS」のことを知らない方が、ケビン君っていうアーティスト、ソロシンガーの曲を聴いて、いいなと思えたらいいなと思ったんですよ。だから、やっぱりアーティストって、チャレンジすることに意味があると思うんです。ちょっとキーが高いかな、これ俺には難しいかなって思える楽曲をどんどん歌ったほうが、次のゴールが見えるというか。ケビン君にもそういうきっかけになればいいなと思って。すごく細かい話になるんですけど、今回の楽曲って、キーでいうとEキーなんですよ。ロック調の楽曲ってEキーの曲が多くて、最初Eキーで作ったんですけど、ちょっと高いかなと思って、E♭(フラット)に下げてみたんです。でも、やっぱり壁にぶつかっているケビン君のほうが、何か見えるんじゃないかなと思ったんですよね。で、歌わせてみたら、すごくスムーズで、僕が思っていた以上に素晴らしいパフォーマンスをしてくれたので。
ケビン:ありがとうございます。

<B>―じゃ、ちょっと難しい曲、チャレンジ曲みたいな側面もあったと。</b>
K:そうですね。そこも見てみたいなと。絶対できると思ったんで。

<B>―「Out of my life feat.K」はそんな期待が込められていた曲でもありますが、ケビンさんの印象はどうでしたか?</b>
ケビン:僕も挑戦したかったジャンルの曲で、初めて聴いたときは、ピアノの部分がすごくキレイだと思いました。メロディーもすごくよかったし。でも、キーが高かったのでちょっと心配しましたが、レコーディングをしながらKさんからたくさんアドバイスをもらったので、上手くできたと思います。

<B>―とてもいいアドバイスだったそうですが、どんなアドバイスだったんですか?</b>
K:いや、僕がビックリしたのは、(ケビンは)アメリカに住んでいたわけでしょ。だから、音楽の壁を感じない気がしたんです。いわゆる、僕の昔の頃は、洋楽って海を超えて、向こう側のものだったんですよ。聴きたいと思ってもVHSとか。でも、ケビン君の世代って、ワンクリックで洋楽のものが見られる。だから、僕らよりもはるかに近いんですよね。プラス、ケビン君は向こうに住んでいたんで、理解力というか、楽曲、メロディーに対しての吸収力が、ものすごくアジア人離れしている感じがしたし、ケビン君は楽器を弾いて歌う人でもないのに、楽曲の組み立て方も体で感じている感じがしたんで、歌も具体的にこうしてああしてということはなかったです。普通は、表現でこういうニュアンスもあるよ、って話をしたら、それを理解して歌うので精一杯だと思うんですけど、ケビン君は自分のものにしていたんで、僕がアドバイスをしたというよりは、本人が肌で感じて、自分からどんどん進めたという感じです。お世辞抜きで、僕もすごく勉強になりましたし、帰りの車の中で、スタッフさんとすごいなって話をして帰りました。

<B>―2人の声が合わさったものを聴いて、どう思いましたか?</b>
ケビン:Kさんの感情が本当に心まで伝わりました。そして、美声なんですけど、僕とは違う美声だと思いました。
K:汚れた美声です(笑)。
ケビン:経験もあるし、ハスキーでキレイなボイス。説明が難しいですけど、聴いたら、キュンとなる声です。だから、いいハーモニーになってうれしかったです。

<B>―コラボを通して、Kさんはケビンさんのどんなところにアーティストとしての魅力を感じましたか?</b>
K:さっきの話とかぶりますけど、僕はケビン君の可能性というものを、僕だけではなく、スタッフと一緒に見つけたような気がします。ディレクターの方から、「ケビン君のこれからをどうしていくのかっていうのを考えたとき、この楽曲ができて本当によかった」ということを言っていただいたんです。これだけポテンシャルを持っているのに、本人ですら気付いていない部分もあるかもしれないし、皆さんもこれから発見していく部分があるのではないかという、そんな可能性を見たような気がします。

<B>―今回はMVも2人で撮影されましたが、撮影現場で思い出に残っていることはありますか?</b>
K:ケビン君が色白なので、オセロみたいだって話はずっとしていました(笑)。
ケビン:Kさんがピアノを弾きながら撮影したんですけど、休憩時間にピアノを弾いて一緒に歌ったり、「U-KISS」の曲も教えたり、好きなポップソングを一緒に歌ったりしたことが、すごく楽しかったです。MVの撮影は、会うのが2回目だったんですけど、もっと仲良くなったと思います。

<B>―MVの撮影では、どちらのNGが多かったですか?</b>
ケビン:2人ともNGはあまりなかったですね。
K:プロですからね。
ケビン:歌詞もちゃんと覚えてきて。
K:NGはたぶんなかったと思います。ということにしておきましょう(笑)。

<B>―MVの見どころというと?</b>
ケビン:僕たち2人の2ショットが印象的な映像なんですけど、Kさんがピアノを弾いて、その前で僕が歌う、その2ショットが美しいと思います。Kさんの一番カッコいい姿は、目を閉じて、真剣な表情で「忘れない」と歌っているときの表情。すごくカッコよかったです!
K:あれは照明が当たって、眩しかったんだって。
ケビン:ハハハ。でも、それが一番カッコよかったです。
K:あと、ケビン君って踊れるわけじゃないですか。バラードでも、歌い上げているときの手の使い方とか、体で表現することが身に付いていることに、さすがだなって思いましたね。やっていて説得力があるっていうか。あれは、モテるなって思いました(笑)。

<B>―今回のコラボを通して、いろいろな話をされたと思いますが、一番盛り上がった話題は何ですか?</b>
ケビン:2人ともマイケル・ジャクソンさんが好きなアーティストなんですけど、レコーディングのとき、Kさんがマイケル・ジャクソンさんの曲を何曲か聴かせてくれて、そういう感じがいいってアドバイスをしてくれたんです。「僕もそういう感じが好きです」って話して、すごく盛り上がった記憶があります。
K:歌い回しとか、こうしてほしいというのを口で説明するより、1回見せたほうが早いので。それを「自分なりにやってみて」と言うと、ケビン君は完ぺきにこなしていましたね。あとは、当たり前ですけど、英語がめちゃめちゃ上手いので、羨ましいなって。
ケビン:でもKさんは日本語が完ぺき!僕はそれが羨ましいです。
K:僕の日本語のレベルなんて、ケビン君の英語のレベルに比べたら。もう本当に(ケビンは)すごいですから。ずっとその話をしていました。本当に羨ましいって(笑)。

<B>―ケビンさんからすると尊敬するアーティストKさんだったと思いますが、今回のコラボを通して、今はどんな間柄になったと思いますか?</b>
K:(ケビンに)ことしいくつだっけ?
ケビン:24歳です。
K:僕32歳なんですけど、年が離れているから、やっぱり一緒に歌ったり、セッションしたりすると、胸がキュ~ッと縮まる感じがあるなっていうのは改めて思いました。

<B>―でも、Kさんはお若いから、兄弟のような。</b>
K:いやいやいや。

<B>―ケビンさん、Kさんみたいなお兄さんがいたらステキじゃないですか?</b>
ケビン:うれしいです。僕はお姉ちゃんがいるから。
K:僕、お姉ちゃんがほしい!兄貴がいるんで。お姉ちゃんがいたら、こういう(ケビンのような)柔らかい子になるんでしょ?いつまでたっても汚れない感じで。お兄ちゃんがいたら、すぐ汚れるから(笑)。へんなことばっかり教えられて。
ケビン:でも、僕にはスヒョンさんがいるから(笑)。

<B>―今回のコラボで仲良くなったと思いますが、2人は連絡を取り合ったりしているんですか?</b>
K:マメにカカオトークしてくれますね。返事も、めっちゃ早いんですよ。僕、弟がいないんで、うれしい。こんな弟がいたら、かわいいだろうなって(笑)。
ケビン:僕は韓国にいたとき、Kさんが出演している番組「韓流ザップ」で、僕のことをたくさん話してくれて、本当に感動しました。ツイッターとかSNSで、ファンの方から、「Kさんがケビンのことを褒めてるよ」って聞いて、僕もKさんに「ヒョン(兄貴)、ありがとうございます」って連絡しました。そして、今回のプロモーションで、一緒にリリースイベントをしたんですけど、「U-KISS」のツアーでもコラボするし、お仕事じゃない日も、一緒にお酒を飲んだりしたいです。
K:ぜひしましょう!
ケビン:はい、よろしくお願いします。

<B>―また次回、2人でやってみたいことなどはありますか?</b>
K:実は今回で見えたものが多いんです。ケビン君のこと、そこまで知らなかったので、ここまで歌えるなら、こんなの絶対できるなっていうのが頭に浮かんでいて、試してみたい、歌わせてみたいというのが何曲かあるんですよ。具体的に言うと、もうちょっとブラックなものとかも、できる気がしますし、こういう表現力だったら、いいんじゃないかなっていうのも何曲かありますね。
ケビン:じゃあ、ダンスいきましょうか?(笑)。Kさん、ダンスは得意ですか?
K:えっ、ダンス!? ま、プロですからね~(笑)。
ケビン:ダンス挑戦してみましょう!
K:でも、僕が踊ることによって、見る人が僕ばかり見ちゃうから、それはケビン君のマイナスになるよ。だったら、僕はおとなしくピアノを弾いて、その周りで…。あっ、そういうのもいいかもしれないね!リズミカルな曲をピアノで弾いて、ケビン君が踊るっていうのはカッコいいかもしれないですね。
ケビン:お~。
K:見える、見える。見えた!その曲書こう!カッコいいかも(笑)。

<B>―Kさんにとって誰かと音楽を分かち合う意味とは?</b>
K:誰かと一緒にモノを作っていくというのは、簡単なことではないじゃないですか。それぞれのやり方があって、レコーディングだってみんなやり方が違うので。そこをお互いに調整しながら、特に曲を作るとなると、自分の持っているもの全てを出して、隠すことなくオープンにしなきゃいけない作業なので、距離がクッと縮むというか。何回もお酒を飲んだり、会話を交わすよりも、1曲コラボしたほうが、歌声とか、その作業をしている姿だけでも、人となりが分かる気がするんですよね。これはアーティストしか味わえないものかもしれないんですけど、だからコラボは好きですね。言葉もいらないし、肌の色や国籍、育った環境も関係ないというのが、音楽のパワーだと思います。

<B>―「Out of my life feat.K」の歌詞の内容にかけて、自分にとって忘れられない愛の思い出、愛のある景色があったら教えてください。</b>
K:僕は音楽を始めたきっかけというのが、教会に行き始めて、そこで夢を持ったのがスタートだったんです。今思えば、歌もピアノもそんなに上手ではなかったんですけど、アーティストになりたいというその情熱を初めて応援してくれたのが、教会のスタッフ、牧師さんで、その後押しがあったから、この道で食べていこうって気持ちになれました。だから、あのときの愛は深かったんだろうなって思いますね。
ケビン:僕はコンサートで、ファンの皆さんが僕たちの歌を聴きながら泣いている姿が、忘れられない景色です。音楽で気持ちを伝えるのが、なんてステキなことなんだろうと思いました。ソロアーティストとしても、「U-KISS」としても、いい音楽でファンの皆さんにそういう感動を与えられるように頑張りたいと思います。

<B>―新曲2曲のほか、ジュンさんがフィーチャリングした「DON'T BREAK US DOWN」が、今回新たにアンプラグドバージョンに生まれ変わりましたが、聴いてみてどんな印象を持ちましたか?</b>
ケビン:オリジナルバージョンとは全然違う雰囲気で、僕の好きなバージョンです。ギターの部分がすごく印象的で、きのう初めてリリースイベントで歌ってみましたが、皆さんの反応もよかったし、このバージョンもいいなと思いました。

<B>―今回のソロデビューに関して、「U-KISS」のメンバーから何かコメントやアドバイスはありましたか?</b>
ケビン:みんながお祝いしてくれましたけど、僕たちのカカオトークのチャットルームがあって、毎日連絡がくるんです。きょうも「ソロデビューおめでとう」とか。一番アドバイスをくれたのはスヒョンさんです。ソロの先輩だから。「緊張しないで」とか、「ケビンならうまくできると思うから、ケビンらしく頑張って」とか。

<B>―今回のケビンさんの曲いいな、僕も歌いたいなっていうメンバーはいましたか?</b>
ケビン:スヒョンさん(笑)。ソロデビューが決まったとき、すごく羨ましそうにしていました。スヒョンさんのソロデビューのときは、バラード曲、そしてMVも1つ、ダンスもなかったので、なんでケビンばっかりって、スタッフさんに愚痴を言っていました(笑)。
K:どこもそうで、長男って損するんですよね~(笑)。

<B>―「U-KISS」のメンバーは仲が良いですが、日本でよく遊びに行く場所はどこですか?</b>
ケビン:僕たちはスケジュールがない日は、ボウリングとかダーツバーに行ったりしますね。ボウリングはそんなに上手くないんですけど、アベレージは110ぐらいです。

<B>―ケビンさんはいつも全力で頑張っていらっしゃいますが、時には疲れて、朝起きられないこともあるんじゃないかと思います。どうやってモチベーションをあげていますか?</b>
ケビン:僕も人間ですから、ハードなスケジュールだと、体が大変なこともありますが、早く起きるときは、好きな音楽を大きなアラーム音にしますね。ダンス曲とか、朝から盛り上がる曲で起きます(笑)。

<B>―Kさん、ケビンさんに先輩として、リラックス法や緩急の付け方をアドバイスするならどんなことを伝えたいですか?</b>
K:アドバイスというか、自分がしていたので、試してみてということで言うと、頑張らないってことですね。一生懸命練習して、ステージで歌うというのは、プロだから当たり前なんですよね。だけど、それがずっと続くと、気が張って疲れちゃったりするので、あえて頑張らないというのを心掛けるのも、いいリラックスになるかもしれないです。そのバランスですよね。頑張りすぎず、普段通り一生懸命やっていくってことですかね。

<B>―7月7日は七夕ですが、もし願い事をするならどんな願い事をしたいですか?</b>
ケビン:オリコンチャートで1位になることが一番の願い事ですね。でも、1位じゃなくても、この曲が僕やまだ「U-KISS」を知らない人に、もっと知ってもらえるきっかけになればいいなと思います。
K:そうですね、ファンの皆さんにもっとこの曲を知ってもらえるような一日になればなと思っております。個人的には、宝くじに当たったらいいなと(笑)。

<B>―では、Kさんからソロデビューしたケビンさんに応援メッセージをお願いします。</b>
K:「U-KISS」としての活躍っていうのを僕もずっと見てきて、そこでのパフォーマンスもすごく素晴らしいので、「U-KISS」としてのこれからもすごく楽しみですし、今回一緒に歌わせてもらったので、ソロアーティストとして一歩踏み出したケビン君が、これからどういう表現者として歩んでいくのかも見てみたいです。歌詞を書いたり、曲を書いたりしてみたいっていう話もしていたんで、ぜひ、そういうクリエイティブなものにもチャレンジしてほしいなっていう思いはあります。
ケビン:ありがとうございます。

<B>―そして、「U-KISS」のツアー東京公演(中野サンプラザホール)でも、2人でステージを披露されますよね。Kさんは「U-KISS」のファンの前で歌うことになりますが。</b>
K:大丈夫ですかね!? でも、「U-KISS」のファンの皆さんって温かいでしょ?
ケビン:「KISSme」の皆さんはKさんのこと大好きです!
K:本当ですか!? 
ケビン:本当です。
K:楽しみにしています。
ケビン:僕も楽しみにしています!

<B>―最後にケビンさんから、ソロ活動の意気込み、ファンへのメッセージをお願いします。</b>
ケビン:初めてのソロデビューなので、少しドキドキしているんですけど、僕の魅力や「U-KISS」でのイメージとは違う姿を皆さんに見せたいので、たくさん準備しました。「Make me」「Out of my life feat.K」にたくさんの応援をよろしくお願いします。頑張ります!



 会見中、Kから何度も大絶賛され、褒められるたびに恐縮し、手の汗をズボンで拭いているのを指摘されると、「褒められるのに弱いので。でも、超うれしいです」と天使のようなスマイルを振りまいていたケビン。
尊敬する大先輩を立てながらも、しっかりと自分の言葉で思いを伝え、「自分の魅力や、「U-KISS」のときとは違う姿を見せたい」と力強く語り、ソロアーティストとしてのキャリアを始動させた。
得意とするダンスナンバー、そしてKとのコラボで美声を聴かせるバラードナンバーで、幅広い魅力を発揮し、新しい一歩を歩み始めたケビンのソロ活動にも期待がかかる!



KEVIN(from U-KISS) / Out of my life feat.K(Music Video short version)




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