キム・レウォン=(聯合ニュース)
キム・レウォン=(聯合ニュース)
韓国では上半期にドラマ「太陽の末裔(まつえい)」(原題)が大ヒットし話題を集めたが、下半期もソン・スンホン、キム・レウォン、イ・ジュンギ、チョン・イル、パク・ソジュン、キム・ウビン、イ・ジョンソク、パク・ボゴムと人気俳優が主演するドラマが目白押しだ。

韓国ドラマ「太陽の末裔 Love Under The Sun」のネタバレあらすじ、キャスト、視聴率、相関図、感想

◇ 医者、トップスター、御曹司のラブストーリー

 キム・レウォンはSBSで20日から放送が始まる「ドクターズ」(原題)で主人公のホン・ジホンを演じる。

 生まれながらにして頭脳明晰で、親和力があり、誠実で責任感も強いホン・ジホンは前途有望な医者の卵だったが、小さなミスで患者が死亡したのを機に医者になるのをやめ、高校の生物教師に転職する。

 しかし、問題の転校生、ユ・ヘジョン(パク・シネ)との出会いを機に自身を振り返り、再び医者の道に進み、神経外科医となる。

 キム・ウビンは来月6日からKBS第2でスタートする「むやみに切なく」(原題)で、3年ぶりにドラマに出演する。

 ドラマは、キム・ウビンが演じる傍若無人なトップスター、シン・ジュンヨンが子どもの頃に悪縁で離れ離れになったノウル(スジ)と再会し、恋に落ちていくラブストーリーを描く。

 イ・ジョンソクとチョン・イルは財閥の青年を演じる。

 イ・ジョンソクが来月20日に始まるMBCの「W」(原題)で演じる役は、巨万の富を築いた天才、カン・チョル。

 カン・チョルは18歳で五輪に初出場し世界トップクラスの選手を抑え金メダルを獲得するが進路を変更し、大学でコンピューター工学を専攻後、ベンチャー企業を立ち上げ1兆ウォン(約913億円)を超える財を築いた経歴の持ち主だ。

 ドラマはソウルを舞台に、謎に包まれた冷徹な男、カン・チョルと好奇心旺盛な外科医のオ・ヨンジュ(ハン・ヒョジュ)が異なる次元の中で繰り広げる恋の駆け引きを描く。

 チョン・イルはケーブルチャンネルtvNで8月に放送開始予定の「シンデレラと4人の騎士」(仮題)で主役を務める。

 同名小説が原作の同ドラマは、ヒロインのウン・ハウォン(パク・ソダム)が、財閥グループ会長の3人の孫、カン・ジウン、カン・ソウ、カン・ヒョンミンと大邸宅で同居を始めたことから繰り広げられるロマンスを描く。

 ドラマ出演は「夜警日誌」以来、約2年ぶりとなるチョン・イルが演じるカン・ジウンは、これまでのあたたかいイメージの役とは異なり尖った役だ。

◇ 時代劇にも注目

 時代劇からも目が離せない。

 昨年の話題作「応答せよ1988」(原題)で一躍人気となったパク・ボゴムは8月15日にKBS第2で放送が始まる「雲が描いた月明かり」(原題)で主人公の孝明世子を演じる。

 「応答せよ1988」では囲碁の天才プロ棋士役だったが、今回は礼楽を愛した天才君主役に挑戦する。

 8月29日からスタートするSBSの「歩歩驚心:麗」(原題)では、イ・ジュンギが主人公の王昭(ワンソ)を演じる。

 高麗を建国した太祖王建の息子、王昭は冷たい仮面の中に自身を閉じ込め生きていくがヘス(IU)と出会ったことで仮面を捨て、高麗王朝第4代王、光宗となる人物だ。

 また、SBSでは10月にソン・スンホンが主演する「師任堂、光の日記」(原題)の放送が始まる。

 結婚、出産を機に女優としての活動を休止していたイ・ヨンエの復帰作としても注目されている同ドラマは、朝鮮王朝時代の女流画家で、韓国の5万ウォン紙幣に描かれている人物でもある申師任堂(シン・サイムダン)の生涯を描く。

 ソン・スンホンは、幼いころに師任堂と出会い、一途に彼女を思い続ける王族で天才画家のイ・ギョムを演じる。

 KBS第2ではパク・ソジュン主演の「花郎:ザ・ビギニング」(原題)が12月から放送される予定だ。

 ドラマは新羅時代の花郎(青年の民間修養団体。またはその指導者)の情熱、恋、成長を描く。パク・ソジュンは、賎民出身だがのちに伝説的な花郎となる人物を演じる。

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