スロン=(聯合ニュース)
スロン=(聯合ニュース)
今年は韓国の映画館で役者として活躍する歌手たちを目にする機会が多くなっている。

スロン(2AM) の最新ニュースまとめ

 現在上映中の「ホラー・ストーリーズ3」には4人組ボーカルグループ、2AMのスロンが出演している。

 スロンの映画出演は2012年の「26年」(原題)以来、約4年ぶり。ドラマ「個人の趣向」(2010)で俳優デビューしたスロンは、「26年」で強い印象を残す演技を披露し、マリ・クレール映画祭で新人賞に当たる賞を受賞した。

 9日から公開されるオムニバス映画「視線の間」(原題)では、人気グループSHINHWA(神話)のキム・ドンワンが主役を務めている。

 ドラマ「天国の子供たち」(2002)で俳優活動を始めたキム・ドンワンは、その後数多くのドラマや映画に出演した。

 「視線の間」のシン・ヨンシク監督は「SHINHWAで活動するキム・ドンワンさんを見て、いい演技をすると思った。一緒に撮りたい作品があるので、その前に一度(視線の間を)撮ってみた」とキャスティングの理由を説明した。

 来月6日公開の映画「鳳伊 金先達(ボンイ キム・ソンダル)」(原題)は、俳優ユ・スンホの除隊後、2作目となる主演映画であり、男性ダンス・ボーカルグループEXO(エクソ)のシウミンのスクリーンデビュー作でもある。

 また、今夏の話題作になるとみられる「釜山行き」(原題)には、ガールズグループ、Wonder Girls(ワンダーガールズ)を脱退し女優に転身したソヒが出演している。

 同作は今年のカンヌ国際映画祭のミッドナイト・スクリーニング部門に招待され賞賛を浴びた。

 同作は韓国全土にウイルスが拡大する中、感染から逃れようと高速鉄道(KTX)に乗り込んだ人びとの死闘を描いた。

 ソヒは高校野球部のチアリーダーに扮し、野球部エースとの恋模様を熱演している。

 現在ソヒはイ・ビョンホン主演映画「シングルライダー」(原題)の撮影中だ。

 映画界で活躍する歌手は増えているものの、人気歌手が出演した映画が必ずしも成功するとは限らない。

 今年初めに期待された映画「兄思い」(原題)は、男性グループZE:Aのメンバーで俳優に転身し成功したイム・シワンが主演を務めたものの、観客動員数は約100万人にとどまった。

 イム・シワンは映画「弁護人」(原題、2013)で強い印象を残したほか、ドラマ「ミセン―未生―」でその演技力が認められた。しかし、初主演映画では成果を上げられなかった。

 さらに、EXOのメンバーで俳優のト・ギョンスが出演した「純情」(原題)の観客動員数は24万人、同グループのスホ(キム・ジュンミョン)の「グローリーデイ」(原題)は19万人と低迷した。

 ガールズグループ、f(x)(エフエックス)のメンバーで中国出身のビクトリアが主演し注目を集めた「猟奇的な彼女」(2001年)の続編、「猟奇的な彼女2」は、先月12日に公開され累計観客動員数は10万人に満たない。

 大手映画配給会社関係者は「アイドルが出演した映画は、ネームバリュー自体が映画の興行につながることはない。公開前に映画の知名度を上げるのに一定の効果はあるが、公開後も観客が出演俳優の一人として見る」と説明した。


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