「お嬢さん」のワンシーン=(聯合ニュース)
「お嬢さん」のワンシーン=(聯合ニュース)
パク・チャヌク監督の韓国映画「お嬢さん(アガシ)」(原題)が満19歳未満は観賞できない「青少年観覧不可」に指定された映画としては最速で観客動員200万人を突破した。

韓国映画「お嬢さん」のキャスト、公開日、あらすじ

 配給会社のCJエンターテインメントによると同作は公開から6日目となる6日の午後1時現在、200万584人の観客を動員した。

 青少年観覧不可作品ではこれまで、イ・ビョンホン主演の韓国映画「インサイダーズ 内部者たち」が公開6日目に201万2551人を動員し最速とされていたが、公開前日分の観客数9万人が含まれており、「お嬢さん」が実質的な最速となった。韓国では人気が予想される作品を正式封切り日の前夜に公開し、口コミを狙う場合がある。

 「お嬢さん」は1930年代の朝鮮を背景に、巨額の財産を相続することになった貴族のお嬢さん(キム・ミニ)とその財産を狙う伯爵(ハ・ジョンウ)、伯爵と共謀してお嬢さんに仕える少女(キム・テリ)らが繰り広げる話を描いた。

 先月開催された第69回カンヌ国際映画祭の長編コンペティション部門に出品され、話題を呼んだ。


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