ソン・ヘギョと共演した『太陽の末裔』が評判になるにつれて、ソン・ジュンギの注目度も急上昇。いま一番“旬”の俳優となった。(写真提供:OSEN)
ソン・ヘギョと共演した『太陽の末裔』が評判になるにつれて、ソン・ジュンギの注目度も急上昇。いま一番“旬”の俳優となった。(写真提供:OSEN)
■撮影中の裏話を披露

ソン・ジュンギ の最新ニュースまとめ

 ソン・ジュンギが大ブレークしている。

 ソン・ヘギョと共演した『太陽の末裔』が評判になるにつれて、ソン・ジュンギの注目度も急上昇。いま一番“旬”の俳優となった。

 おそらく今後は、韓流を牽引するトップ俳優としてアジア各国で絶大な人気を博していくだろう。

 そんな彼の原点とも呼べるのが、2011年11月27日に東京・サンリオピューロランドで開催されたファースト・ファンミーティングだった。大ヒットしたドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』に出演していたことで実現したイベントである。

 すでに4年半も前のステージだが、現在の彼の“原点”を振り返るうえでも、当時の模様を再現してみよう。

 それでは、タイムスリップ!

 2011年11月27日の当日、真ん中の3つのステージを囲むように配置された観客席から、ファンのカウントダウンが始まる。カウントが0になると、ステージ1とステージ3の間からソン・ジュンギがゴンドラで降りてきた。このサプライズ演出にファンもびっくり。ソン・ジュンギはファンに声をかけながらグルリと1周したあと、ステージであいさつをしてトークが始まった。

 ―息抜きには、どんなことをしていますか。
「撮影中はなかなか休めないので、オフの時間ができると、高校や大学時代の友人に会っておしゃべりをします。あと、1日中、映画を見続けるという日もありますし、本当にストレスが溜まっているときは家中の大掃除をするんです。そうすると、すごくすっきりします」

 ―「トキメキ☆成均館スキャンダル」の撮影スキャンダルを教えてください。
「ドラマの中ではユ・アインさんと僕で、愛と友情の間を行き来していましたが、現場ではユ・アインさんと僕の仲が良かったというよりも、ユチョンさんとすごい仲が良くて、いろんな話をしていたんです。相手のパク・ミニョンさんは女性だから、彼女にときめくのが自然だと思うんですが、僕もドラマの内容に入り込んでいたせいか、ユ・アインさんと一緒に撮影をしているときになぜかときめいてしまいました(笑)」

 ―ユチョンさんとどんな話で盛り上がったんですか。
「ユチョンさんはNG王だったんです。彼がNGを出してしまう理由は笑い上戸です。僕たちがふざけたりしていると、すぐに噴き出してしまうんです」


■肌がきれいな理由

 ファンがソン・ジュンギに質問する「トキメキ☆ソン・ジュンギ何でも答えて」というコーナーもあった。そのときの質疑応答は次のとおりだ。

Q/好きな女性のタイプは?
A「僕のことをよくケアしてくれる面倒見のいい女性、そして、料理が得意な女性が好きです」

Q/今まで演じた役の中で、一番気に入っている役は?
A「ドラマ『トリプル』のチ・プンホという役がすごく気に入っています。純粋で魅力的なキャラクターです。もちろん、(『トキメキ☆成均館スキャンダル』の)ク・ヨンハも僕が愛するキャラクターなんですけども、『トリプル』のチ・プンホを選んだのは、楽しみながら幸せに撮影をしていたからなんです」

Q/いま、熱中していることは?
A「子供のときに見られなかった昔の名作をDVDでコレクションすること」

Q/どうしてお肌がそんなにきれいなの?
A「特に肌の管理をしているとかスキンケアをしているということではなくて、正しい生活習慣を心がけているだけです。胃の調子がいいとお肌がきれいになってくると思うので、朝はヨーグルトとリンゴをミキサーにかけて、それを飲むようにしています」

 ファンからの最後の質問は「クリスマスはどこに連れて行ってくれますか」。ソン・ジュンギは逆に「どこに行きたいですか」と投げ返すが、質問したファンは「連れて行ってくれるならどこでもいいです」と返事。困ったソン・ジュンギは、「とても難しい質問ですね。答えることができなかったので、あとでサイン入りのプレゼントを渡します」と優しく気遣っていた。


■感謝の気持ちを忘れずに!

 MCから「もしクリスマスにデートするなら、どこに行きたいですか」と聞かれると、「日本の温泉に行ってみたいです」とソン・ジュンギ。すると、会場のあちこちから「一緒に~」と声があがった。ファンの気持ちもよくわかる。

 ソン・ジュンギはステージ上で様々なゲームを楽しんだ後にあいさつした。

「僕はとても幸せでした。忘れません。本当にありがとうございました。愛してるよ」

 ソン・ジュンギはアンコールに応えて、藤井フミヤの『TRUE LOVE』を日本語で熱唱した。

 さらには、次のようなフィナーレメッセージを残した。

「本当にありがとうございます。すごく感激しています。ソン・ジュンギという俳優が、作品と役柄を通じて、皆さんとご縁ができたことに感謝します。そして、この大切なご縁や感謝の気持ちを忘れず、演技の上手い俳優になれるように一生懸命がんばっていきたいと思います。実は、韓国から日本に来る前はすごく心配もありました。日本のファンの皆さんが僕をどんな風に受け止めてくださるのか、僕のことをどんな風に考えていらっしゃるのか、と気になったりしたんですが、やっぱり真心は通じると思いました。こんな風に温かく出迎えてくれてありがとうございます。本当に忘れられません」

 心から感激していたソン・ジュンギ。どんなに大スターになっても、この初心を忘れずに、今後もすばらしい演技を見せてほしい。


文=「ロコレ」編集部
(ロコレ提供)

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