俳優であれば、誰もが撮影時の苦労話をたくさん持っていることだろう。(写真提供:OSEN)
俳優であれば、誰もが撮影時の苦労話をたくさん持っていることだろう。(写真提供:OSEN)
俳優であれば、誰もが撮影時の苦労話をたくさん持っていることだろう。特に韓国ではタイトなスケジュールで撮影が行なわれるので、出番が多い主役は大変なのである。そこで、今回は人気の韓流スターが語った撮影時のエピソードを集めてみた。

キム・スヒョン の最新ニュースまとめ


■濃厚なキスシーンになった理由

 チャン・グンソクは2010年11月27日、パシフィコ横浜で開かれたジャパンツアーで、ドラマ『メリは外泊中』についてこう語った。

「キャラクターの設定上、酒に酔っているというシーンがとても多かったのですが、お酒を飲んでから撮影に臨むこともありました。僕は寒いのが苦手なのに、韓国はとても寒いんです。また、からだ中に携帯カイロを貼って撮影に臨みましたが、貼っていることを忘れてそのまま帰って寝てしまい、ヤケドしそうになったこともあります」

 携帯カイロがよほど気持ち良かったのだろう。

 また、チャン・グンソクは2011年10月5日、ソウルのロッテシネマで映画『きみはペット』の公開記念イベントを行なった。

 その場で撮影のエピソードについて語った。

「俳優生活19年で、もっとも濃厚なキスシーンを撮影しました。今回の映画にかける僕の意気込みを感じられると思います。また、誰よりも情熱的だったキム・ハヌルさんの努力も溶け込んでいます。キスシーンは台本では軽めだったのですが、キム・ハヌルさんの要請で強度が増したんです」

 本当にキム・ハヌルの要請があったのだろうか?

 チャン・グンソクらしいユーモアだった。


■からだを張っているスターたち

 2013年5月27日、ソウルにあるメガボックス東大門で映画『隠密に偉大に(シークレット・ミッション)』のマスコミ試写会が開催された。

 キム・スヒョンは、撮影時のエピソードについてこう語った。

「現場では殴られたり倒れたりいろいろありますが、冬だったので寒くて空気も乾燥していて、そのせいで疲れたり、肌がひび割れたりしました。役作りでは、最初に準備したのがアクションでした。撮影に入る6か月前から、アクションスクールに通いながら練習してきました。初めは肉体的苦痛が続きましたが、ある程度の水準になってきたら実戦に入るので、そこからは本当に面白かったです。男なら誰でもこういうことは好きなものじゃないですか。最後のシーンは冷たい雨の中でのアクションで、からだが思うように動かなくて、少し悔しい部分もありますが、初めての挑戦だったので、とにかく興味深くて楽しかったです」

 キム・スヒョンはすっかりアクションに目覚めたようだ。

 続いて、イ・スンギの話。

 現在兵役中のイ・スンギは、2010年3月5日にフジテレビで記者会見を行なった。そのときに彼はこう語っていた。

「『華麗なる遺産』の撮影時には、ハン・ヒョジュさんとのキスシーンがとても印象に残っています。格好よく、そのシーンがすてきに見えるようにがんばろうと思っていました。本来であれば、ヒョジュさんをより美しく見せてあげなければいけないのに、なかなかできませんでした。まだまだ未熟でした」

 その後に、『華麗なる遺産』で演じたわがままな主人公についてもこう語った。

「もともとみなさんが私に対して持ってくださっているイメージを気にすることなく、きっと人間なら誰もが自分の中に持っているであろう、自己中心的なところやわがままな部分を出してみようと演じました。見てくださる方は、本当はそうではないであろうとわかってくれることを前提に、思いっきり演じてみました」

 ファンを信頼しているから、自分と違うキャラクターを思う存分に演じることができたのであろう。


■苦手な虫の中での撮影

 現在兵役中のキム・ヒョンジュン。彼は2011年5月4日、『イタズラなKiss~Playful Kiss』の記者会見をフジテレビで行なった。

 印象に残ったエピソードを聞かれたキム・ヒョンジュンはこう答えた。

「今回は、ヤンジュという後ろに山があるような地域で撮影しました。僕は虫が嫌いなんです。トンボがいっぱい飛んでいて、そのトンボから逃げているうちにNGを出したこともありました(笑) 。それからポン・ジュングというキャラクターが山に行って絶壁から落ちるのを僕が見ているというシーンで、本来はアップを撮る予定だったんですが、蚊に右目を刺されてしまい、反対側の横顔を撮ったことを覚えています」

 キム・ヒョンジュンは本当に虫が苦手な様子だった。

 また、彼は2011年8月2日に東京で開かれた『イタズラなKiss~Playful Kiss』のプレミアムトーク&ライブに登場し、ドラマの中で印象深かったシーンについてこう語った。

「雨の中のキスシーンです。あのときは本当に寒かったのですが、雨を降らすためにまく水がなくなってしまうということで、ワンカットで終わらせなければいけませんでした。それが大変でした」

 撮影が一発オーケーだったのは水不足のおかげ?


■雨と暑さに悩まされた

 2011年8月25日、来日記者会見とファンイベントを行なったイ・ミンホは、『シティーハンター in Seoul』の撮影エピソードについて語った。

「韓国で撮影をしているときにすごく雨が降りました。韓国のドラマは生放送のように、撮ってすぐに放送しますから大変でした。結局、1週間ずっと雨が降っていたので、室内の場面ばかり撮影していました。それから、アクションシーンはちょっと怖い場面の連続でしたが、私は個人的に楽しんで撮影することができました」

 また、イ・ミンホは2012年12月2日に記者会見で、主演作の『シンイ-信義-』についてこう語った。

「愛する女性を救いに行く場面でのアクションがとてもすてきに見えるのではないでしょうか。守るべきものをしっかり守る。そして、愛する女性を助ける姿が非常に男らしかったと思います。苦労したシーンは、物語の序盤でウンス(キム・ヒソン)に刃物で刺されるところ。そのシーンを撮影したのがとても暑い日で、苦労しました」

 韓流スターたちの苦労の末に面白い作品が完成していることがよくわかった。


文=「ロコレ」編集部
(ロコレ提供)

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