「JJCC」左からイコ、ユル、エディ、サンチョン、ジカ、シンバ
「JJCC」左からイコ、ユル、エディ、サンチョン、ジカ、シンバ
世界的アクションスター、ジャッキー・チェンが手掛けた初のK-POPプロジェクトとして、2014年3月に誕生したボーイズグループ「JJCC」(ジェイジェイシーシー)。メンバーはリーダーのシンバ、イコ、プリンスマック(オーストラリア系中国人)、エディ(アメリカ生まれの韓国人)、サンチョンに加え、2015年8月にジカ、ユルが合流し、韓国人6人と中国人1人という構成。活動するときは5人構成を基本にして、曲に合わせて入れ替えるチーム制を取っている。

JJCC の最新ニュースまとめ

 ジャッキー・チェンが惚れ込んだだけあり、キレのあるダンスフォーメーション、ハイレベルのラップ、伸びのあるボーカルはもちろん、メンバーそれぞれの持ち味、個性が明確に際立ち、マルチな才能を持っているのが特徴だ。

日本では、2015年9月に「東京ガールズコレクション2015 F/W(TGC)」に海外スペシャルゲストとして唯一招待され、オープニングステージのフィナーレを飾ったほか、同年12月には東京で「JJCC’s Christmas in Japan」を2日間4公演開催するなど、日本でもすでに注目を浴びている彼らが、いよいよ5月4日、1stシングル「今すぐに」で日本デビューを果たす!

 「今すぐに」は、今年3月に韓国でリリースされた「オヌル ハンボン」の日本語バージョンで、これまでカリスマ性あふれるパフォーマンスを見せてきた「JJCC」が、親しみのある魅力を全面に打ち出し、“ロマンチック彼氏ドル(彼氏+アイドル)”をコンセプトにしたキャッチーなダンスナンバー。今作はプリンスマック以外の6人構成で、“彼氏にしたい6人組”が日本のファンに会いにいく、という気持ちが込められた、ハッピーエナジーあふれるナンバーを引っさげ、日本デビューを飾る彼らの魅力に迫った。


 インタビューの席に着き、「『JJCC』です。よろしくお願いします」とさわやかにあいさつしてくれたメンバーたち。ところが、よく見ると5人。リーダーのシンバがまだ来ていないのに、メンバーたちはすでに自己紹介を始める雰囲気だったので、「リーダーがいらっしゃらないですけど、先に始めても大丈夫ですか?」と聞くと、エディが「代わりがいますから。代わりのリーダー、エディです(笑)。よろしくお願いします! あっ、代わりのリーダーはイコです」とイコを指名し、リーダー不在のまま、自己紹介が始まってしまった。
イコ:「JJCC」の10メートルイケメン、クリエイティブなイコです。
ジカ:「JJCC」のアンパンマン、ジカです。よろしくお願いします。
ユル:「JJCC」の母性本能刺激系ユルです。よろしくお願いします。
エディ:初めまして。僕は「JJCC」のマッチョなリードボーカル、エディです。よろしくお願いします。
サンチョン:僕は「JJCC」のツンデレ末っ子、サンチョンです。よろしくお願いします。
エディ:(シンバの代わりに)「JJCC」の笑顔がカッコいい、リーダーのシンバです。
一同:どうぞよろしくお願いします!
-ハハハ。どうしましょう。リーダーがまだ来ていませんが…。
一同:大丈夫です。
エディ:写真だけ入れておいてもらえれば(笑)。

<B>―では、皆さんの魅力、アピールポイントをそれぞれもう少し教えてください。(とここでリーダーが到着。インタビューが始まっていることを説明すると)</b>
シンバ:初めまして。僕は笑顔がカッコいい…。
エディ:それ、もう言っておいたよ!
シンバ:ハハハ。じゃあ、僕の魅力は笑顔、スマイル。それから…。

<B>―シンバさんは運動神経もいいんですよね?</b>
シンバ:スポーツバラエティー「出発!ドリームチーム」で4冠を獲得しました。最近では、スポンジを手で押し出すゲームで、110人の中で1位になりました。

<B>―力が強いんですか?</b>
エディ:運が良かったんです(笑)。
シンバ:力もあるし、瞬発力もあります。それから、ジカと一緒にマラソンもしました。
ジカ:僕の場合、足が偏平足なのにマラソンができたので、自分でもすごい能力だと思っています(笑)。怖いぐらい体力がありすぎて、たまに自分でもビックリします。
エディ:僕も偏平足なのに、兵役にもちゃんと行ってきました(笑)。力があるので、力系のスポーツが得意だし、水泳、スキューバダイビングも得意です。それから、よく食べます。寿司が好きですね。料理をするのも好きで、得意料理はカリフォルニアロール、焼きそばです。
ユル:僕もよく食べます。好きな料理は寿司、サムギョプサル、チキン…。なんでもよく食べます。

<B>―ユルさんはプロフィールに“ちょっぴり天然”とありましたが。</b>
ユル:天然というよりは、セクシーです!(笑)
サンチュン:僕は男らしく見えますが、付き合えば付き合うほど、ハマる魅力があると思います。

<B>―サンチュンさんはマンネ(末っ子)ですが、やはりお兄さんたちに可愛がられるキャラクターなんですか?</b>
イコ:逆に“マンネ様”が、お兄さんたちをお世話しなきゃいけないでしょ!? 
サンチュン:ハハハ。お兄さんたちには、よくしてもらっています。メンバーとは家族みたいな関係です。
イコ:僕は手先が器用なので、洋服のカスタマイズ、ネックレス作り、それからマジック、ヨーヨーも得意です。

<B>―イコさんはプロフィールに、小言が多いのでメンバーからハルモニ(=おばあちゃん)と呼ばれているとありましたが。</b>
一同:(拍手)
イコ:でも、今はハルモニというより、病室にいるピリピリしているおばさんみたいな(笑)。孫たちの成長を見て楽しんでいます。
エディ:ますます(小言が)激しくなっていますね(笑)。

<B>―ではグループとして、「JJCC」の魅力を教えてください。</b>
イコ:1つにこだわらず、いろいろなジャンルに挑戦していることが大きな特徴だと思います。今回は“彼氏”のイメージをお見せしますが、これまで“悪い男”、“優しい男”、“セクシーな男”などいろいろな姿を見せてきました。なので、映像だけで見るのではなく、直接ライブに来ていただければ、僕たちと一緒に喜怒哀楽を感じながら楽しんでいただけると思います。

<B>―昨年9月に「東京ガールズコレクション」に出演し、12月には東京で2日間4公演を行うなど、すでに日本での活動はスタートしていますが、いよいよ5月4日に「今すぐに」で日本デビューですね。今の心境はいかがですか?</b>
エディ:とても幸せです。僕たちもデビューの日を楽しみに待っていた分、倍にしてお見せするので期待してほしいです。
イコ:僕たちと一緒に楽しんでいただければうれしいです。
シンバ:ただ、これまであまりにもたくさんの方に応援していただいたので、今回もそれぐらい応援していただけるのか、ちょっと心配な部分もあります(笑)。

<B>―日本デビュー決定の知らせは、メンバーの皆さん一緒に聞いたんですか?</b>
エディ:別々に知らされました。
イコ:でも、みんなデビューが決まって本当にビックリしましたね。

<B>―日本デビューが決まったことを周りには報告されたんですか?</b>
イコ:家族には知らせました。友達にはまだ言っていないです。デビューしてから、ジャジャーンって、サプライズで(笑)。
シンバ:僕は姉に知らせたら、「日本でクレンジングアイテムをたくさん買ってきて」って言われて。デビューとは全く関係ないことだったので、衝撃を受けました(笑)。
イコ:うちは父が会社員なんですが、韓国国内だけにとどまらず、海外に出たらもっと視野を広げられるし、日本は学ぶことが多い国だと。今は音楽の仕事をしているけれど、他にもできることがあるかもしれないから、広い世界でいろいろなことに興味を持ちなさいと言われました。
一同:お~(感心しながら拍手)。

<B>―日本デビューや日本での活動に関して、ジャッキー・チェンさんから何かアドバイスやメッセージはもらいましたか?</b>
エディ:日本での活動に限らずですが、デビューしてからいつも言われていることがあって、それは「努力は裏切らない」、「今日が最後の日だと思って頑張れ」。そして最後が…。
イコ:「最高になる前に最善を尽くせ」
エディ:この3つを教訓として、みんな活動に励んでいます。

<B>―日本デビュー曲「今すぐに」の聴きどころを教えてください。</b>
シンバ:どの部分というよりは、「JJCC」を彼氏だとイメージしながら聴いてほしいです。

<B>―MVもウェブ漫画の世界から飛び出してきたイケメン彼氏というドラマ仕立ての設定で、皆さんの愛嬌のあるキュートな姿が印象的です。</b>
エディ:(ユルに)愛嬌が上手くなってきました。
ユル:(照れまくる)

<B>―そういえば、大人気ドラマ「太陽の末裔」第13話で、ソン・ジュンギさんがSUBWAYに入って注文するシーンがありましたが、「オヌル ハンボン」が店内のBGMとして使われていましたね。</b>
イコ:「太陽の末裔」はメンバー全員、大好きで毎回見ているんですよ。でも、今回ちょうど日本に来ていて、まだ見ていないので、韓国に帰ったら見ようと思っています。
シンバ:僕はそのシーンだけ見たんですが、本当にビックリしました!
イコ:僕個人的な推測ですけど、音楽番組「ミュージックバンク」の現場入りのとき、メンバー全員で「太陽の末裔」のコスプレをしたので、それをドラマ関係者の方が見てくださって、僕たちの曲を使ってくれたんじゃないかなと。
シンバ:僕たちにとっても、すごく縁のあるドラマだと思っています。

<B>―「今すぐに」はハッピーエナジーあふれるナンバーですが、皆さんが“ハッピー”だと感じるのはどんな瞬間ですか?</b>
ユル:ご飯を食べているとき(笑)。
エディ:ステージで歌を歌っているとき。
サンチョン:仕事を終えて、シャワーを浴びてベッドに横になったとき。
ジカ:ファンと触れ合っているとき。
シンバ:練習して、成果として何かが現れたとき。
イコ:メンバーと一緒に旅行したとき。

<B>―皆さんで旅行するんですか?</b>
イコ:昔ですね。デビューしてからはないんですが。
シンバ:デビュー前は年に1回、3泊4日で旅行をしていました。デビューしてからは、練習とかで時間がなくて行けていませんが。

<B>―今回は「ロマンチック彼氏ドル」をコンセプトにしていますが、もし皆さんが女性だったら、メンバーの誰を彼氏にしたいですか?</b>
エディ:ユル。素直で優しくて、何を食べさせてもよく食べそうなので(笑)。
ユル:エディ兄さん。何でも一緒によく食べてくれそうなので。
サンチョン:シンバ兄さん。運転も上手いし、肉の焼き方も上手いし、掃除も上手いし、できないことがないので。
ジカ:エディ兄さん。ペアルックみたいな格好をしているので。

<B>―ということは、今日だけですか?</b>
ジカ:ハイ。毎回変わります(笑)。前はシンバ兄さんがいいなと思いましたが、もう青い髪に飽きてきました(笑)。
イコ:僕はユルです。安全だから。純粋なので、信じられると思います。
サンチョン:信じられない…。

<B>―サンチョンさんはユルさんと何かあったんですか!?  </b>
サンチョン:それは言えません(笑)。
シンバ:僕はメンバーたちに二股、三股をかけたいです。それぞれに魅力があるので、曜日ごとに変えながら(笑)。
一同:うわ~。

<B>―皆さんマルチな才能をお持ちで、趣味も多彩なようですが、最近ハマっていることは何ですか?</b>
エディ:(ユルの肩を組んで)僕たちはドラマ「太陽の末裔」を見ることです。
サンチョン:僕はUFC(格闘技)を見ること。
ジカ:最近ホットバー(練り物揚げ)をよく食べています。前はあまり食べなかったんですけど、好きな飲み物と合うと分かってから、すごくおいしく感じています。
イコ:ドライ製品を作ることにハマっています。鉄の模型ですね。ピンセットを使って、繊細な作業をするのが好きなんです。今回日本に持ってこられなかったので、早く韓国に帰って仕上げたいです(笑)。

<B>―イコさんは先ほども手先が器用だという話をされていましたが、よくよく見ると手がキレイですね。</b>
イコ:ありがとうございます。爪をかむクセがあって、恥ずかしいんですが(笑)。
シンバ:僕はメンバーをいじめるのが趣味です(笑)。
エディ:えっ!? 僕たちがいじめていると思っていましたが(笑)。
シンバ:1人ずついじめがいがあって、それぞれ反応が違うので、それを楽しんでいます。

<B>―一番いじめがいがあるメンバーというと?</b>
シンバ:ユルです。やり返してくるので、面白いですね。
ユル:えっ、僕が(シンバを)いじめていると思っていました(笑)。
イコ:2人はお互いがWIN-WINの関係です。

<B>―韓国では2014年3月にデビューし、デビュー3年目に入りましたが、これまでの活動の中で印象深かったことは何ですか?</b>
サンチョン:「東京ガールズコレクション」です。
シンバ:今日本にいるからということではなく、思い出に残っているステージを聞かれたら、毎回「東京ガールズコレクション」と答えています。大きなステージだったし、大勢の人に「JJCC」をアピールできたので、すごく印象に残っています。

<B>―「JJCC」としての今後の目標を教えてください。</b>
シンバ:ファンの皆さんに、喜怒哀楽を感じることのできる最高のステージを見せられるグループになりたいです。

<B>―4月30日(土)からは「今すぐに」のリリースイベントが開催されます。ファンにメッセージをお願いします。</b>
シンバ:日本でデビューすることになりましたが、今まで待っていてくださった方も、今回初めて僕たちのことを知る方もいると思います。今まで以上に、カッコいい姿をお見せしますので、ぜひたくさん応援してください!
イコ:ファンの方も期待していたと思いますが、僕たちも同じぐらい期待しながら準備をしてきました。その期待を裏切らないように、頑張って最高のステージをお見せしたいと思いますので、応援よろしくお願いします!



 ジャッキー・チェンの秘蔵っ子として、すでに注目度の高い「JJCC」。この日は、朝早くからマスコミ各社のインタビュー取材のスケジュールがぎっしり詰まっていたそうだが、礼儀正しくあいさつし、疲れた様子を見せることなく、和気あいあいと元気に取材に応じてくれた。

 日本デビューを控え、期待に胸を躍らせているといった様子で、キュートな笑顔がステキだった彼らが、今後どのように成長し、羽ばたいていくのか楽しみだ。


JJCCよりメッセージ到着!




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