俳優チュウォン
俳優チュウォン
「グッド・ドクター」、「ヨンパリ(原題)」など出演するドラマがいずれも大ヒットすることから“視聴率王子”の異名を持つ俳優チュウォンが、11月22日(日)東京・豊洲PITにて「JOO-WON 2015 SWEET SMILE FANMEETING」を開催した。

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 11月27日(金)からKNTVで日本初放送されるキム・テヒとの最新主演ドラマ「ヨンパリ(原題)」では、初放送から同時間帯ドラマ視聴率1位を獲得し、回を重ねる毎に話題となって視聴率は20%を突破。“視聴率王子”の名を不動のものとしたチュウォン。

 ブルーのスーツにブラックタイでステージに登場すると「アンニョン。こんにちは。ごはん食べましたか?皆さん、気楽に過ごしてくださいね」と笑顔をみせた。その笑顔にたちまちハートを奪われたファンが見守る中、MCの椎名由紀の司会で、来年韓国の数え年で30歳を迎えるチュウォンはファンのアンケートを元にしたさまざまなBEST3で20代を振り返った。

 「相手役BEST3」では「3位がテヒ姉さん(「ヨンパリ」)、2位がユイ(「烏鵲橋の兄弟たち」)、1位はチェウォン姉さん(「グッド・ドクター」)じゃないかな」と予想したチュウォン。これに対してファンが選んだ相手役は「3位シム・ウンギョン(「のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ~」)、2位チェ・ガンヒ(「7級公務員」)、1位ユイ(「烏鵲橋の兄弟たち」)」という結果に「どうして当たらないのかな(笑)」と首をかしげるチュウォン。

 「ファッションBEST3」では、肌が露出されるのが嫌いで「座ると背中から肌が見えるようなときはとても窮屈な思いをする」と意外な一面が明かされた。“白シャツ”でもボタンとボタンの合間から肌が見えるのが嫌で「(ボタンの間を)実はテープで留めているんです」というチュウォンのこだわりに、会場からは驚きの声があがった。

 「涙のシーンBEST3」では「グッド・ドクター」でチュウォン演じるパク・シオンが生まれてこなければよかったと涙するシーンの映像を見ながら、「自分でもビックリしたシーンなんです。感情をうまく作れなかったのですが、ムン・チェウォンさんが僕の顔を手で掴んでくれたとたんに涙があふれてきました。泣いているときに誰かが慰めてくれるともっと泣いてしまうことがありますよね」とし、相手役のムン・チェウォンと「いい化学反応を起こすことが出来たシーン。演技の力を感じることができたシーンです」と振り返った。

 客席に下りてファンの質問に答えるコーナーでは間近で見られるチュウォンに会場のあちこちから黄色い歓声があがった。「バラエティ、ドラマ、映画など一番好きな仕事は何ですか?」という質問に「ミュージカルが一番好きです。ステージに立つと心臓が張り裂けそうな気持ちになるのですがそれがすごくいいんです。今すぐはできないかもしれないですが、コンスタントにやっていきたいと思っているのでぜひ観に来てください」と答えた。

 ブラックスーツに衣装チェンジした後は、抽選で選ばれたファン4名がステージに上がり、チュウォンがファンの願いを叶えてくれるコーナーへ。スクリーンに6つの願いが映しだされ、サイコロを振って出た目と同じ番号の願いをチュウォンが叶えてくれるというもの。ファンが希望の番号を伝えてサイコロを投げると願った通りの目が出る。実は黒子に扮したスタッフが登場してサイコロを直してくれるのだが、その様子も会場中にバレバレ。こっそりどころか、ストロボが光る中でサイコロを直すなど遊び心も満載で、客席はその度に大爆笑

 「愛のお姫さま抱っこ」を選んだファンを軽々と抱きかかえると、右に左にクルクルと回ったチュウォン。夢心地のファンが「気持ちよかったです。首が温かかった」と感想を伝えると、チュウォンは「恥ずかしくて熱かった」と照れた。「愛の歌をワンフレーズ」の願いではバラの花をファンに手渡しながら、アカペラでその美声をファンに贈った。

 会場中をうっとりさせた後は「今日も大勢のファンの方にお会いできてうれしいです。週末にこんな風に来てくださってありがとうございます。感謝しています」と締めくくると、最後はチュウォンから来場したファン全員に歌のプレゼント。「グッド・ドクター」のOSTから自身も大好きだという「僕がもしも」を披露。「シオン(チュウォンの役名)バージョンで歌いましょうか」と歌い始め、ペンライトが揺れる会場に温かな歌声が響いた。俳優としての変化自在な表情とファンに見せる可愛らしいキャラクターとのギャップで多くの人を虜にするチュウォン。「アンニョン」と笑顔でステージを後にする姿に、いつまでも温かい拍手が送られた。




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