左から女優の上野樹里、チェ・スンヒョン(T.O.P)
左から女優の上野樹里、チェ・スンヒョン(T.O.P)
上野樹里とT.O.P from BIGBANGことチェ・スンヒョン(以下チェ・スンヒョン)がW主演を務める世界同時公開のグローバルプロジェクト「シークレット・メッセージ」。

T.O.P(元BIGBANG) の最新ニュースまとめ

 日本では映像配信サービス「dTV」にて独占配信され、配信開始を記念して11月2日(月)東京・なかのZEROホールにて上野樹里、チェ・スンヒョンが登壇し、dTV会員限定プレミアムイベントが開催された。

 実力派女優として名高い上野樹里と、「BIGBANG」のメンバーであり、俳優としても高い評価を受けるチェ・スンヒョン。

 日韓を代表する二人が初共演した「シークレット・メッセージ」は、初恋の痛みを乗り越え、東京とソウル、離れた場所で暮らしながらも、LINEのメッセージをきっかけに新たな恋に踏み出すまでの奇跡を描いた純愛ラブストーリー。

 日本の株式会社アミューズ、韓国のCJ E&Mがグローバルプロジェクトとして、世界のファンに向けて制作された本作は、福田沙紀、ユ・インナ、キム・ガンヒョン、イ・ジェユン、シン・ウォンホ(from CROSS GENE)、賀来賢人、小出恵介ら日韓の豪華俳優陣が脇を固める。

 会場には司会の古家正亨が登場。同ドラマとdTVがコラボし、dTVをテレビで楽しむことができる専用アダプター「dTVターミナル」が来場者全員にプレゼントされることが伝えられると客席は喜びに沸いた。

 早速、「dTVターミナル」によって大スクリーンに映し出された「シークレット・メッセージ」第一話の本編を来場者全員で鑑賞することに。今後の展開が気になるドラマ導入部分の映像を、真剣なまなざしで見つめるファンの姿がみられた。

 そしていよいよW主演となる上野樹里、チェ・スンヒョンが登壇!客席扉にスポットライトが当たり二人が姿をみせると、会場は大興奮。

 ファンの黄色い歓声の中をゆっくりと歩いて笑顔でステージへ向かった二人は、「皆さん、こんばんは。笑顔で迎えていただいてうれしいです。楽しみにしていてください」(上野樹里)、「お久しぶりです。今日は本当にありがとうございます」(チェ・スンヒョン)とあいさつ。

 本作について、上野樹里は「今回、アジアを中心に同じ時間帯にこの作品をみんなで共有できるという企画がすごく面白いし、いいことだと思います。LINEを通した話ですが、トップスターであるアイドルのT.O.P君との共演もとてもレアなことだし(笑)、韓国でCMを撮られている監督たちがいろいろなカメラや映像効果を使って撮影しています。普通のドラマでは見られない映像が楽しめると思うので、気軽な気持ちで楽しんでいただけたらうれしいですね」と語った。

 チェ・スンヒョンは「違う国、違う言葉を持つ男女がちょっとしたことから連絡を取り合い、少しずつ距離を縮めて友だちになっていく。それぞれ過去の恋愛に失敗して傷を抱えているんですが、お互いに相手を少しずつ癒していくところがとても美しい物語だと思います」とドラマの見どころについて語った。

 またコンサートで何度も日本に来ているチェ・スンヒョンだが、意外にもこれまで日本のドラマ・映画作品や、日本の俳優と交流する機会がなかったという。「それというのも、今回の上野樹里さんと共演できる運命的な出会いまで待ち続けていたからこそ」と伝えると、会場からは大きな拍手が沸き起こった。

 初共演の印象について聞かれた上野樹里は、「撮影前は“トップスター”だっていうイメージ(笑)。T.O.Pさんが相手で自分がヒロインでつりあうのか、私でいいのかっていうのがあったんです」と当初の不安を打ち明けた。しかし現場に現れたチェ・スンヒョンは役そのものの純朴なオーラを放っていたという。

 「最後、東京で撮影があったんですけど、やっと二人が…、あっ、これ言っちゃダメだよね(笑)。やっと…で止めておきますね(笑)」と会場の笑いを誘いながらも、「会えないんですけど、心の中でそばにいる存在っていうか。LINEってそうじゃないですか。一言ポンと言ったらすぐポンと返ってくるみたいな。心の穴を埋めてくれるような存在」だとし、ウヒョン(チェ・スンヒョンの役名)とのやりとりに注目してほしいと話した。

 一方、以前から上野樹里の作品を観たことがあったというチェ・スンヒョンは「『のだめカンタービレ』や『ジョゼと虎と魚たち』などの作品を観て、とても個性のある表現をする素敵な女優さんだという印象を持っていました。実際に共演して演技を見せていただいたのですが、とても繊細で優れた感性で表現をされる姿をみて、素晴らしいなと感動しました」と共演の喜びを語った。

 ドラマの中でLINEが重要な役割を果たす本作。
「直接二人はLINEのやりとりするんですか?」とのMCの質問に、上野樹里は「監督が事前にやり取りした方がいいとおっしゃって、T.O.PさんのLINEを教えてもらったんですが、社交辞令的なあいさつで終わりましたね」と苦笑い。「撮影がやりづらくないか気遣ってくれたり、あとスタンプもいっぱい送ってくれました」と上野樹里が言うと、「僕スタンプすごくたくさん持ってますよ。けっこう面白い特別なスタンプを持ってるんですよ」とちょっぴりドヤ顔のチェ・スンヒョン。

 そんな二人のLINEでのコミュニケーション力を測定するため、上野樹里とチェ・スンヒョンが「LINE力測定クイズ」にチャレンジ。10問の設問に○×で答えていき、×の数で恋愛タイプの診断テストを実施するというもの。

 「今まで恋人や恋人の携帯を無断で覗き見したことがあるか」という問いに○のカードを挙げたチェ・スンヒョンに会場からは笑いがこぼれた。「最初のデートのお礼メッセージはその日のうちに出すのがよい?」という質問に上野樹里は○を挙げる。

 翌日まで寝かせておいた方がいいと解説するMCに、×と回答したチェ・スンヒョンは「僕もそう思ってました。その日のうちに送ってしまったら、僕がすごく楽しかったみたいな気がするじゃないですか(笑)」と答えた。

 「既読になっても返信がないので催促のメッセージを送ったことがある」という問いには二人とも○と回答。

 「LINEは出したらぐっと我慢しましょう。返信があるまで待つのもLINE力のひとつ。催促メッセージを出してしまったら、重い人、しつこい人と思われます」MCからと忠告されると、無言でうなずいていたチェ・スンヒョンは「ちょっとせっかちなんですよね」とポツリとつぶやいた。

 結局、上野樹里の×の数は3つで「LINE力ゼロ」、チェ・スンヒョンは4つで「LINE力が足りない」という結果に。「恋愛は不可能」という“LINE力ゼロ”の上野樹里は、「この作品はどうしたらいいんだろう、恋愛してるのに。大問題ですね(笑)」と笑いを誘った。

 うれしいサプライズが満載の本イベントでは、来場者の中から2名が選ばれ直接二人から「dTVターミナル」が手渡されることに。

 ステージ上のリモートカメラで当選者がスクリーンに映し出されると、ファンは突然のことに驚きを隠せない様子。ステージ上で二人からサイン入りの「dTVターミナル」を受け取ると、うれしそうに主演の二人と握手を交わした。

 また作品のタイトル「シークレット・メッセージ」にちなんで、11月4日に28歳の誕生日を迎えるチェ・スンヒョンに、上野樹里と来場者からケーキとバースデーソングのプレゼントが用意された。

 会場が暗転すると「Happy birthday to you」のイントロがかかり、来場者全員で大合唱。上野樹里とファンからの気持ちを全身で受け止めたチェ・スンヒョンは“喜びの舞”を披露してうれしさを表現した。

 「お誕生日おめでとう!」と全員で声をそろえると祝福の銀テープも飛び出し、「まったく予想していませんでした。韓国に帰ってからもなんの誕生パーティーの計画もないんですよね。二日前とはいえ、ことしは最初で最後のお祝いになるんじゃないかと思います」とうれしそうな表情を覗かせ、「しあわせです」と日本語でも改めて感謝を伝えた。

 マスコミ向けのフォトセッションは、来場者へのうれしいサプライズとしてファンの撮影も可能に。真ん中、左、右と笑顔をみせる二人にカメラを向ける報道陣と来場者たち。会場のあちこちから「可愛い」「かっこいい」などの歓声があがった。

 最後に会場をバックに写真撮影が行われると、チェ・スンヒョンは「今日は皆さまの貴重な時間をさいてお来しいただいてありがとうございました。『シークレット・メッセージ』という作品にたくさんの関心を寄せていただいて感謝します」と通訳者が伝えている間も自分が話しているかのように身振り手振りも加えて口マネをして会場を笑わせた。上野樹里もカメラを構えるアドリブを入れるなど、和気あいあいとした雰囲気に。

 「WEBドラマというコンテンツ、今まで以上に皆さんに親近感を持っていただけるような作品にしようとベストを尽くしてきました。皆さんたくさん期待してください」と最後はマイクを置くようなポーズであいさつを締めくくった。

 上野樹里は「二人の心の傷をLINEのやり取りをしていく中で、一緒に埋めて乗り越えていく作品」だとし、電車の中やカフェなど何気ないときに毎日触れるLINE。「既読になっているかなとか、メッセージ来ないかなとか、好きな人がいる人も探している人も、皆さんも一人で誰とも共有できない時間があると思うのですが、そこの部分をこの作品の中で私たちを通して共有していただけたらうれしく思います。そして、アジアに同時に配信されて言葉の違う人たちが同時に楽しむことができるというのは、ドラマのあるべき姿だと思うので、ぜひ皆さん見てください。そして身近な人に薦めてください」と伝えた。

 最後は再び、客席通路を通って、ファンに間近で感謝を伝えながらステージを後にした二人は大きな拍手と笑顔で見送られた。

 日本をはじめ、韓国、タイ、台湾で4ヶ国同時配信される「シークレット・メッセージ」。このドラマを見て、誰かと何かを共有してみてはいかがだろうか。



「シークレット・メッセージ」韓国版ティザー予告 ウヒョンver
「シークレット・メッセージ」韓国版ティザー予告 ウヒョンver




Copyrights(C)wowkorea.jp 0