歌手パク・ジョンミン
歌手パク・ジョンミン
“「SS501」の日”でもある5月1日(金)、「SS501」のデビュー10周年を記念して、「SS501」の名曲を集めたカバーアルバム「10th Anniversary-Memories-」を発売した パク・ジョンミン(SS501)。5月4日、5日の両日、東京 品川インターシティホールで、アルバム発売記念コンサートを 開催した。

パク・ジョンミン(SS501) の最新ニュースまとめ

 現在活動休止中の「SS501」は、10年前の2005年6月8日に「警告」で韓国デビュー、翌年の2006年から日本でも単独コンサートを行い、2007年にはシングル「Kokoro」で日本デビュー、日韓両国はもちろん、アジアでも大人気を博してきた。

 今回のNEWアルバム「10th Anniversary-Memories-」 は、通信盤、 初回限定盤-バラードバージョン、初回限定盤-ダンスバージョンと三種類。

 コンサートも、5月4日はアコースティック編成のバンドによって、歌をじっくりと聞かせるアンプラグドコンサート、5月5日はダンサーを引き連れて、ダンスもたっぷりと楽しめるダンサブルコンサートの2種類を準備し、ファンの期待感を高めている。4日(月)開催のコンサートは、「10th Anniversary-Memories-」初回限定盤-バラードバージョンの収録曲を中心に行われた。

 「ジョンミン~!」とあちこちから歓声が上がる中、上下白の衣装で登場した ジョンミン。アルバム1曲目にも収録されている「浅い夢の果て」が、ピアノの調べにのせ、伸びやかな声で始まった。緑のペンライトが揺れる中、続いて「ホンとに好きだった」。

 二曲終わったところで、「パク・ジョンミンです」とあいさつの後「ちょっとミスもあったけど、どうだった?良かった?」とお茶目にファンへ投げかけるパク・ジョンミン。恒例のバンドマンの紹介では、コーラス、キーボード、ドラムなど全員日本人のバンドマンということで、日本語のやりとりもバッチリ。

 「みんなと一緒に歌いたいです」と始まったのは「ホシゾラ」。笑顔で客席を見回し、ペンライトの振りを促し、盛り上げているジョンミンにファンの顔にも、笑みがこぼれていた。「Gleaming star」では、歌の合間にまばらな「パク・ジョンミン!」のかけ声に、耳の手をあて、揃った掛け声を促すと、ファンも元気に応え、早くもファンとの息はピッタリ。

 「Here」の紹介では、「この曲を初めて歌ったコンサートは、大阪だったかな?」と話せば、ファンから「東京!」と返ってきて、「踊りながら歌ったのが、衝撃的だったよね?」と、思い出話に花が咲いていた。続く「ハミョヌンアンデ」を切なく歌い上げると「男の色気!」とファンから声がかかり「良いこと言うね~。もっと男の色気見せるために、近づくね」と花道を先端まで歩くジョンミンに花道周辺や後ろの席から、「うわ~」と感嘆の声が上がった。

 「この曲は、目をつむって聞いてほしい」というお願いに「え~」との声が聞こえると「まあ、とりあえず聴け!(笑)」とオレ様ぶりを発揮。その「 ナップニンガヨ」は、乾いた声がセクシーなジョンミンの歌声にペンライトを振る手も自然に止まり、目を閉じて、うっとりと聴き入るファンもあちこちにみられた。

 「Never Again」では、最後の囁くような歌詞に「きゃー!」と、歓声が飛び交い、会場のファンはメロメロに。照れた様子で「でも、(その歌詞)どういう意味は、わかりません」と笑いをとるジョンミン。

 「Again」では、「ヨンセンにこうやって歌った方が良いんじゃない?とアドバイスして500円もらったのを思い出しました(笑)」とSS501メンバーとの思い出話も披露し、次の「君色」へ。

 「あるファンにしつこく『この曲歌って下さい!どうにか』と言われて、選びました。夜しか聴けない特典です」との曲紹介で「Promise to Promise」へ繋ぐと、「この曲も夜にしか聴けないはずだったのに、昼にリクエストされたから、歌っちゃいました。でも、歌います」と歌い始めようとすると、ファンから「韓国語で」の声があり、「そう言われても、大人の事情が…」と困り顔のジョンミン。

 イベント中盤、「そろそろ終わりなんだ」の言葉に、ファンから「いやー」、「早い!」など終了を惜しむ声が上がると「じゃ、MCする?どんなこと聞きたいの?」とジョンミン。
ファン「SS501の話!」
ジョンミン「何が良い?今なら、たくさん言えるよ(笑)」
ファン「(メンバーと)仲良い?」
ジョンミン「まあ、そこそこだね。僕カッコいいから、みんな嫉妬しているみたい(笑)」
ファン「お金!」
ジョンミン「誰が一番儲けているかって?末っ子のヒョンジュンが一番かな?リーダーが一番かな?ずっと下が僕で…。末っ子は、無駄なお金を使わない。ケチってこと(笑)僕はご飯おごるけど、末っ子はお会計のとき、靴ひもをずっと触ってる(笑)」
ファン「(ジョンミンが入隊したら)マネージャーはどうする?」
ジョンミン「秋くらいに(マネージャーも軍隊に)行くよ」
とマネージャーのことまで心配しているファンとジョンミンの絆が感じられる場面も。

 お誕生日のファンが「バースデーソング!」とリクエストすると、「そんな個人的なことは(笑)」と言いながらも「ハッピーバースディ トゥ ユウ」とワンスレーズだけ歌ってあげるジョンミンの心優しい一面に会場は温かい雰囲気に包まれた。

 「では、MC十分したから。千年過ぎても、愛は変わらないという意味の曲を」という曲紹介で力強い歌声の「千年経っても」を歌唱。

 「本当に最後の曲ね!(ぼくは)曲順を大切にするんだけど、後半は、メッセージ性の強いものが多いんだ。この曲も、そうです」と「永遠に」。優しく語りかけるように歌うジョンミンに、ファンたちは感無量といった様子。間髪いれず「Always and Forever」を届けるとアコースティックギターの音色に、ジョンミンの声が映えていた。

 「バンドの皆さんに大きな拍手を!」と言って一旦舞台からはけたジョンミンだが、「アンコール!」の大合唱に、着替えることもせず、再登場。

 アンコール一曲目は、リクエストコーナー。ファンから、いろいろな曲名が挙がる中「アップテンポの曲が良いよね?じゃあ、『4Chance』!」とアップテンポの曲へ。それまで、バラードコンサートのため、椅子に座ったまま聴き入っていたファンは、ジョンミンの「みんなOK?立って良いよ!」の声に、歓声をあげ、飛び上がるように立ち上がった。歌う前は「バラードコンサートだから、踊りづらい」とサンダルを指さしていたジョンミンだったが、そのセクシーな踊り、指差しに「きゃー!」と今日一番の黄色い歓声が上がった。

 「みんな立ってるから、もう一曲だけリクエストを」と「弱虫」が始まり、サビの部分は、ファンも一緒に、合唱!中にはダンスも踊り出しそうな勢いのノリノリのファンの姿も。

 次の「えんどう豆」でもファンのテンションは、最高潮のまま。曲の最後では バンド演奏を一旦止めて、ジョンミンの「せーの!」のかけ声に合わせ「ヘンボッカゴヤ」を一緒に合唱した。

 「明日もあるから、早く帰ってゆっくり休んで。バンドの皆さんにも大きな拍手お願いします。ありがとうございました。気をつけて帰って下さい。バイバーイ」とジョンミンらしい、最後のあいさつ。ステージを後にする直前に低い声で「愛してるぞー」と男っぽくファンへ愛の言葉をかけ、コンサートの幕を閉じた。

 また翌日5日には「10th Anniversary-Memories- ダンス編 」のライブ2公演を大盛況で開催、10周年であるこの時期、5月のカバーアルバム「10th Anniversary-Memories-」 、6月6日に ROMEOとしてシングル「Last Breath」、6月8日には、10周年記念の新作のアルバムをリリースする予定のパク・ジョンミン。

 ことし入隊を予定しているパク・ジョンミンが入隊を前にファンへの置き土産をたくさん準備しており、ファンにとっては特別なプレゼントとなる予定だ。



SS501 - Warning, 더블에스오공일 - 경고, Music Camp 20050709
SS501 - Warning, 더블에스오공일 - 경고, Music Camp 20050709




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