「SHU-I」左からチャンヒョン、ミンホ、インソク、ジンソク
「SHU-I」左からチャンヒョン、ミンホ、インソク、ジンソク
2011年5月4日に「Smile For Me」で日本メジャーデビューを果たし、ことしメジャーデビュー4周年を迎えた「SHU-I」。

SHU-I の最新ニュースまとめ

 2015年はMnet宣伝広報大使の就任に始まり、「チワワ系アイドル」のイメージから脱却し、大胆なイメチェンを図ったニューアルバム「I-DREAM」(3月25日発売)が、オリコンデイリーチャート6位(3月24日付)を獲得。4月3日の広島を皮切りに、全国を回る「SHU-I LIVE TOUR 2015 I-DREAM」をスタートさせ、4月22日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催された「KCON 2015 Japan」のライブイベント「KCON 2015 Japan×M COUNTDOWN」ではオープニングアクトも務めるなど、活躍の場を広げ、精力的に活動を展開している。
そして、5月8日(金)には東京・中野サンプラザにて、「SHU-Iメジャーデビュー4周年記念イベント I-DREAM」を開催!

 イベント前で忙しいにもかかわらず、楽屋をお邪魔すると、「お久しぶりです!」と元気いっぱいの笑顔で迎えたくれたインソク、チャンヒョン、ミンホ、ジンソクの4人は最近の活動や4年間の思い出などをたっぷり語ってくれた。


<B>―4月22日、さいたまスーパーアリーナで開催された「KCOM」では、ライブだけでなくイベントなどにも出演されるなど大活躍でしたが、いかがでしたか?</b>
ジンソク:今のところ、今年の中で一番、朝から夜まで充実した仕事だったのではないかと思います。
チャンヒョン:久しぶりに大きなステージに立てて、めっちゃ楽しかったです!
ジンソク:しかも、ライブのスタートを切るという大事な役目を与えられたので。
ミンホ:ライブ以外にも、韓国語講座とかダンス講座とか、僕たちの新しい面を見ていただけたんじゃないかと思うので、本当によかったです。
ジンソク:韓国語講座は今回だけじゃなくて、「SHU-I」が新曲リリースイベントとかで何回かやったことがあるんですけどね。

<B>―今回の韓国語講座の出来はどうでしたか?</b>
ミンホ:自分で言うのもなんですけど、150点ぐらい!(笑)
インソク:簡単に言うと、地面が揺れました。皆さん笑いすぎて。それぐらい、楽しかったです。

<B>―韓国語は観客の皆さんにしっかり伝わりました?</b>
ジンソク:そうですね、簡単な言葉を教えたので。僕たちの本業が変わるんじゃないかというぐらい(笑)。

<B>―先生の素質があるのは?</b>
ジンソク:みんなですね。
ミンホ:教え方がそれぞれ違うんですよ。
ジンソク:チャンちゃん(=チャンヒョン)の場合は、教え方がうまいんですけど、面白すぎて、皆さんが覚えた言葉をその場で忘れちゃうんです(笑)。

<B>―楽しく勉強したい人はチャンヒョン先生がいいということですね。</b>
チャンヒョン:でも、勉強にならないです。楽しいだけで(笑)。
ジンソク:チャンちゃんを見るだけでも、価値があると思いますよ。

<B>―ダンス講座はいかがでしたか?</b>
チャンヒョン:ダンスはジンソク先生が。
ジンソク:初めて見る方や、ダンスを踊ったことがない方が多いと思ったので、皆さんが短時間で覚えて楽しめるような曲がいいと考え、PSYさんの「GENTLEMAN(ジェントルマン)」を選びました。超踊りやすくて、その場で踊れるんです。しかも、ノリがハンパないんですよ。ちょっとだけ、体を動かすだけでも、一緒に楽しめるので。
ミンホ:噂によると、僕たちのダンス講座を見た方たちが、その日の夜、クラブに行ったそうです(笑)。もう踊りたいのを我慢できなくて。
ジンソク:僕たちもそこまでは求めていなかったんですけど(笑)。

<B>―「KCON 2015 Japan×M COUNTDOWN」のオープニングアクトとして、ステージに立ったときの気分はいかがでしたか?</b>
インソク:あんなデカいステージは、何年ぶりですかね~。「a-nation」に参加したとき、国立代々木競技場第一体育館のステージに立ったんですが、それ以来ですね。だから、「あぁ、こういうところでワンマンライブができたら、すごくうれしいだろうなぁ」って思いながら、歌っていました。終わった後、みんなで「がんばろう!」っていう話もしました。

<B>―そんな熱いステージを終えて、その日の夜は興奮した状態だったと思うんですけど、皆さんどう過ごしたんですか?</b>
チャンヒョン:すぐ寝ました(笑)。朝から動いていて、疲れていたので。

<B>―ぐっすり寝られるぐらい、全部出し切ったということですね。</b>
ジンソク:そうですね。だから、僕たちはクラブに行っていないです(笑)。

<B>―5月4日に日本メジャーデビュー4周年を迎えましたが、これまでの道のりは早かったですか、長かったですか?</b>
チャンヒョン:早かったですね。日本に来てからは5年になるんですけど、5年前の記憶も鮮明に残っているので、もう5年になるのかってビックリするぐらい、短かった感じです。
ジンソク:僕たち最初に日本に来たとき、吉祥寺に住んでいたんですけど、今吉祥寺に行っても、懐かしさを感じないぐらい。当時、工事中だったところに、立派な建物が建ち並んだり、新しいデパートができたり、街はめちゃくちゃ変わったんですけど、時間が過ぎるのは早かったという。
インソク:デビューしたのが、つい先週のことのように感じます。その初めて住んだ吉祥寺の家は、駅から遠かったんですよ。だから、みんなで買ったんです、「フィーンフィーン」っていうやつ(と足で床を蹴ってみせる)。
ミンホ:キックボード!
インソク:そうそう。その記憶が先週のことみたいに残っていますね。

<B>―自転車ではなく、キックボード!?  </b>
チャンヒョン:自転車はちょっと高かったので(笑)。
ミンホ:でも、本当に速かったです、スピードが。

<B>―あぁ、そっちの速いですね(笑)。</b>
ミンホ:(キックボードの)スピードも速いし、時間も早かったし、両方です(笑)。
インソク:あっという間でしたね、本当に。そう考えると、おじさんがこう言っていたんですよ。

<B>―どこのおじさんですか?</b>
インソク:お父さんのお父さんです。
ジンソク:おじいちゃんですね(笑)。
インソク:「寝て起きたら、もう85歳になっていた」と。それぐらい、人生が早かったという意味です。だから、毎日楽しく過ごさないともったいないですよね。おじいちゃんになったら、女の人とデートもできないじゃないですか。デートをしても、楽しくないと思うし。

<B>―でも、年を取っても、いつまでも恋人同士のように仲の良い老夫婦もいるじゃないですか。去年の末からことしにかけて、老夫婦の愛と離別を描いたドキュメンタリー映画が韓国で大人気でしたよね。</b>
ミンホ:「あなた、あの川を渡らないで」。いい映画ですね。
チャンヒョン:みんな泣きましたね。
ジンソク:僕は、ああいう生活がステキだなぁと憧れます。

<B>―皆さんは、あのぐらいになるまで、まだまだたっぷり時間がありますから。</b>
インソク:あと60年あります。
ジンソク:今を充実させないと(笑)。

<B>―日本でメジャーデビューしてから4年間の中で、一番楽しかったことは何ですか?</b>
ミンホ:楽しかったことが多すぎて…。
インソク:僕は「a-nation」。各会場の「a-nation」に出演しながら、毎週地方を回って、リリースイベントもやっていたので、すごく忙しくて、新世界でした。そのとき一番忙しかったんですが、一番楽しかったですね。僕、仕事が大好きなので。
チャンヒョン:僕はデビュー前、チャリティーイベントが開催された東京ドームで、1曲歌ったことあるんですよ。僕だけじゃなくて、みんな緊張して歌っていたんですけど、今考えると、楽しかったなって思いますね。

<B>―東京ドームは皆さんの夢の場所ですからね。</b>
ジンソク:だからデビュー前、あそこのステージに立てたなんて、不思議ですよね。

<B>―楽しかったことがいろいろあると言ったミンホさんはどうですか?</b>
ミンホ:いや~、何かな~。
チャンヒョン:じゃあ、パス!(笑) ジンソクは?
ジンソク:今日です。毎日楽しいことを更新していく、というのが僕の人生のモットーです!昨日より、もっと楽しく。昔と比べたくないですね。だから、今が大事です。きょうちょうど4周年記念イベントだし、たぶん、きょうが一番思い出になるんじゃないかなと思いますね。

<B>―では、逆に一番つらかったことは?</b>
ジンソク:僕は…。
チャンヒョン:それも、今!? (笑)
ジンソク:2年前、韓国での活動のため、韓国に帰ったことです。もちろん、韓国での活動もすごく楽しくて、思い出に残っているんですが、それまで日本でやってきたものがあるのに、それを置いて韓国に帰ったのが寂しかったです。日本のファンの皆さんが、僕たちの応援をするため、飛行機に乗って韓国まで来てくれたんですよ。そういう姿を見て、日本で活動できないのが悲しいなと思いました。
ミンホ:僕は、大阪のUSJで収録があったとき、ジョーズに乗ったんですけど、死にそうでした(笑)。日本に来て、一番つらかったです。

<B>―そのアトラクションがダメだったんですか?</b>
ミンホ:ジョーズがダメなんです。
ジンソク:サメがね。メガロドンとか。
ミンホ:ジョーズに関しては、写真を見るだけで、冷や汗が出るんですよ。
ジンソク:ジョーズに乗ったときは、ミンホは最初から最後まで、目を開けていなかったです。
ミンホ:その場にいること自体が、もうヤバかったです。吐きそうでした(笑)。
ジンソク:でも、怖かったですね。予想よりリアルすぎて。
チャンヒョン:うん、ちょっとリアルすぎて、怖かった。
ミンホ:あぁ良かった。この2人が怖かったっていうぐらいなら、僕本当に死んだかもしれないです(笑)。
チャンヒョン:近くまで、ジョーズが来るじゃないですか。
ミンホ:あー!! (と怖がるように背を丸め)きょうライブできないかも…。
一同:(大爆笑)

<B>―チャンヒョンさんはいかがですか?つらかったこと。</b>
チャンヒョン:日本に来たばかりのとき、日本語がぜんぜんできなくて、いつもメンバー5人だけで韓国語で話をしていたので、それがちょっと寂しい感じもして、そのときは帰りたいなって。そのときが一番つらかったです。
ジンソク:それはみんな同じですね。

<B>―4月3日から全国ツアー「SHU-I LIVE TOUR 2015 I-DREAM」がスタートしましたが、これまでの公演の中で、印象的だったことはありますか?</b>
インソク:初めて行った兵庫の三田ですね。他のアーティストがあまり公演をしない場所なので。初めてのところに行くときは、観光バスに乗って旅行に行く、みたいなワクワクした気分になるんですよね。

<B>―初めての場所で、お客さんの反応はどうでしたか?</b>
インソク:ワーワーって言ってくださって。僕たちもワーワーって言いました(笑)。
チャンヒョン:犬ですね(笑)。
インソク:僕たちも今出せるものを全部見せたので、すごく盛り上がりました!

<B>―仙台では牛タンを食べたという写真をブログにアップしていましたが、他にも何かおいしいものを食べましたか?</b>
ジンソク:三田で、有名だという三田牛のハムをいただきました。
チャンヒョン:少し焼いて食べたりしたんですけど、すごくおいしかったです!
ジンソク:肉好きの僕たちにとっては、本当に最高の。
インソク:プレゼントでした!

<B>―そしてこの後、4周年記念イベントが控えていますが、どんな心境ですか?</b>
ジンソク:緊張しています。

<B>―そうですか。いつもと変わらず、リラックスしているように見受けられますが。</b>
ジンソク:そう見えるだけで、実は緊張しているんです。4周年イベントだし、久しぶりに東京のファンの皆さんに会うので。
ミンホ:しかも、きょうは収録もあるので、緊張しています。
チャンヒョン:初めて歌う曲とダンスもあって、それを間違えたらどうしようって心配もあるし。でも、頑張ります!

<B>―では最後、リーダーのインソクさんからファンにメッセージをお願いします。</b>
インソク:この4年間、やってきたことがありすぎて、一つを選んで言うのは難しいんですが、やっぱり皆さんがいないとコンサートはできないし、日本で活動することもできないから、今よりもっと感謝の気持ちを出して、もっともっと表現するべきだなと思いました。今まであんまり表現してこなかったので。

<B>―ブログでは、積極的にファンに近づきたいということを言っていましたよね。</b>
インソク:そういうの苦手なんですよ。「愛してます」とか簡単に言えなくて。僕にとっては、その言葉が本当に一番言いづらいというか、難しいです。
ジンソク:なんかちょっと軽く言っちゃうと、重みがないし。チャンちゃんは「愛してます」をよく連発するんですけど(笑)。
チャンヒョン:ハイ、僕はめっちゃ言います(笑)。
インソク:自分自身に「本当にそれだけ愛しているのか」と問い詰めてみると、まだ自信がないというか。
ジンソク:でも、「大好きです」は言えますよ。
インソク:だからいつか、心から自信を持って「愛してます」を言いたいと思っているので、引き続き、たくさん応援していただけたらうれしいです。


 インタビューではミンホの意外な弱点も明らかとなり、デビュー当時の思い出話に花を咲かせていた「SHU-I」。ツアーで回った地方でのおいしい食べ物の話をしていたとき、「いただくものは何がうれしいか」と聞いたら、チャンヒョンが「手紙」と答え、ジンソクから「ファンからのプレゼントじゃなくて!」とつっこまれ、爆笑が起こるなど、楽しい掛け合いもあり、和気あいあいとした雰囲気でインタビューが終了した。

 ファンに感謝しつつ、デビュー5年目に突入した「SHU-I」がどのように更なる成長を遂げていくのか、目が離せない。


SHU-I / Smile For Me




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