ジェシカ(提供:news1)
ジェシカ(提供:news1)
「少女時代」は本当に8人組になってしまうのか?日中韓で大人気のK-POPガールズグループ「少女時代」のジェシカが突然「解雇説」を主張。所属会社の「SMエンタテインメント」(以下、「SMエンタ」)は「脱退説」を主張している。

ジェシカ(元少女時代) の最新ニュースまとめ

 「少女時代」の未来を予測するため、食い違う両者の主張や出来事を時系列で整理してみよう。

 日本と韓国の標準時を基準とする。

●2013年5月、ジェシカと韓国系在米事業家のタイラー・クォン氏との交際説が浮上

●2014年1月、ジェシカは「少女時代」の他のメンバーに対して、結婚したいと言い出す。時期に対する言及はない。

●2014年春、ジェシカは「SMエンタ」に対し、「個人的な事情で1枚のアルバムを最後にグループ活動を中断したい」と言い出す。

●2014年7月、ジェシカは「少女時代」の他のメンバーに対して、これ以上は活動ができない、ファッションデザイナーを目指し留学したい、ファッション事業のこと、などを話す。

●2014年8月初、ジェシカは自ら立ち上げるファッションブランド「BLANC」に関して「SMエンタ」と協議。

●2014年8月6日、ジェシカが「Blanc」を立ち上げ。初商品はサングラス。ジェシカ自らがブランドのモデルに。タイラー・クォン氏も投資をしているとの説あり。

●2014年9月初、メンバーたちが会議を招集、ジェシカに「事業か、『少女時代』か」の「二者択一」を迫る。

●2014年9月中旬、ジェシカとタイラー・クォン氏が弁護士と相談。その弁護士は、「東方神起」沙汰の時、「SMエンタ」との訴訟を担当していた「JYJ」の代理人。以降、ジェシカはアメリカ行き。ニューヨークではタイラー・クォン氏と一緒だったと言われている。

●2014年9月29日午前、ジェシカが翌日の中国イベント出演準備のため、韓国に入国。タイラー・クォン氏も同じ飛行便で韓国入国

●2014年9月29日午後、「SMエンタ」からジェシカに「退出通報」あり。

●2014年9月30日午前6時、ジェシカは中国版のツイッターである「微博」(ウェイボー)にハングルと英文で2つの書き込み。「事務所」と「他のメンバー8人」から、今日からジェシカは「少女時代」のメンバーではないという通知。「解雇説」の始まりだった。

●2014年9月30日午前9時30分、韓国の仁川国際空港に、中国・深せんでのファンミーティングのため、「少女時代」の8人が集まる。ジェシカの姿がなかった。

●2014年9月30日午前11時、「解雇」の原因は、タイラー・クォン氏が関与していたとされるファッションブランドの「BLANC事業」であるとの見方が広まる。

●2014年9月30日午後1時、所属事務所の「SMエンタ」が公式立場を発表。2014年の春、ジェシカ本人が「活動中止」の話を持ち出した、と説明。「脱退説」の始まり。

●2014年10月1日午前11時30分、ジェシカが公式立場を発表。「事業か、『少女時代』か」の「二者択一」を迫られたとの内容。


 以上のことだけで推測すると、ジェシカは「日中韓の共通アイドル」の肩書のまま、ファッション事業というプライベートでの夢も実現したかったと見られる。

 「SMエンタ」との契約書の中に、「副業禁止条項」は含まれていなかったと伝えられているが、やはりトップアイドルが二足のわらじを履くことは簡単なことではなかった。

 事務所側としても、ジェシカのブランド「BLANC」のローンチングは許可したものの、「副業と本業が逆転することはないように」と釘を差していたはず。
夢を追いたいジェシカの気持ちも充分理解できるが、副業に第三者、または、交際相手のお金と労力が全面的に介入している以上、本業である「アイドル業」に支障が出ることは避けられなかったようだ。

 本人にそういうつもりがなくても、他の8人のメンバーを含め、周りからすれば、副業そのものや第三者の存在はきっと目障りにだったに違いない。
 
 ジェシカの言う「解雇」と所属事務所の言う「脱退」の食い違い。これから、ジェシカと「SMエンタ」は、責任問題などをめぐり、訴訟に入る可能性もある。しかし、「SMエンタ」の他のガールズグループ「f(x)」にはジェシカの実の妹クリスタルもいるし、現在放送中のドラマ「僕にはとても愛らしい彼女」で、Rain(ピ)と共演しているなどの状況もあり、両者ともにこれ以上の紛争は望ましくないと思われる。

 これからの色々な未来像の中、8人組の「少女時代」とソロ活動とデザイン事業を並行するジェシカの姿がもっとも現実的かもしれない。



ジェシカ&クリスタル - Ep.03 : ジェ・ク in New York! 思い切りハンバーガーを食べる




Copyrights(C)wowkorea.jp 0