共同ライブ開催した「SHU-I」と「BIGSTAR」
共同ライブ開催した「SHU-I」と「BIGSTAR」
「So Hot Union of Idols」の意味を持つ「SHU-I」は韓国で2009年にデジタルシングル「BOOM BOOM BOOM」で「かわいい」と評判のルックスと親しみやすいキャラクターでデビュー。2011年5月には日本メジャーデビューし、当初「チワワ系アイドル」と呼ばれ愛されていた彼らも日本デビューから4年目に突入。最新シングルの「こんなに君を好きなのにどうして?」では成長した大人な雰囲気を見せ、今年の秋には定期ライブの復活が決まった「SHU-I」。

SHU-I の最新ニュースまとめ

 そして、共演するのは「BIGSTAR」。韓国のトップ作曲家「勇敢な兄弟」が自らプロデュースしたヒップホップアイドルグループ。2012年7月に「BIG START」でデビューし、2014年より活動の拠点を日本に移し、毎回違ったコンセプトで100回のコンサートを開催中。6月20日に50回記念公演をヤクルトホールで大盛況に終え、1歩ずつ力を増していく「BIGSTAR」。この2つのグループが夢の共演を果たし、7月21日東京・六本木ラフォーレミュージアムで「SHU-I vs BIGSTAR」が開催された。

 暗転し、まずステージに現れたのは「SHU-I」。大歓声に迎えられ次々と曲を披露。「1,2アニョハセヨ『SHU-I』です」とグループであいさつ。「いつもキラキラ『SHU-I』のチャンヒョンです。よろしくお願いします」とチャンヒョンが笑顔で語ると「キラキラしてんの?ちょっと痩せたよね?」とジンソクから突っ込みが入る。そんな突っ込みも笑顔でかわすチャンヒョンに続いては、ミンホ。「みなさん、今日は月曜日ですよね。でも休日ですね」と話し始めると、「今日は海の日だよ。知らないの?日本に来て4年目だぞ。常識だよ」とまたもやジンソクから突っ込みが入る。「知ってましたよ(笑)うん、海の日。みなさん最後まで盛り上がる準備は良いですか?『SHU-I』のミンホです。よろしくお願いします」と鋭い突っ込みにも負けずあいさつ。リーダーのインソクは「みなさん、今日は月曜日、海の日です。もう一回言いたかったんです(笑)。空、海、山、自然大好きな男『SHU-I』のリーダーインソクです。最後までよろしくお願いします」とあいさつ。最後はジンソクが「今日は僕たち『SHU-I』の事を初めて見る方も結構いらっしゃると思いますが、ちなみに顔は一番年上みたいですが、一番年下です」と明かしファンからは「えー?! 」と驚いた声が上がった。「えーじゃねーよ!! 」とすかさずファンにも突っ込みを入れて会場の笑いを誘い「『SHU-I』の末っ子ジンソクです。よろしくお願いします」とそれぞれがあいさつを終える。

 「みなさん『SHU-I』 vs 『BIGSTAR』のライブにようこそ!」と叫ぶと会場からは大歓声が起きた。「SHU-I」と「BIGSTAR」の共演でそれぞれのファンが来場しているという事で、改めてグループの紹介を「僕たち『SHU-I』は元々5人組なんですが、一人(ヒョンジュン)が兵役に行っているので4人で活動がんばっています。2009年に韓国でメジャーデビューして2010年に日本語もわからないまま日本に来てお先真っ暗だったんですが、それでもすごくがんばって、2011年5月、ついに日本でデビューが出来たんです。そして今年5月にメジャーデビュー3周年を迎える事ができました。日本初会えるチワワ系韓国アイドル、それが僕たち『SHU-I』です」とジンソクが流暢な日本語で紹介した。

 トークで会場を温めるとまた歌のステージへ。先月発売され、オリコンデイリーチャートで8位、ウィークリーチャートで11位を記録した最新曲「こんなに君を好きなのにどうして?」を披露。同曲はバラード曲ではあるが、ジンソク自ら振付をしたというダンスも注目する所となっている。しっとりと聞かせた後は、「Kiss My Life」でファンと一緒に踊り、まずは「SHU-I」が会場を一つにした。共演する「BIGSTAR」について「『BIGSTAR』は日本に来てまだ時間がそんなに経っていないので、日本語が本当にかわいいですよね。まるで僕たちが日本に来た時みたいですね」と語った。自分たちが日本に来た時の事を思い出し「最初日本に来た頃はチャンチャン(チャンヒョン)が一番日本語上手だったんですよ」と明かすと会場からは信じられないとばかりに大きな声が上がった。

 「SHU-I」のステージも後半に差し掛かった事をファンへ告げると、会場からは「え~、み~じ~か~い~」と「SHU-I」と「SHU-EYES(SHU-Iのファン)」のお決まりの掛け合いが見られたが、「BIGSTAR」のファンも会場には居るため、この掛け合いを全員に説明し、再度やり直すことに。会場は一瞬にしてひとつになり、「短い」コールを巻き起こした。「SHU-I」は「約束の場所」「HEY GIRL」とバラード曲からダンスナンバーまでを披露すると、「BIGSTAR」へバトンタッチ。

 「BIGSTAR」は、白を基調とした衣装で登場。3曲連続で激しいダンスパフォーマンスを見せると、会場も大興奮。「The future of brave sound 『BIGSTAR』!こんにちは。『BIGSTAR』です」と5人で声を揃えた後、一人ずつの自己紹介へ。「こんにちは、『BIGSTAR』の少年ボーカル、ジュドです。よろしくお願いします」とジュド。「僕の名前は?(ファン:パラム!)。はい、今日は『アイズさん(SHU-EYES)」も楽しんでください」と「SHU-I」のファンにもあいさつをするパラム。そして、「こんにちは。『BIGSTAR』のメインボーカル、レファンです。よろしくお願いします」とレファン。続けてフィルドッグが「みなさんこんにちは。『BIGSTAR』のやんちゃなリーダー、フィルドッグです。よろしくお願いします」と満面の笑みを浮かべながらのあいさつ。最後はソンハクが「みなさんこんにちは、『BIGSTAR』の魅力のかたまり、ファイティングを担当している、アメブロを担当している、器の広い男、努力の男ソンハクです、よろしくお願いします」とメンバーの中で一番長い自己紹介をしてファンから拍手を受けた。

 その後、ソンハクが代表して「BIGSTAR」のグループの紹介を。「僕たち『BIGSTAR』はその名の通りK-POPアーティストの中で最も輝く星になりたいという気持ちを込めて作られた名前です。メンバーそれぞれが好きなことや得意なことは違うけれど、ひとつになると自分たちが持っている以上のシナジー効果を出せるチームです。時には別々になってもいつどこでも輝くアーティストになりたいです」としっかりと紹介すると、メンバーからは「よく覚えましたね」と褒められ、ファンからも大きな拍手が送られた。

 歌のステージでは「ホロソギ(独り立ち)」「センガンナ(思い出す)」と2曲連続で披露。歌い終わるとレファンが「『SHU-I』先輩のファンのみなさんも一緒に盛り上がってくださって、本当にうれしいです。やっぱり音楽は力がありますね。みんながひとつになれました」と単独ライブとは一味違った一体感を楽しんでいる様子を見せた。「SHU-I」のジンソクと昔からの友達だというパラムは「日本で一緒に舞台をやりたいねとメールで言ってたんですが、この公演が決まって本当にうれしかったです」と語った。ジュドは「SHU-I」について「『SHU-I』さんと僕たちは本当に色が違います。味が違います」と話しだすとレファンから「何味?」と聞かれ「うまい味です。甘い味なのでメロン味」とかわいらしい笑顔で答えた。反対に「BIGSTAR」は?と聞かれると「辛い味。みんな辛い物が好きだから」と「BIGSTAR」と「SHU-I」の魅力を味で表現した。「僕は『SHU-I』さんと初めて会ったとき本当に優しい人たちだなと思いました」とソンハクも話し、「BIGSTAR」メンバー全員が「SHU-I」と仲良くなりたいと語った。

 「セロウンサラム」では、一人ずつ順番に同じ動きをする振付があり、パラムから一礼すると、メンバー全員が時間差で一礼していく。今度はフィルドッグが、頬に指を当ててかわいらしいポーズを始め全員が同じポーズを取るのだが、最後のパラムは照れてそのポーズを取らなかった。そのことについて歌が終わるとすぐにフィルドッグから「なんで、やらないの?」と詰め寄られ、レファンからも「できるできる」と言われ始め、ファンからも「見せて!見せて!」と煽られ、一瞬そのポーズを披露。すると客席からは「かわいい」と声が上がり、パラムはより一層照れた様子を見せ、ファンを喜ばせた。かわいい表情を見せた後は、「ヌッキミワ(感じる)」と「HOT BOY」でパワフルなステージで会場を魅了した。

 「SHU-I」と「BIGSTAR」がそれぞれのグループの魅力を存分に発揮したステージがすべて終了。アンコールではジンソク、パラム、フィルドッグの3人が黒の衣装で登場し、激しいダンスパフォーマンスでファンの視線を集めた。ダンスナンバーが会場にまだ鳴り響く中、残りのメンバーもステージに大集結し、全員でダンスを披露。その後は「SHU-I」と「BIGSTAR」が日本の名曲を歌い会場がひとつになって公演が終了した。

「SHU-I」と「BIGSTAR」は夢の共演を大盛況に終えそれぞれの活動に戻る。8月に福岡でのライブを控え、9月には定期ライブの復活と今後の活動も大忙しの「SHU-I」。レギュラー番組「Amazing KOREA」の出演が決定し、100回ライブに向けて日々練習を重ね、1公演ずつ経験を重ねるBIGSTAR。今後もこのふたつのグループの活動を期待したい。


SHU-I 「こんなに君を好きなのにどうして?」
SHU-I 「こんなに君を好きなのにどうして?」




Copyrights(C)wowkorea.jp 0