シン・ジョンファン
シン・ジョンファン
タレントのシン・ジョンファンを詐欺容疑で告訴していた芸能人志望生の両親が、この告訴を取り下げた。

 18日、ソウル中部警察署によれば、先月末シン・ジョンファンを詐欺容疑で告訴したA氏(62)側が、去る17日に告訴取り下げ状を提出したという。

 これを前にA氏は「シン・ジョンファンが息子(27)の芸能界進出を手助けするとし、2010年3月~4月に2回にわたって計1億ウォン(約1000万円)を要求し、これを支払ったが、何もしてくれなかった」とし、警察に告訴していた。

 シン・ジョンファンは、金銭を受け取った数か月後、海外を飛び回り賭博を行った容疑で起訴され、1審と控訴審でそれぞれ懲役8か月を言い渡された。

 しかし、警察は告訴を取り下げとは関係なく、捜査は続けていく方針だ。

 警察関係者は「詐欺罪は、名誉棄損や侮辱罪などと同じ親告罪や 反意思不罰罪ではない」とし、「告訴取り下げをするかどうかは、酌量の理由にはなるが、捜査は続けていかなければならない」と説明。

 また、同関係者は「告訴取り下げ状の提出はA氏本人ではなく、知人が行ったため、来週にもA氏を呼んで経緯を確認する方針」と明かした。

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