グループ「BIGSTAR」
グループ「BIGSTAR」
2012年韓国で「絶対ビッグなスターになる」という意味でグループ名を「BIGSTAR」としデビュー。デビュー後、ドラマやTV番組に活発的に出演し、音楽だけではなく様々な分野で活動をしている5人組アイドルグループ「BIGSTAR」。日本では今年4月より日本デビュー事前プロモーションとして100回のコンサート「100STORIES」を開催中であり、50回目の記念公演を6月20日(金)東京・ヤクルトホールにて開催した。

BIGSTAR の最新ニュースまとめ

 50回記念コンサートの会場は満席で、暗転するとこの日を待ち望んでいたファン達の大声援が起きた。ステージに大きく掛けられた幕にはメンバーがダンスをする影が一人ずつ映し出され、そのまま1曲目「HOT BOY」へ。男女6人のダンサーを引き連れて踊るメンバーはステージから伸びる花道にも足を伸ばし、広いステージをいっぱいに激しいダンスを見せた。「The future of brave sound BIGSTAR!こんにちは。『BIGSTAR』です」と5人声を合わせると客席からは大きな拍手と歓声が送られた。「みなさんこんにちは、『BIGSTAR』の魅力のかたまり、アメブロ担当しているソンハクです。よろしくお願いします」とあいさつ。続けてフィルドッグ「みなさんI say BIG, you say STAR! BIG? (ファン:STAR) BIG?(ファン:STAR) リーダーのフィルドッグです。よろしくお願いします」「みなさんこんにちは。『BIGSTAR』のメインボーカル、レファンです。よろしくお願いします」「欲しい?(ファン:欲しい!)欲しい?(ファン:欲しい!)欲しいラッパーパラムです。よろしくお願いします」「こんにちは。『BIGSTAR』のカッコいい(ファン:かわいい!! )かわいいじゃない、カッコいいボーカルジュドです。よろしくお願いします」とメンバーがファンと会話をするように一人ずつあいさつ。「今日は50回記念コンサートです。みなさん盛り上がっていますか?」とレファンが会場を確認するとすぐに次のステージへ。パワフルな歌とダンスパフォーマンスで会場を熱気の渦に巻き込んだ。

 「ホロソギ(独り立ち)」「センガンナ(思い出す)」を2曲連続で披露しソロコーナーへ突入。まずはフィルドッグ。会場中央からの登場にファンは大興奮。黄色のTシャツに着がえたフィルドッグは「すいません。あーめんどくさい」と言いながらダンサーと共にミュージカルのような演出を見せ、リズムアップしていくダンスにはファンも驚きを隠せず歓声が上がった。続いて登場したのはレファン。メインステージ上段に椅子が用意され、ギタリストと共に現れた。ブルーのライトに照らされ「as long as you love me」を披露し甘い歌声で会場を包んだ。しっとりと聞かせた後は、白のシャツに着がえてダンスバージョンにアレンジされた同曲でファンを魅了した。すっかり甘い空気に包まれた会場はジュドのソロ「there goes my baby」で更に深い甘い世界へと導かれ、間奏部分ではどこからともなくジュドの名前を呼ぶ声が高まった。ソロステージはソンハクへとバトンタッチされ、メインステージ上段でソンハクはマイクスタンドを使い「9月12日」を歌い切ると、階段をさっそうと降り、「rainism」を歌いながら白いジャケットを脱ぎ捨て花道へ。ステッキを使った激しいダンスを見せ、最後にはTシャツを破り鍛え上げられた腹筋を披露した。男らしさを見せつけたソンハクに続いてステージに姿を現したのはフィルドッグとパラム。二人の激しいダンスパフォーマンスが繰り広げられ、ファンの歓声は一段と大きくなった。パラムのソロでは、女性ダンサーと絡みながらセクシーなダンスを見せファンの視線を釘づけにし、低音ボイスで見事なラップも披露した。5人がまたステージに揃うと、新曲である「ボルムダル(満月)」も公開された。

 MCコーナーでは「ついにメント(コメント)だ。ずっとずっとステージをお見せしましたよ」とジュドが話し、「メント、お久しぶりですね、メントさーん」とふざけ始めるソンハクに「ソンハクさん、つまんない」とフィルドッグからの鋭い突っ込みが入った。
レファンは「今日正直たくさん心配しました。始めの曲から泣きそうになりました。『HOT BOY』みたいに盛り上がる曲なのに赤ちゃんみたいに泣きそうだったよ」とレファンが話すとパラムも泣くフリをし、ジュドは「僕は初めて、本当に緊張しましたが、今はファンのみなさんが応援してくれて大丈夫です」と、格好良く踊っていた「HOT BOY」もメンバーは緊張でいっぱいであったことを語った。

 この日ファンが手に持っていたペンライトはメンバーも初めて目にするもので、フィルドッグは「ペンライト初めて見た!欲しい欲しい!! 出せ出せ出せ~」とファンを煽って笑いを誘い、ソンハクは「僕は知りたいことがあります。みなさん、僕たち本当にカッコいいでしょ?(格好良い僕たちを見てるのに)何でまだ死なないんですか?」と自分たちが格好良いはずなのに、ファンがまだ物足りないのか心配しつつ満面の笑みをファンに向けた。レファンは「3か月くらい前に同じ場所でコンサートをやりましたが、今は前よりも日本語がうまくなったし、ステージも2階もあるよ」と舞台セットが前回よりも力が入っていることに喜びを表した。これはレファンだけでなくメンバー全員うれしいようで、パラムは「JUMP!JUMP!」と言いながらジャンプをしてはしゃぐ姿を見せ、ファンはそんな姿を「かわいい」と声に出して見守った。うれしい事はこれだけではない。「BIGSTAR」のレギュラー番組が始まる事を報告。スタッフから、漢字にふりがながふってある広告を渡され、「僕もできる(読める)」とレファンが読み、パラムとソンハクが一つの広告を二人で覗き込み、フィルドッグはジュドと後ろで遊ぶというなんとも自由な光景が繰り広げられたが、何度もつまりながらも、ファンにも手伝ってもらいながら読み切りしっかり?とファンにアピールした。

 メンバーの仲の良さはファンも周知だが、レファンとフィルドッグがこの公演が終わると一つの布団で一緒に寝る約束をしたという事を明かすと会場はざわつき始め、ソンハクが「一緒に寝ると何をしますか?」という質問を投げかけるとファンから悲鳴のような歓声が上がった。この会話はフィルドッグの「出て行って!」と言う一喝でしめられた。

 いよいよコンサートも終わりに近づき「今日もたくさん来てくれてありがとうございました。まだ50回ありますよ。泣かないで50回コンサートを終わりましょう」とレファンが話し、パラムは「僕も(ソンハクみたいに)ランニング破ります。後でやります。緊張しておいてください」と腹筋を見せる事を予告し、本編ラストの曲「セロウンサラム」へ。アンコールの「Be braves」「イルダンタルリョ(ひとまず走れ)」では激しいアクロバティックでソンハクの靴が脱げるハプニングも。パラムは予告通り「ヌッキミワ(感じる)」で着ていたタンクトップを破り腹筋を披露した。ダブルアンコールで「HOT BOY」を歌い、ステージ端から端へと弾ける5人。ステージを降り客席通路を歩きファンサービスをするメンバーも。すべての曲を歌い切り、深く一礼をした「BIGSTAR」はそのまま会場を後にするのかと思いきや、一礼後は各メンバーがそれぞれ不思議な動きを見せ、最後までファンを楽しませた。

 かねてからダンスの才能が認められている「BIGSTAR」だが、日本での50回のコンサートで確実に成長と進化を続けている。努力家のメンバーは日本語の勉強にも時間を惜しまず挑んでいる。残りの50回公演を終え100回目を迎える日が一体どんなグループになっているのか楽しみだ。


[M/V] 일단달려 - 빅스타 / Run&Run - BIGSTAR
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