今後の動向が注目される俳優ペ・ヨンジュン=(聯合ニュース)
今後の動向が注目される俳優ペ・ヨンジュン=(聯合ニュース)
新しい韓流スターが次々と登場する中、「元祖スター」として日本でブームを巻き起こした俳優ペ・ヨンジュン(41)が事実上、芸能活動を休止している。日本のメディアからは「6月結婚」の報道も飛び出したが、本業の役者では約7年にわたり作品に登場していない。

ペ・ヨンジュン の最新ニュースまとめ

 ドラマ「冬のソナタ」で一世を風靡(ふうび)したのが2002年。中高年女性らのハートをつかみ、日本の韓流ブームに火をつけた。
 その後、「スキャンダル」(03年)、「4月の雪」(05年)の2本の映画に出演した。ただ、俳優活動は07年の時代劇ドラマ「太王四神記」を最後に停止した状態。所属芸能事務所と関係のあるドラマに特別出演で顔を出した程度だ。
 この間、テレビやCMに登場する機会は激減した。昨年、日本の韓流ブーム10周年を祝うイベントで大賞に輝いたが、訪日時の熱狂ぶりも以前ほどではなかった。

 ◇6月結婚説も「具体的計画なし」
 プライベートでは日本のマスコミが6月に結婚すると報じた。お相手は韓国中堅財閥、LSグループの令嬢で、14歳年下のク・ソヒさん。クさんは結婚歴もあり「バツイチ」ということも話題になった。昨秋知り合ったとされる2人の結婚報道について、ペ・ヨンジュンが所属する事務所キーイーストは18日、「2人は交際中だが、結婚の計画はまだない」とコメントした。ペ・ヨンジュンは後輩俳優の演技にアドバイスを与えるなどして、毎日を過ごしているという。
 
◇慎重に次作を検討?
 キーイーストはペ・ヨンジュンの次期出演作について、「適当な作品が見当たらない」としている。韓国ではドラマや映画が数多く作られているが、見合った作品がないという。
 これについて、芸能関係者は「ペ・ヨンジュンのブランクが余りにも長くなったので、キャスティングするわれわれにとっても負担が大きくなった」と説明した。また大作だった「太王四神記」を超えるスケールの作品を選んでいるともささやかれる。これについてキーイーストは「恋愛ドラマでも、何でも良い作品があれば出演する」としている。

 ある芸能事務所の代表は「元祖韓流スターのペ・ヨンジュが芸能活動をしないのは国家的な損失」と指摘。一日も早く健在ぶりを示し、後輩たちのお手本になってほしいとラブコールを送った。

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