「JYJ」キム・ジェジュン
「JYJ」キム・ジェジュン
人気グループ「JYJ」のキム・ジェジュンは、財閥グループの本部長や捕盗庁従事官、トップスターから今回、小さな町のチンピラに変身する。

ジェジュン の最新ニュースまとめ

 歌手としてコンサートでロックナンバーを歌うときに見せたカリスマがブラウン管ではどのように盛り込まれるのか期待される。

 30日午後、ソウル・江南区(カンナムグ)のホテルで開かれたMBC新月火ドラマ「トライアングル」(原題)制作発表会でチャン・ドンチョル役を引き受けた歌手兼俳優のキム・ジェジュンは「非常に多様な姿をお見せすることができるキャラクター」と紹介した。

 彼は「ドンチョルには子どもの姿、チンピラの姿、他人に屈する姿、粘り強く勝とうとする姿など、本当に多様な姿がある」とし「そういえば、まだカッコよく見える場面はなかったようだ」と笑みを浮かべた。

 「トライアングル」は「オールイン 運命の愛」や「太陽を飲み込め」以降、5年ぶりにチェ・ワンギュ作家とユ・チョルヨンプロデューサーが意気投合した作品だ。両親を失った3兄弟が離れ離れになり、20年間存在さえ知らずに生きていたが、再会して兄弟の縁を続けていく内容。

 ジェジュン(JYJ)は貧しい環境で生き残ろう組織暴力団の一員となった次男チャン・ドンチョル役を引き受けた。上には兄ドンス(イ・ボムス)、下には弟ドンウ(「ZE:A」イム・シワン)がいる。

 「なぜかわからないが、この役がよかったんです。これまでの役柄は本当の僕が存分に出ていないキャラクターだったとするならば、今回は人間味が台本からにじみ出てきた。可能な限り、演じていないキャラクターに挑戦したいという欲があったのだが、まさにドンチョルがそうだった」。

 彼は「欲望を叶える過程で、今後どんな行動をするのか期待されているキャラクターだ。特に2人の兄弟とジョンヒに出会って、ドンチョルがどのように変わるのか僕も期待している」と述べた。

 ジェジュンはこれまでドラマや映画ではほとんど”品”のある役を演じた。ところが今回は180度相反する役だ。彼は演技変身について「ホ・ヨンダルはさらに人間味があって人を愛するキャラクター」とし「フレンドリーで気楽に感じる」と愛情を見せた。

 続けて「序盤は、以前とは違った演技が大変だったが、徐々に自然になってきた。演技すればするほど、“ヨンダルがかわいそうだ”、“僕も懸命に生きなければ”と思うようになった」と付け加えた。

 ジェジュンは俳優である以前にグループ「JYJ」のメンバーでもある。ソロとしてもアジアツアーを行っており、音楽の能力を披露した。計画を聞いてみると、作品が終わったらことしはグループとしての活動も期待できるそうだ。

 彼は「『トライアングル』が軍入隊前の最後の作品になりそうだ。入隊時期が正確に決まっておらず日付については、話すのが難しい。しかし下半期に『JYJ』のアルバムがリリースされ、その活動が終われば行くことになりそうだ」と語った。

 ドラマは今月5日午後10時に韓国で初放送される。

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