ヨ・ジング
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200億ウォン(約20億円)台の韓中合作映画「クォン・ボブ(拳法)」にキャスティングされていた俳優ヨ・ジングが、映画から降板することがわかった。

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 同映画の制作会社TPSカンパニーは11日、報道資料を通して「韓国映画界の期待の星であるヨ・ジングと『クォン・ボブ(拳法)』を共に作業することができなくなり残念に思っている」と明かした。

 制作会社は当初、来る8月にクランクインする予定だったが、ヨ・ジングの所属事務所が5~7月に他作品(私の心臓を撃て)への出演を決定したことで、制作会社と所属事務所はこの1か月間、葛藤を続けていたという。

 TPSカンパニー側は「5~7月は『クォン・ボブ(拳法)』クランクイン前の武術トレーニングや監督とのリーディングおよびキャラクター分析などをする重要な時期であるが、(ヨ・ジングの)所属事務所はこの時期に違う映画の撮影予定を組み込んでしまった」とし「双方の見解の違いにより、やむを得ず、契約を破棄することになった」と明かした。

 ヨ・ジングが降板することとなったため「クォン・ボブ(拳法)」の撮影日程が延期される可能性も出てきた。

 一方、映画「クォン・ボブ(拳法)」は、エネルギーが枯渇していく未来、偶然に犯罪者たちが集まって暮らす村“ビョルリ”に入ることになった高校生“クォン・ボブ”が、そこに隠された無限のエネルギーの秘密を巨大勢力から守ろうと戦うSF映画だ。

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