地上波3社、し烈な視聴率競争
地上波3社、し烈な視聴率競争
地上波放送3社の視聴率競争がし烈を極めている。

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 月火ドラマではMBC「奇皇后」が独走態勢に入っているのを除いては、水木ドラマ、週末ドラマ、日曜バラエティすべてにおいて視聴率順位が1%のポイントしか差が出ていない状況なのだ。

 24日、視聴率調査機関ニールセンコリアによると、23日に放送された日曜バラエティ番組視聴率の場合、全国基準で放送局3社が1ポイントの差でだったという。これと同様の接戦は、近年みることは難しかった。

 KBS2「ハッピーサンデー」が12.0%で2週連続1位を記録したが、SBS「日曜日が良い」(11.9%)、MBC「日晩」(11.7%)と大きな差はなかった。むしろ、前週より差がさらに縮まった。

 このような状況は、週末ドラマでも同じだ。土曜日から日曜日の10時に放送される地上波放送局のドラマは、MBC「鄭道伝(チョン・ドジョン)」とMBC「黄金の虹」、SBS「3度結婚する女」だ。

 23日の放送では「3度結婚する女」が16.9%で1位となったが、1位を交互に占めている「鄭道伝」(15.8%)とそれに続く「黄金の虹」(14.5%)もそれほど大差で負けているわけではない。

 午後8時より放送のMBC「本当に良い時代」が27.1%で週末ドラマ全体1位を記録したが、前作の勢いを考慮すると若干残念な数値ともいえるだろう。

 また、水木ドラマも同様に1~2位の番組が1%以内の僅差で接戦を繰り広げている。

 去る20日の放送では、第6話が放送されたSBS「スリーデイズ」が12.9%で1位となったが、KBS2「感激時代:闘神の誕生」も12.1%で乗り遅れてはいない。

 MBC「悪賢い離婚女」は力に欠けているようだが、視聴率8.7%で固定視聴層はまだ逃してはいない。以前のように視聴率5%未満の”興業失敗”ドラマは出ていない状況だ。

 このように視聴率競争が激化するなか、放送局が視聴者を獲得しようと放送時間を前倒しにする編成が無意味になる現象が起こっている。一例として、日曜バラエティ番組の一部は、予定されていた時間より約30分前倒しにして放送した。

 ある地上波放送局の関係者は「主力番組の間に視聴率競争が激化するなかで、文字通り放送局のすべてのメンバーが頭を痛めている」とし「これと同じく、し烈な競争がことしのサッカーワールドカップ中継まで続いていくだろう」と予想している。

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