チョン氏の両親は、死亡から8日が経過したこの日、故人の最期を見送ろうと葬儀の手続きを開始したという。
入棺を取り行った葬儀関係者は「チョン氏の遺体はこの日午後、両親と共に飛行機でソウルへと向かった。首都圏の病院へ移され、来る15日に火葬される予定だ」と明かした。
チョン氏の母親(52)は去る9日、インタビューで「娘が放送の撮影を行っていた際、電話で『撮影を終えて家に戻ったら、フリージアをプレゼントするね』と約束していた。その言葉を守りたい」とし「質素な葬儀であっても、娘の胸に美しいフリージアの花を置いてあげたい」と語った。
また母親は、チョン氏がとても慎重で、他人に配慮する性格だったと回想した。
これを前に母親は、遺族の立場として「番組に出演していた娘は、出演中になぜつらい思いをしていたのか、死を選択しなければならなかったのか、明らかにしたい」と訴えていた。
一方、事件を捜査している警察は通信資料とSBS「ペア」済州島編の撮影映像を分析し、強要や脅迫、屈辱的な行為の有無を調査しているという。
警察は去る10日、捜査の中間発表で「いまのところ撮影過程で犯罪被害や強要的な撮影シーンは確認されていない」と明らかにした。
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