SBSバラエティ出演者の自殺で携帯電話やSNSなど調査へ
SBSバラエティ出演者の自殺で携帯電話やSNSなど調査へ
SBS恋愛バラエティ番組「ペア」の出演者が、収録先である済州島の宿泊施設内トイレで死亡していた事件に関連し、警察は携帯電話の通話記録およびメッセージなどを分析し、自殺動機を解明すると発表した。

 6日、警察は去る5日に死亡したチョン某氏(28、女性)の両親と「ペア」制作スタッフ、出演者らを調査したのに続き、この日チョン氏の携帯電話通話記録、メッセージ送受信内容、SNS掲載物などを調査する方針だ。

 しかし、携帯電話がパスワード(暗証番号)で保護されているため、携帯電話機メーカーに協力を要請したという。

 また、制作スタッフなどに要請し、チョン氏がインターネット上に残した掲載物などがあるかを把握し、資料が存在する場合は分析、チョン氏の死亡直前に撮影されたカメラ映像も確保して分析する計画だ。

 一方、チョン氏の母親は警察の調査で「娘は『つらい』と電話で話していた」と陳述したことが伝えられている。

 母親は聯合ニュースとの電話インタビューに応じ、娘の自殺について憔悴しきった様子で「まだ問題が残っているため、告別式は延期している状態」と語った。

 チョン氏は去る5日午前2時頃、「ペア」収録地である済州島西帰浦市にあるペンション内トイレで死亡しているのを発見された。

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