【会見レポ】チュウォン“幸せな気持ちとプレッシャーが心の中に共存”KNTV「グッド・ドクター」日本初放送記念記者会見

主演ドラマが軒並み高視聴率を撃ち出し、韓国で「視聴率王子」の異名を持つ人気俳優チュウォンが1月11日（土）東京・中野サンプラザで「チュウォンファンミーティングJOO-WON SWEET SMILE CONCERT～Heal Your Heart～」を開催。

チュウォン の最新ニュースまとめ

　サヴァン症候群であり自閉症でもある小児外科専門医という難役に挑戦、韓国で最高視聴率21.5%を記録し、韓国月火ドラマで視聴率1位を獲得した最新主演作「グッド・ドクター」が2月16日(日)より韓国エンターテインメント総合チャンネルKNTVにて日本初放送。

　イベント前に同ドラマの日本初放送を記念し、記者会見が行われた。2011年11月以来、実に2年2か月ぶりの記者会見ということで、この日は多くの報道陣が詰めかけた。オールブラックのシックな装いで会見場に姿を現したチュウォンは爽やかな笑顔でその熱い歓迎に応えた。フォトセッションから会見がスタート。

　カメラマンの要望にモデル並みのスタイルと魅力的な笑顔でポーズをとるチュウォン。日本語や韓国語が飛び交う激しい取材合戦に照れた表情を見せたり、時にはクールにキメたりと様々なポーズで魅了した。

<b>－最新作ドラマ「グッド・ドクター」が日本で放送されると聞いていかがでしたか。</b>
とてもうれしく思っています。日本は個人的にも大好きな国ですし、このドラマが放送されるということは日本に行く機会もできるということなので、本当にうれしいです。日本に来ることができればファンの皆さまにもお会いできます。僕は「製パン王キム・タック」の時から、日本に来ると、とても気分がよくて、気持ちが盛り上がります。今回の「グッド・ドクター」は韓国では“ヒーリングドラマ”、“癒しのドラマ”と言われていたので、日本でもこの温かい心が伝わればいいなと思っています。

<b>－「グッド・ドクター」の見どころは？</b>
このドラマは小児外科の世界を描いているので、大きな手術シーンはありません。むしろ、子どもたちとの温かいふれあい、温かい愛が描かれています。また僕が演じたシオンの成長過程も描かれています。僕が成長すると同時に、周りの人たちも成長していくドラマであり、ヒーリングドラマでもあります。医学ドラマというと視聴者の皆さんは心臓をこのように触ったりすることよりも、感情の変化を見たいのだと思います。登場人物の気持ちが重点的に描かれていて心が温まるドラマなので、気楽に見てほしいと思います。

<b>－同ドラマで「2013年KBS演技大賞」“最優秀演技賞”、“ベストカップル賞”、“ネットユーザー賞”、“プロデューサー賞”の4冠に輝いた今のお気持ちは？</b>
とても幸せな気持ちです。“賞”というのはそれほど大きな意味があるとは思いませんが、頂くと本当にうれしいものです。大変だった撮影も“賞”を頂くことによって、報われるような気がします。今回このドラマで4つの賞を頂いたのですが、気分がよいと同時にプレッシャーもまた感じています。この賞に見合った活動をしなければいけないので、これからもっと頑張らなければと思います。また、次回作はどんな風に準備したらいいのか、幸せな気持ちと同時にプレッシャーという2つの気持ちが心の中に共存しています。

<b>－最後にイベント「チュウォンファンミーティングJOO-WON SWEET SMILE CONCERT～Heal Your Heart～」の見どころを教えてください。</b>
僕自身たくさんのものを持っているわけではないですが、持っている才能をできるだけ皆さんにお見せしたいと思っています。ここで“演技をする”というわけにはいかないので、唯一僕が得意としている歌とダンスを観て頂きたいと思います。韓国ではこういう機会があまりないので、ファンの皆さんと色々なお話もしたいし、そういう時間になればいいなと思います。僕は今、韓国でミュージカルの公演中です。大好きな歌やダンスを今日この場で楽しめたらと思っています。内容は去年の6月（ファンミーティング）と似ていますが、さらによい思い出になるように、よい時間を作りたいと思っています。

　この日はファンが見守る中の会見ということもあり、途中子どものファンに優しいまなざしを向け、手を振る彼の素顔も垣間見ることができた。最後に「ありがとうございました」と日本語と韓国語で真摯に感謝の言葉を伝えたチュウォン。短い時間ではあったが、終始和やかな雰囲気でイベントへの期待感を高めつつ、会見が終了した。

　ドラマ、映画、バラエティー番組、ミュージカルとその多才な活躍ぶりは今や飛ぶ鳥を撃つ勢い。実力派俳優チュウォンの益々の活躍に期待が高まる。