「KARA」再契約騒動、所属事務所の違うグループ活動は可能？

「KARA」二コルは「所属事務所との再契約はしない、『KARA』としての活動は続けたい」と話している。

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　日本では実際、アイドルグループ「AKB48」が所属事務所の異なるメンバーが集まる体制で活動している。メンバーが多いからこそ出来る事かも知れない。しかし、スケジュールの厳しい韓国アイドルグループとしては、果たして、このような方法が通用するのか。

　韓国芸能界では、過去、「god」がこの様な体制で活動していた。また、「SHINHWA」は最長寿アイドルグループと言われながら、今も同じシステムで活動している。女性グループとしては、「Brown Eyed Girls」のガインが他のメンバーとは違う所属で活動している。ガインはIUと同じLOEN社に所属事務所を移していて、IUの新作プロモーション・ビデオにも出演している。

　但し、グループ活動なだけに、現実的にはメンバーのスケジュール管理など、様々な問題が残る。「SHINHWA」の場合はメンバーたちが別途設立したSHINHWAカンパニー社がグループとしての活動を全但しているのが現状だ。「Brown Eyed Girls」ガインの場合は、ネガネットワーク社がグループ活動に関して全但している状況である。ネガネットワーク社は元々「Brown Eyed Girls」の所属事務所である。

　「KARA」二コルが来年1月まで所属事務所のDSP社との再契約を行わない場合、現実的にはDSP社が「KARA」としての活動を全但し、二コルは、グループ活動に限ってDSP社との関係を保つ可能性がある。スケジュール管理だけではなく、グループ名の権利関係もあるからだ。