「GALAXY EXPRESS」リーダーのイ・ジュヒョン
「GALAXY EXPRESS」リーダーのイ・ジュヒョン
ソウル中央地裁は29日、大麻を栽培し吸引した容疑で拘束起訴されたロックバンド「GALAXY EXPRESS」のリーダーでボーカルのイ・ジュヒョンに懲役8か月執行猶予2年を言い渡した。

 またソン部長判事は、保護観察と共に薬物治療の講義40時間を受けるよう命じた。

 ソン部長判事は「有名なバンドを率いる芸能人として、不法に大麻を栽培し吸引した罪質を重くみた」としながら「自身の陳述でしか明らかにすることのできない犯行を自白するなど、捜査に協力した点を考慮した」と明かした。
 
 イ・ジュヒョンは昨年4月から最近まで自宅と車などで15回にわたり大麻を吸引した容疑で先月、起訴された。さらに、ソウル東大門(トンデムン)京東市場で種子を購入し、母親に頼んで家庭菜園で大麻を栽培していたという。

 なお昨年3月、米国へ巡回公演を行っていた際、イ・ジュヒョンと共に大麻を吸引したギタリストのパク・ジョンヒョンも同じ容疑で起訴され、裁判を受けている。

 2007年にデビューした「GALAXY EXPRESS」は、メンバーらが大麻容疑で物議をかもしたことから、無期限で活動を中断している。

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