韓国映画「悪いやつら」のキャスト、公開日、あらすじ
まずは、映画「KT」を手がけるなど韓国に精通している阪本順治監督からは「この作品に暫く誰も勝てない。」という、これ以上ない大賛辞。さらに 阪本監督は「チェ・ミンシクは現代の勝新太郎である。」というコメントも。これまで数々の作品で本物の“いい男”たちを描いてきた名監督をして「現代の勝新太郎」と言わしめたチェ・ミンシクの怪演、これは思わず見たくなる。
“いい男”の作家といえば…伝説の名作「不夜城」など暗黒社会を描いたノワール小説を数多く生み出している作家・馳星周さん。その馳さんは「男臭さむんむん。とことん濃くて、とことん冷酷。欲望に飲みこまれた男の悪の顛末は圧巻だ!」と、本作に登場する“悪いやつら”の生き様と男っぷりを大絶賛。
また、人気ラッパーであると同時に映画ファンから本気の信頼を集めるライムスター宇多丸さんからは、「言わば東アジア血縁社会『グッドフェロー ズ』!」とのコメント。『グッドフェローズ』は宇多丸師匠がオールタイム・ベスト10に入れるほどのお気に入りだけに、この映画がいかに面白いか のお墨付きコメントと言えるだろう。
さらに、「息もできない」で日本の映画ファンに鮮烈な記憶を残した映画監督で、「かぞくのくに」や「中学生丸山」にも出演する俳優としても知られる韓国のヤン・イクチュンも「汚いシミになった悲しい歴史の時代。その中で寄生するように生きた人間の姿で、あの時代の生存のジャングルを見せ きった。」と本作を絶賛。映画の時代背景になっている80年代韓国を知るイクチュン氏のコメントは、さすがにぐっとくる。実は、イクチュン氏は、 この「悪いやつら」の監督ユン・ジョンビンが釜山映画祭で4冠を獲得した衝撃のデビュー作「許されざるもの」から大注目していたのだそうだ。
男の色気が漂う本作には、もちろん“いい男”を知る女性陣たちからのコメントも熱い。大人の女優の魅力溢れる余貴美子さんは、「格好悪くても我 武者羅に生きようとする人間臭さにおかしみや郷愁さえ感じた。」と、本物の“いい男”とは何かを知る大人の女性らしいコメント。韓国で長く活躍し、韓国俳優の実力を肌で知る女優・笛木優子さんは、「このキャスティングで見ないわけにはいかない!」とコメント。さらには、人気サスペンス作家で男の世界を描いても第一級の女性作家・乃南アサさんの「煮ても焼いても食えない連中の、見事なまでに薄汚れた人生。」という“悪いやつら”への愛溢れるコメントまで、80年代という時代に翻弄された男たちが繰り広げる人間ドラマと鳥肌もののラストへと胸躍らせるコメントが寄せられている。
他にも、裏社会に精通する犯罪ジャーナリストの丸山ゴンザレスさん、タレントのマイケル富岡さん、ウーマンラッシュアワーの村本大輔(芸人)さんなどからも、ユニークなコメントが届いた本作。主演の2人をはじめ、みんな<悪い顔>の“いい男”ばかり。薄汚れても、騙し合っても、それでも かっこいい男たちの生き様をたっぷりと堪能できるはず。公式HPで熱いコメント全文がチェックできる。映画「悪いやつら」は、8月31日(土)シネマート新宿、9月14日(土)シネマート心斎橋他全国順次公開!
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